ザ・シャデラックス
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ザ・シャデラックス (The Shadracks) は、1960年代後半に活動した、日本のカレッジ・フォーク・グループ、コーラス・グループ。1966年の「君について行こう」などのヒットで知られる[1]。
経歴
[編集]関西学院グリークラブのメンバーであった、山中敏(ギター、テナー)、森山哲至(ギター、テナー)、時枝康郎(バンジョー、バリトン)、猪原真作(ベース、バリトン)によって1963年に結成される[1][2]。
日本コロムビアから1966年にデビューして、「君について行こう」などがヒットした[1][2]。翌1967年には、外国曲のカバーを集めたアルバム『虹と共に消えた恋』を発表した[3]。
その後、CBSソニー(後のソニー・ミュージックエンタテインメント)に移籍し[1][4]、1970年に岸洋子との競作となったシングル「希望」を出し、さらに、アルバム『希望』を発表した[2]。当時のシャデラックスは、ヒット曲に恵まれない中で、年間150ステージをこなす精力的な活動を続けていた[2]。また、岸洋子との共演の機会もしばしばあった[2]。
ディスコグラフィ
[編集]アルバム
[編集]シングル
[編集]- 日本コロムビア
- 君について行こう / 恋する娘たち、1966年6月[5]
- (有田弘二/ザ・シャデラックス)スキーかついで / ロッジの灯、1966年12月
- 世界は二人のために / フサコのふるさと、1967年6月[6]
- 白い雲のバラード / 春を待つ恋、1968年[7]
- ACTレコード
- みんなでつくろう / 友よ、1968年6月[8]
- CBSソニー
- 希望 / 君の祖国を、1970年(SONA860109)[9]
- 今, 今, 今 / 美しい世界 1971年(SONA86167)[10]
- 神戸まつり音頭 / ラッパラララ神戸[11] 1972年(CORD30015)
脚注
[編集]- ^ a b c d e “プロフィール ザ・シャデラックス”. 日本コロムビア. 2021年2月15日閲覧。
- ^ a b c d e f “「希望」ヒットで張切るザ・シャデラックス 持味を生かし成功 岸洋子”. 朝日新聞・東京夕刊: p. 6. (1970年8月27日) - 聞蔵IIビジュアルにて閲覧
- ^ a b ザ・シャデラックス - Discogs
- ^ a b ザ・シャデラックス - Discogs
- ^ ザ・シャデラックス - Discogs
- ^ ザ・シャデラックス* – 世界は二人のために - Discogs
- ^ ザ・シャデラックス* – 白い雲のバラード / 春を待つ恋 - Discogs
- ^ “みんなでつくろう / 友よ”. Rate Your Music / Sonemic, Inc.. 20221-02-15閲覧。
- ^ ザ・シャデラックス - Discogs
- ^ “《新宿》ディスクユニオン体験記 後編 答え合わせのアイラビュー♡”. CREA / 文藝春秋. 20221-02-15閲覧。
- ^ タイムトリップ神戸 - 「神戸まつり音頭」/「ラッパラララ神戸」 5月の第3日曜日とその前日に開催される神戸まつり。...、Facebook、2021年5月14日。