サンウィンマキン
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サヌインマキン | |
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種類 | 菓子 (モント) |
発祥地 | ミャンマー (ビルマ) |
地域 | 東南アジア |
関連食文化 | ミャンマー料理 |
主な材料 | セモリナ、コンデンスミルク、バター、ココナッツミルク、ケシの種子 |
類似料理 | カノムモーゲーン、ハルヴァ、スギーケーキ |
サヌインマキン (ビルマ語: ဆနွင်းမကင်း ;発音 [sʰənwɪ́ɴməkɪ́ɴ] )とは、ミャンマーの伝統的な菓子である。ミャンマーでは一般的に同国の伝統的な寄付の饗宴やサトゥディタの饗宴で食べられるほか、路上の屋台でも広く売られている[1]。 ミャンマーはインドとタイ王国に挟まれた国であり、この菓子はインドのハルヴァ、タイのカノムモーゲーンと類似している。
サヌインマキンの中で最も人気のある、シュウェギサヌインマキン(ရွှေချီဆနွင်းမကင်း)またはシュウェギモント(ရွှေချီဆနွင်းမုန့်)は、セモリナ粉やコンデンスミルク、バター、ココナッツミルク、ケシの種子を主たる材料とする[1]。いくつかの調理法においては、卵、カシューナッツ、レーズンが用いられることもある[2] [3]。近頃では、芋サヌインマキン(အာလူးဆနွင်းမကင်း)やバナナサヌインマキン(ငှက်ပျောဆနွင်းမကင်း)[4] [5])を作るために、セモリナの代わりとして他のでんぷんが代用されるようになっている。 日本の新聞「朝日新聞」の特派員・染田屋竜太はサヌインマキンの食感を餅にたとえており、かなりおなかにたまりやすいと述べている[6]。
参考文献
[編集]- ^ a b Aye, MiMi (2019-06-13) (英語). Mandalay: Recipes and Tales from a Burmese Kitchen. Bloomsbury Publishing. ISBN 9781472959485
- ^ Tan, Desmond; Leahy, Kate (2017-03-28) (英語). Burma Superstar: Addictive Recipes from the Crossroads of Southeast Asia [A Cookbook]. Potter/Ten Speed/Harmony/Rodale. ISBN 9781607749516
- ^ Gill, Mohana (2013-12-15). Myanmar: Cuisine, Culture, Customs. Marshall Cavendish International Asia Pte Ltd. ISBN 9789814561716
- ^ “အာလူးဆနွင်းမကင်း” (ビルマ語). Food Magazine Myanmar. 2019年11月15日閲覧。
- ^ “ငှက်ပျော ဆနွင်းမကင်း” (ビルマ語). Food Magazine Myanmar. 2019年11月15日閲覧。
- ^ 朝日新聞国際報道部 (2018年7月16日). “【世界のおやつ】マーチしないコアラ、「国宝級」のチョコがある国は”. withnews.jp. 2021年3月7日閲覧。