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サーリセルカ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
サーリセルカ

Saariselkä
サーリセルカ
サーリセルカ
地図
サーリセルカの位置(ラッピ県内)
サーリセルカ
サーリセルカ
サーリセルカの位置(フィンランド内)
サーリセルカ
サーリセルカ
北緯68度25分10.8秒 東経27度24分35.1秒 / 北緯68.419667度 東経27.409750度 / 68.419667; 27.409750
 フィンランド
ラッピ県
自治体 イナリ
人口
(2018年)
 • 合計 311人
郵便番号
99830
市外局番 016

サーリセルカフィンランド語: Saariselkä)は、フィンランドにあるである[1][2][3]:5

概要

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ラップランド・ホテル・リエコンリンナ
レストラン・フィップ
カウニスパーの丘

ラップランドの北部に所在する[4]北極圏に位置する[5]ラッピ県イナリに属する[1][6]欧州自動車道路E75号線の沿いにある[7]。観光保養地として知られている[2]

ウルホ・ケッコネン国立公園の北西端に隣接し、同国立公園への入口の1つでもある[7][8]オーロラが鑑賞できる場所としても知られる[9][4]。人口は311人であり、そのうち男性が157人、女性が154人である(2018年12月31日時点)[10]。郵便番号は99830であり、市外局番は016である[11][4]

サーリセランティ通り (Saariseläntie) の5番地には、レストラン・テーレンペサ (Teerenpesä) があり、7番地には、ホリデークラブ・サーリセルカ (Holiday Club Saariselkä) が、13番地には、ラップランド・ホテル・リエコンリンナ (Lapland Hotels Riekonlinna) がある[12][13]。カウニスパーの丘 (fi:Kaunispää) は438メートルの標高をもち、頂上付近にはレストラン・フィップ (Kaunispään Huippu) がある[14][15]

歴史

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聖パウロ礼拝堂

1950年代末期から1960年代初期の頃に、著作家のクレルヴォ・ケンッピネンフィンランド語版による著作物や自然保護に関する論争によって、当地の名が一般に広められていった[16]。1961年、フィンランド自然保護協会英語版らは、当地での森林伐採を防止し、自然を保護する取り組みを開始した[16]。1968年、フィンランド銀行によって山小屋が建てられる。新築を祝うセレモニーには、当時同銀行の総裁を務めていたマウノ・コイヴィストらが列席している[17]

1996年、聖パウロ礼拝堂 (fi:Saariselän tunturikappeli) が創設される[18]。2013年2月16日、アングリーバードアクティビティーパーク (Angry Birds Activity Park) が開設される[19]。2017年12月6日、スター・アークティックホテル (Star Arctic Hotel) がカウニスパーの丘に開設される[20][21]

脚注

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  1. ^ a b “Finland’s first coronavirus patient began to show symptoms three days ago”. Helsinki Times. (2020年1月30日). https://www.helsinkitimes.fi/finland/finland-news/domestic/17272-finland-s-first-coronavirus-patient-began-to-show-symptoms-three-days-ago.html 2020年6月29日閲覧。 
  2. ^ a b サーリセルカ デジタル大辞泉の解説”. コトバンク. 2020年6月29日閲覧。
  3. ^ 小内透 (2016年3月31日). “序章 フィンランド・サーミの概況と歴史”. 北海道大学大学院教育学研究院教育社会学研究室. 2020年6月29日閲覧。
  4. ^ a b c 『地球の歩き方 北欧』 2017, p. 522.
  5. ^ Unique opportunity TO INVEST IN FINNISH LAPLAND”. Saariselkä Oy. 2020年6月29日閲覧。
  6. ^ KUNNAT 2016”. Verohallinto. 2020年6月29日閲覧。
  7. ^ a b National Park Urho Kekkonen”. Metsähallitus (2018年8月). 2020年6月29日閲覧。
  8. ^ URHO KEKKONEN NATIONAL PARK”. Korvatunturi. 2020年6月29日閲覧。
  9. ^ オーロラ - キツネが飛び散らせる火花?”. フィンランド政府観光局. 2020年6月29日閲覧。
  10. ^ Population in urban settlements and sparsely populated areas by age, sex and municipality, 2018”. フィンランド統計局. 2020年6月29日閲覧。
  11. ^ Services - 876-2015”. TED. 2020年6月29日閲覧。
  12. ^ 『地球の歩き方 北欧』 2017, p. 525.
  13. ^ ホリデークラブ・サーリセルカ”. フィンランド政府観光局. 2020年6月29日閲覧。
  14. ^ Saariselkä - Outdoor resort in northernmost Lapland”. Inari-Saariselkä Tourism Ltd. 2020年6月29日閲覧。
  15. ^ Main”. Kaunispään Huippu. 2020年6月29日閲覧。
  16. ^ a b Jarkko Saarinen (1998年). “Wilderness, Tourism Development, and Sustainability: Wilderness Attitudes and Place Ethics”. US Forest Service. 2020年6月29日閲覧。
  17. ^ Saariselkä juhlii – 50 vuotta aitoa Lapin tunnelmaa”. Ski.fi (2019年12月19日). 2020年6月29日閲覧。
  18. ^ “Saariselän kappelilla on ainutlaatuinen alttaritaulu”. Saariselän Sanomat. https://www.saariselansanomat.fi/elamys/saariselan-kappelilla-on-ainutlaatuinen-alttaritaulu-6.269.1543402.be9daafffe 2020年6月29日閲覧。 
  19. ^ Angry Birds Activity Park Opened in Saariselkä on 16 February”. Holiday Club. 2020年6月29日閲覧。
  20. ^ Star Arctic Hotel(スター・アークティックホテル)”. フィンランド政府観光局. 2020年6月29日閲覧。
    Star Arctic Hotel”. フィンランド政府観光局. 2020年6月29日閲覧。
  21. ^ Star Arctic Hotel: A top-class Arctic experience”. Scan Magazine. 2020年6月29日閲覧。

参考文献

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  • 「地球の歩き方」編集室(編集)『地球の歩き方 北欧 2017〜2018年版』ダイヤモンド・ビッグ社、2017年6月。ISBN 978-4-478-06052-0