シパダン島
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全景 | |
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座標 | 北緯4度6分52.86秒 東経118度37分43.52秒 / 北緯4.1146833度 東経118.6287556度座標: 北緯4度6分52.86秒 東経118度37分43.52秒 / 北緯4.1146833度 東経118.6287556度 |
行政 | |
シパダン島 (マレー語: Pulau Sipadan) は、マレーシアのサバ州に属するセレベス海の島。死火山の上の珊瑚礁からできている。インド太平洋の中心に位置し、400種以上の魚と数百種類の珊瑚からなる豊かな生態系を誇る。ガラパゴス諸島(エクアドル)やチューク州(ミクロネシア連邦)と並んでスクーバダイビングの名所である。
歴史
[編集]1963年、独立直後のマレーシア政府をそれを引き継いだ[1]。
1989年のジャック=イヴ・クストーの映画の「海亀の幽霊」[2]では、彼は「私は45年前にシパダン島のような場所を見たが、それらは今はもう無い。やっと触れられていない芸術の欠片を見つけられた」と述べた[3]。
2000年4月23日、フィリピンのモロ人武装勢力のアブ・サヤフが21人を誘拐した(シパダン島誘拐事件)。武装勢力はボートで上陸し、10人の観光客と11人の観光施設職員を銃で脅して船に乗せた。被害者はホロ島(フィリピンのスールー州)に拉致されたが、後に全員解放された。
2002年、マレーシアとインドネシアの係争地域だった島に対し、国際司法裁判所 (ICJ) が付近のリギタン島と共に、イギリス植民地時代からマレーシアが実効支配しているとしてマレーシア領と認めた[4]。尚、フィリピンがボルネオ島北部の領土主張を基にシパダン島に対する手続に干渉しようとしたが、2001年にICJに却下された。
脚注
[編集]- ^ “Sipadan Island”. Tourism Malaysia. 23 May 2014閲覧。
- ^ “Cousteau Theatrical Films and Television Programs” (PDF). Cousteau Society. 19 July 2011時点のオリジナルよりアーカイブ。6 April 2018閲覧。
- ^ “Diving Sites [A Brief History of Pulau Sipadan]”. Semporna District Council. 16 February 2009時点のオリジナルよりアーカイブ。6 April 2018閲覧。
- ^ “The Court finds that sovereignty over the islands of Ligitan and Sipadan belongs to Malaysia”. International Court of Justice (17 December 2002). 9 April 2014時点のオリジナルよりアーカイブ。9 April 2014閲覧。