サン=ナボール
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Saint-Nabor | |
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行政 | |
国 | フランス |
地域圏 (Région) | グラン・テスト地域圏 |
県 (département) | バ=ラン県 |
郡 (arrondissement) | モルスアイム郡 |
小郡 (canton) | ロサイム小郡 |
INSEEコード | 67428 |
郵便番号 | 67530 |
市長(任期) |
フランソワ・ランツ (2008年-2014年) |
自治体間連合 (fr) | C.C. du canton de Rosheim |
人口動態 | |
人口 |
469人 (2009年) |
人口密度 | 248人/km2 |
住民の呼称 | Saint-Naborois[1] |
地理 | |
座標 | 北緯48度26分46秒 東経7度25分28秒 / 北緯48.4461度 東経7.4244度座標: 北緯48度26分46秒 東経7度25分28秒 / 北緯48.4461度 東経7.4244度 |
標高 |
平均:m 最低:265 m 最高:630 m |
面積 | 1.89km2 |
サン=ナボール (Saint-Nabor)は、フランス、グラン・テスト地域圏、バ=ラン県のコミューン。アルザスがドイツ帝国領であった1871年から1918年までは、17世紀にフランスに併合される以前のドイツ語名ザンクト=ナボル(Sankt-Nabor)となっていた。
地理
[編集]サン=ナボールはサント=オディール山の麓にある。ストラスブールの南西30kmのところにある。
歴史
[編集]サン=ナボールとは殉教したキリスト教徒の兵士の名である。彼の遺体は764年にメス司教クロドガングによって修道院に納められた。村の存在は、クロドガングがローマから聖ナボールの遺体を移した8世紀に記された。1050年、オエンブール修道院が村を領地とした。サン=ナボールは、今は廃墟となっているニーデルミュンステール修道院に属した。1543年に修道院が解散すると、村はストラスブール大聖堂の参事会に依存し、施設の所有はフランス革命まで続いた。サン=ナボールの教区は1666年まで独立したままであった。
史跡
[編集]- ニーデルミュンステール修道院 - 700年代に聖オディールがオエンブールへ行けない巡礼者のため創設。カール大帝が奇跡の十字架を寄進後、巡礼地となり、1016年以降は修道院長を修道院が選ぶ権利を神聖ローマ皇帝から授けられた。16世紀の宗教改革とドイツ農民戦争で火事にみまわれ廃墟となった。
- サン=ニコラ礼拝堂 - 巡礼者の施療所付属礼拝堂
- オットロット=サン=ナボール採石場 - 17世紀以降、ここで採取された固い石は道路工事や鉄道敷設に用いられた
人口統計
[編集]1962年 | 1968年 | 1975年 | 1982年 | 1990年 | 1999年 |
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215 | 235 | 246 | 351 | 434 | 479 |
脚注
[編集]- ^ Décision du conseil municipal du 17 décembre 2009
- ^ Saint-Nabor sur le site de l'Insee