サマーバレンタインデー
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サマーバレンタインデーは、七夕にあやかったいくつかの販促イベントである。
概要
[編集]1986年にサマーバレンタイン実行委員会が「制定」し、メリーチョコレートカムパニーが2010年から、7月7日を「サマーバレンタインデー」として、日本記念日協会に申請し、2010年3月に登録された[1]。同年に20回を迎えた西日本食品産業創造展では、3回目となるサマーバレンタインフェスタが開かれ[2]、東日本大震災のあった2011年には、兵庫県三田市のサマーバレンタイデーに合わせて行われた洋菓子のイラストコンテストで、被災地復興を願ったケーキが受賞し販売されるなどしている[3]。また、チョコレート・洋菓子以外にも、7月初旬から8月中旬にかけてさまざまな製品が販売され、福岡市の百貨店では七夕にちなんだ太巻きが販売されたり、生花業界ではサマーバレンタインのプレゼントにヒマワリを提案したりしている[1]。
似たような動きは他にもある。銀座・有楽町にあるデパートはかつて七夕の日を「ラブ・スターズ・デー」とした。また、1990年には新宿のデパートが「意中の人にプレゼントをする日」として「サマーラバーズデー」を行った。
脚注
[編集]- ^ a b “サマーバレンタインデー、太巻き・プリン…知恵絞る業界”. 朝日新聞. (2010年7月6日) 2012年5月12日閲覧。
- ^ “西日本食品産業創造展’10 統一テーマは「地産地消」”. 日刊工業新聞. (2010年5月18日) 2012年5月12日閲覧。
- ^ “震災復興の思い、ケーキに 三田の主婦がデザイン ”. 神戸新聞. (2011年7月20日) 2012年5月12日閲覧。