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ショックウェイヴ・スーパーノヴァ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『ショックウェイヴ・スーパーノヴァ』
ジョー・サトリアーニスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル ハードロックインストゥルメンタル・ロック
時間
レーベル ソニー・ミュージックエンタテインメント/レガシー・レコーディングス
プロデュース ジョー・サトリアーニ、ジョン・クニベルティ、マイク・フレイザー
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 11位(オランダ[2]
  • 13位(スイス[3]
  • 22位(イギリス[4]
  • 23位(オーストラリア[5]
  • 32位(フランス[6]
  • 40位(ドイツ[7]
  • 46位(アメリカ[8]
  • 47位(イタリア[9]
  • 53位(ベルギー・フランデレン地域[10]
  • 67位(ベルギー・ワロン地域[11]
  • 89位(日本[1]
  • 91位(スペイン[12]
  • ジョー・サトリアーニ アルバム 年表
    アンストッパブル・モメンタム
    (2013年)
    ショックウェイヴ・スーパーノヴァ
    (2015年)
    ホワット・ハプンズ・ネクスト
    (2018年)
    テンプレートを表示

    ショックウェイヴ・スーパーノヴァ』(Shockwave Supernova)は、アメリカ合衆国のギタリスト、ジョー・サトリアーニ2015年に発表した15作目のスタジオ・アルバム。日本で先行発売された[13]

    背景

    [編集]

    アルバム・タイトルは、サトリアーニ自身を「ギター・クレイジー」に駆り立てる別人格を表現したものである[14]。本作では、2010年よりサトリアーニのバンドのメンバーとなったマイク・ケネリーに加えて、ジ・アリストクラッツ英語版のリズム・セクションとして知られるブライアン・ベラー英語版マルコ・ミンネマンが新メンバーとして起用されたが、4曲では前作『アンストッパブル・モメンタム』(2013年)と同様クリス・チェイニーとヴィニー・カリウタがリズム・セクションを務めた[15]。なお、ベラーとミンネマンの所属バンドであるジ・アリストクラッツは2016年、サトリアーニが主催するツアー「G3」のイタリアおよびドイツ公演に参加した[16]

    「ロスト・イン・ア・メモリー」は、1987年末(または1988年初頭)にスチュアート・ハム、ジョナサン・ムーヴァーと共に行われたジャムが原型で、『アンストッパブル・モメンタム』制作時にメロディが完成したが、チェイニーおよびカリウタの演奏に納得できずお蔵入りとなり、ビラーとミンネマンの演奏に差し替えた上で本作に収録された[17]。「オール・オブ・マイ・ライフ」は、元々はチキンフット用にデモ・レコーディングされていた曲である[17]

    反響・評価

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    母国アメリカでは、2015年8月15日付のBillboard 200で最高46位を記録した[8]。イギリスでは2015年6月8日付の全英アルバムチャートで22位となり、『クリスタル・プラネット』(1998年)以来17年ぶりに全英トップ40入りを果たしたが、翌週にはトップ100圏外に落ちた[4]。オランダのアルバム・チャートでは最高11位を記録し、同国において初のトップ20入りを果たした[2]。スイスのアルバム・チャートでは13位に達し、『ジ・エクストリーミスト—極—』(1992年)以来23年ぶりに、同国でトップ20入りした[3]

    Stephen Thomas Erlewineはオールミュージックにおいて5点満点中4点を付け「彼自身の舞い上がるような演奏と同様、バンドとの絡みも楽しめる、コラボレーション作品とも言えるレコード」と評している[18]

    収録曲

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    全曲ともジョー・サトリアーニ作曲。

    1. ショックウェイヴ・スーパーノヴァ - Shockwave Supernova - 3:53
    2. ロスト・イン・ア・メモリー - Lost in a Memory - 4:16
    3. クレイジー・ジョーイ - Crazy Joey - 3:39
    4. イン・マイ・ポケット - In My Pocket - 4:15
    5. オン・ペレグリン・ウィングス - On Peregrine Wings - 5:25
    6. カタクリズミック - Cataclysmic - 5:05
    7. サンフランシスコ・ブルー - San Francisco Blue - 3:22
    8. キープ・オン・ムーヴィン - Keep on Movin' - 4:26
    9. オール・オブ・マイ・ライフ - All of My Life - 4:05
    10. ア・フェイズ・アイム・ゴーイング・スルー - A Phase I'm Going Through - 4:02
    11. スカボロー・ストンプ - Scarborough Stomp - 4:03
    12. バタフライ・アンド・ゼブラ - Butterfly and Zebra - 1:47
    13. イフ・ゼア・イズ・ノー・ヘヴン - If There Is No Heaven - 5:10
    14. スターズ・レース・アクロス・ザ・スカイ - Stars Race Across the Sky - 4:48
    15. グッバイ・スーパーノヴァ - Goodbye Supernova - 5:47

    参加ミュージシャン

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    脚注

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    1. ^ a b ショックウェイヴ・スーパーノヴァ - ジョー・サトリアーニ”. オリコン. 2021年10月3日閲覧。
    2. ^ a b Joe Satriani - Shockwave Supernova - dutchcharts.nl
    3. ^ a b Joe Satriani - Shockwave Supernova - hitparade.ch
    4. ^ a b JOE SATRIANI | full Official Chart History | Official Charts Company - 「ALBUMS」をクリックすれば表示される。
    5. ^ australian-charts.com - Joe Satriani - Shockwave Supernova
    6. ^ lescharts.com - Joe Satriani - Shockwave Supernova
    7. ^ Offizielle Deutsche Charts
    8. ^ a b Joe Satriani Chart History - The Billboard 200”. Billboard. 2022年3月27日閲覧。
    9. ^ italiancharts.com - Joe Satriani - Shockwave Supernova
    10. ^ Joe Satriani - Shockwave Supernova - ultratop.be
    11. ^ Joe Satriani - Shockwave Supernova - ultratop.be
    12. ^ spanishcharts.com - Joe Satriani - Shockwave Supernova
    13. ^ 日本初回盤CD (SICP-30759)帯
    14. ^ 細川真平 (2015年7月17日). “SHOCKWAVE SUPERNOVA/JOE SATRIANI”. YOUNG GUITAR. シンコーミュージック・エンタテイメント. 2021年10月3日閲覧。
    15. ^ 日本盤CD (SICP 30759)ライナーノーツ(細川真平、2015年6月)
    16. ^ G3 Tour 2016 - Italy (Satriani/Vai/Aristocrats)”. Joe Satriani Official Website. 2021年10月3日閲覧。
    17. ^ a b Bosso, Joe (2015年7月21日). “Joe Satriani Takes You Track by Track Through His New Album, 'Shockwave Supernova'”. Guitar World. Future plc. 2021年10月3日閲覧。
    18. ^ Erlewine, Stephen Thomas. “Shockwave Supernova - Joe Satriani”. AllMusic. 2021年10月3日閲覧。