シャトル (レース)
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シャトルとは、タティングレースに用いる道具の一つ。紡績に用いられる杼(シャトル)と形状が似ており、より小型である。タティングレースは、18世紀に貴婦人のたしなみとして流行したため、装飾の施されたシャトルを持って描かれた肖像画が残っている[1]。
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マリア・アマリア・フォン・ザクセン(1724-1760)
18世紀の宮廷では高貴な女性がシャトルを手に持ち肖像を描かれた -
Beeton's Book of Needlework(1870)より、19世紀のタティング用シャトル
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20世紀初頭の金属性タティング用シャトル
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現代のタティングレースとビーズのアクセサリー
脚注
[編集]- ^ 聖光院有彩『NHKおしゃれ工房 タティングレース』日本放送出版協会、2000年、ISBN 4140311029