コンテンツにスキップ

サタデースポーツ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
サタデースポーツ
ジャンル スポーツニュース
出演者 以下を参照
製作
制作 NHK
放送
映像形式リアルタイム字幕放送(2015年4月 - )
放送国・地域日本の旗 日本
第1期
放送期間1990年4月 - 2005年12月
放送時間放送時間の変遷を参照
第2期(2011年4月から2013年3月まで)
出演者松尾剛
山岸舞彩
酒井博司 ほか
オープニング野崎良太「Walk on」
エンディング同上
放送期間2011年4月2日 - 2013年3月23日
放送時間土曜日 22:15 - 22:45
もしくは22:00-22:30
放送分30分
第2期(2013年4月から2015年3月)
出演者松尾剛
杉浦友紀 ほか
放送期間2013年3月30日 - 2015年3月28日
放送時間土曜日 22:00 - 22:30
もしくは21:20-22:20
放送分30分
第2期(2015年4月から2016年3月まで)
出演者杉浦友紀
一橋忠之
放送期間2015年4月 - 2016年3月
放送時間土曜日 23:00 - 23:30
放送分30分
第2期(2016年4月から2018年3月まで)
放送期間2016年4月 - 2018年3月
放送時間土曜日 21:50 - 22:20
もしくは22:15-22:45
放送分30分
第2期(2018年4月から2021年3月)
放送期間2018年4月 - 2021年3月
放送時間土曜日 21:50 - 22:10
放送分20分
公式サイト
第2期(2021年4月から2022年3月)
放送期間2021年4月 - 2022年3月
放送時間土曜日22:20 - 22:40
放送分20分

特記事項:
一部年度・出演者を除き『サンデースポーツ』と出演者は共有している。またNHKプロ野球Jリーグ中継その他の特番による時間の繰り下げあり。
テンプレートを表示

サタデースポーツ』は、1990年4月から2005年12月まで第1期として放送され、その後2011年4月から2022年3月まで第2期として放送されていたNHK総合テレビ土曜日スポーツニュース番組。サンデースポーツの姉妹編とされている。

第1期

[編集]

1989年度は月曜から土曜にスポーツタイムが放送されていたが、1990年春の改編でミッドナイトジャーナル開始に伴い平日の枠が撤廃。残された土曜日の枠をこの番組に移行した。

初年度のみ局名を冠した『NHKサタデースポーツ』というタイトルだったが、1991年度よりタイトルから局名を外して『サタデースポーツ』のみとなり、最終回に至る。2006年1月以降、土曜日のスポーツニュースはつながるテレビ@ヒューマンの1コーナーとして内包されていたが、2007年4月の番組改編により単独番組(『土曜スポーツタイム』)として復活した。

放送時間の変遷

[編集]
  • 1990年 4月 - 1991年 3月: 22:15 - 22:40
  • 1991年 4月 - 1994年 3月: 22:30 - 23:00
  • 1994年 4月 - 1996年 3月: 22:15 - 22:50
  • 1996年 4月 - 1996年 9月: 22:30 - 23:00
  • 1996年10月 - 2000年 3月: 22:15 - 22:50
  • 2000年 4月 - 2004年 9月: 21:50 - 22:20
  • 2004年10月 - 2005年12月: 21:52 - 22:20(NHKスペシャル等前番組の内容によっては時刻変更の場合あり)

歴代メイン司会者

[編集]
期間 司会者名
1990.4 1991.3 森中直樹 宮田佳代子
1991.4 1992.10 福島敦子 梨田昌孝
1992.10 1993.3 吉田賢
1993.4 1994.3 西田善夫 斎藤英津子
1994.4 1995.3 青島健太 草野満代
1995.4 1997.2 松木安太郎
1997.2 1997.3 藤井康生
1997.4 2000.3 有働由美子 内山俊哉
2000.4 2002.3 泉浩司
2002.4 2005.12 堀尾正明 青山祐子
  • 特に肩書きのない人物はNHKアナウンサー(福島は専属契約アナウンサー)。◎は外部キャスター、○はNHKスポーツ専属解説者。
  • 梨田は大阪近鉄バファローズコーチ就任の為、草野はNHK退職の為いずれも年度途中で降板。
  • 青島、松木以外のキャスターはいずれも『サンデースポーツ』を兼務。

コメンテーター

[編集]
アナウンサーがメインを担当するようになった1997年以後
  • 早野宏史(サッカー:1997年4月 - 1998年末、2002年4月 - 2004年6月)
  • 宮澤ミシェル(サッカー:2004年8月 - )
  • 井原正巳(サッカー:2003年 - 、主として日本代表関係の解説)

ナレーター

[編集]
  • 竹下良則他(クレジットなし)
    ニュース映像は原則としてナレーターが原稿を読んでいた

企画モノ

[編集]
  • サタデースポーツではサンデースポーツと同じように今注目されているスポーツ選手・チームやイベントを取り上げたミニ特集を放送してきたが、2005年度からはそれを「サタデーアイ」と題して放送する事になった。
  • なお、2006年1月から一連の不祥事からの経営改善を図る番組大改正の一環としてこの時間帯にドラマ枠(22:00 - 22:58、1 - 2月は「氷壁」=井上靖作を6回)を設ける関係で、2005年12月17日放送を最後に終了。(スポーツニュースについては時間枠を「つながるテレビ@ヒューマン」(22:58 - 24:00)と、ドラマ枠の前・21:52 - 22:00に放送する前座プログラム「ニュース&速報スポーツ」に移動した)

第2期

[編集]

2011年春の改編に伴う番組編成において、『土曜スポーツタイム』を3月で終了させ、4月より土曜夜のスポーツニュース枠に『サタデースポーツ』のタイトルを2005年以来6年ぶりに復活させることになった。

基本的な放送時間は『土曜スポーツタイム』より15分繰り上げられ、22:15 - 22:45に設定された[1]

この他まれにであるが、土曜特集第2部が、特に『NHKスペシャル』である場合を中心に22時までで終わる時があり、その兼ね合いで22:00 - 22:30に繰り上がる場合もある。また、ウィンブルドン選手権の決勝戦の週は通常番組は休止する代わりとして、テニスの試合開始前に10-15分程度のスポーツニュースを送る。この時はスタジオキャスター・あるいはレポーターのアナウンサーが1名担当する。五輪期間中も、その関係の中継などの関係で休止となる。

2013年度は土曜特集の規模が見直されるため、基本の枠を22:00 - 22:30とし、放送する内容(土曜ドラマNHKスペシャル、その他)によっては21:50-22:20など柔軟に時間編成を変えて放送する。2013年度は残りの22:50までの時間はスポーツのドキュメンタリー「ヒーローたちの名勝負[2](基本20分。30分の場合もあるが、さらに余りがある場合ミニ番組など)を随時挿入して日曜を含め週末の22時台をスポーツゾーンと位置付けていた。

2015年度では、21時台に不定期で放送されていた『NHKスペシャル』が定期放送となり、これに付随して同枠でこれまで放送されていた『土曜ドラマ』が22:00 - 22:45に繰り下げになったため、当番組は23:00 - 23:30に1時間繰り下げとなった。またリアルタイム字幕放送を開始した(サンデーも同様)[3]

2016年度では、22時台に放送されていた『土曜ドラマ』が単発、ないしは短期集中型連続放送の不定期放送に戻り、『NHKスペシャル』と交互に放送することや、23時台が開発ゾーン(単発枠。NHK番組たまご参照)に移行することになったため、当番組では原則として『Nスペ』が放送される週は21:50-22:20、『土ドラ』の週は作品の尺により前者と同じか、または22:15-22:45の2パターンの編成(同例は上記2011・12年度にほぼ同じパターン)を基本とし、それ以外のスポーツ中継や特番が組まれる場合には放送する内容に応じて柔軟に時間編成を変えて放送する。

2018年度ではキャスターが1名体制となり、ストレートニュースのスタイルとなる。放送枠も10分縮小して21:50 - 22:10での放送となる。

2021年度からは放送枠を30分繰り下げ、22:20 - 22:40での放送となる。プロ野球速報パートでは、2020年度までは一部を除きランニングテーブル(イニングごとのスコア・責任投手、ホームラン打者)の表示があったが、2021年度からは簡略化され、試合のVTRの終わりのところで合計スコアと責任投手のみをスーパーインポーズで表示する程度にとどまった。

第2期の番組の終焉

[編集]

2022年4月改編で、同年4月2日より『サタデーウオッチ9』が土曜日21時枠(20時55分 - 22時)で放送開始のため、本番組は『サタデーウオッチ9』と統合され同年3月26日をもって再び放送が終了し[4][5]、再び土曜夜の単独スポーツニュース番組は放送撤退することとなった。

時間枠の拡大

[編集]

なお、2011年5月14日5月21日は特集「サタデースポーツスペシャル」として21:55からの50分枠で放送された。通常土曜日の単発枠第2部は21時から22時15分で編成されるが、この2回は「土曜ドラマチャレンジド・卒業[注 1]が21時55分までだった兼ね合いによるもの。また7月9日なでしこジャパンの活躍ぶりを取り上げた特別編を通常と同じ22:15スタートだが1時間枠で放送された。

2012年5月5日大型連休特集として22:55 - 23:40の45分拡大で行われた。

2013年9月7日には2020年夏季オリンピック開催地決定がなされる国際オリンピック委員会(IOC)総会を受けて、当日深夜24:05 - 29:50(9月8日0:05 - 5:50)のオールナイト特番「いよいよ決定!2020年五輪開催都市」と連動する形での特別篇として22:00 - 24:00の2時間に拡大し(ゲスト・有森裕子三宅宏実他)、番組内でIOC総会の生中継(東京の最終プレゼンテーション)を交えて放送した。

出演

[編集]

キャスター

[編集]
特記無しはNHKアナウンサー
  • 副島萌生(2018年4月 - 2022年3月) - 女性単独でキャスターとなるのは史上初。
(過去)
キャスター レポーター
2011年度 松尾剛[注 2] 山岸舞彩[注 3][注 4] 小宮山晃義[注 5]
2012年度 酒井博司
2013年度・2014年度 杉浦友紀[6][注 6]
2015年度 - 2016年度 一橋忠之[注 7][注 8]
2017年度 酒匂飛翔[注 9]
2018年度 - 2021年度 副島萌生[注 10]
  • 山岸以外、全員NHKアナウンサー(当時)。

ナレーター

[編集]

(第1期同様原則としてニュース映像部分はナレーターが原稿を読む 放送ではノンクレジット)

過去
  • 磯部弘
  • 湯本久美
  • 山形美房(フリー)他

コメンテーター

[編集]
本番組では不定期でNHKプロ野球、Jリーグ解説者を中心にゲストコメンテーターとして迎え解説を行う

NHK野球解説者

NHKサッカー解説者

外部コメンテーター

レポーター取材コーナー

[編集]

毎週、取材レポーター(2011年度・小宮山、2012年度・酒井)は全国各地で行われる注目のスポーツイベントを取材し、その取材レポートと、現地(週によっては東京のスタジオ)から取材後記を述べるコーナーがあった。スタジオゲストがある場合放送しない場合もあるが、2011年後期以後はほぼ毎週レポーターもスタジオの進行に参加することが多かった。

+1

[編集]

2015年度の「一橋・杉浦シリーズ」で登場したもの。その日キャスターが自ら取材した試合の勝敗を分けたポイントを、彼らの視点でより奥深く解説する。

テーマ曲

[編集]

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ 本来は3月26日4月2日放送予定のものだったが、東日本大震災の特別編成の都合上休止となり、この日に延期された
  2. ^ 2015年度からは『ニュース シブ5時』を担当。
  3. ^ 2010年度まではBS1『Jリーグタイム』のキャスター。
  4. ^ 2013年4月からは『NEWS ZERO』(日本テレビ系列)のキャスターを担当。
  5. ^ 2012年度からは『Sportsプラス』を担当。
  6. ^ 2018年度からは『英雄たちの選択』などを担当。
  7. ^ 一橋は土曜日のスポーツニュースについては、2006年1月-2007年3月の「@ヒューマン」(スポーツコーナー)、同4月-2011年3月の同番組の前身となる「土曜スポーツタイム」の司会を担当している
  8. ^ 2017年度からは『ニュースウオッチ9』のスポーツコーナーを担当。
  9. ^ 2018年度からは『NHKニュースおはよう日本』の平日版スポーツコーナーを隔週で担当。
  10. ^ 2017年度までは、名古屋放送局に勤務。

出典

[編集]
  1. ^ 放送番組編成計画 - NHK経営情報(2010年1月20日閲覧)
  2. ^ 平成25年度国内放送番組編成計画
  3. ^ 平成27年度 国内放送番組 編成計画(2015年1月21日発表)
  4. ^ "NHK・和久田麻由子アナ〝ワク拡大〟 4月から「ニュースウオッチ9サタデー」放送". サンケイスポーツ. 産経デジタル. 1 January 2022. 2022年2月8日閲覧
  5. ^ "NHK 土曜夜に初の大型ニュース番組「サタデーウオッチ9」4月2日からスタート". Sponichi Annex. スポーツニッポン新聞社. 9 February 2022. 2022年2月9日閲覧
  6. ^ 山岸舞彩アナ、NHKスポーツ番組卒業 後任は杉浦アナ”. オリコンキャリア (2013年2月5日). 2013年2月5日閲覧。

外部リンク

[編集]
NHK総合 土曜日夜のスポーツニュース枠
前番組 番組名 次番組
スポーツタイム
(月曜 - 土曜)
(NHK)サタデースポーツ
(第1期)
つながるテレビ@ヒューマン
(SPORTS@ヒューマンとして内包)
サタデースポーツ
(第2期)
NHK総合 土曜21:50 - 22:00枠
前番組 番組名 次番組
○○!投稿DO画
【火曜23:00 - 23:10枠に移動して継続】
サタデースポーツ
(第2期)
(2016.4 - 2021.3)
有田P おもてなす
※21:50 - 22:20
【20分繰り上げ・13分縮小】
NHK総合 土曜22:00 - 22:10枠
特集編成枠 第2部
※21:00 - 22:15
サタデースポーツ
(第2期)
(2013.4 - 2015.3)
土曜ドラマ
※22:00 - 22:45
【60分繰り下げ・15分縮小】
土曜ドラマ
※22:00 - 22:45
【60分繰り上げて継続】
サタデースポーツ
(第2期)
(2016.4 - 2022.3)
土曜ドラマ
※22:00 - 22:50
【60分繰り下げ】
NHK総合 土曜22:10 - 22:15枠
特集編成枠 第2部
※21:00 - 22:15
サタデースポーツ
(第2期)
(2013.4 - 2015.3)
土曜ドラマ
※22:00 - 22:45
【60分繰り下げ・15分縮小】
土曜ドラマ
※22:00 - 22:45
【60分繰り上げて継続】
サタデースポーツ
(第2期)
(2016.4 - 2018.3)
有田P おもてなす
※22:10 - 22:53
NHK総合 土曜22:15 - 22:20枠
追跡!AtoZ
※21:50 - 22:20
サタデースポーツ
(第2期)
(2011.4.2 - 2015.3)
土曜ドラマ
※22:00 - 22:45
【60分繰り下げ・15分縮小】
土曜ドラマ
※22:00 - 22:45
【60分繰り上げて継続】
サタデースポーツ
(第2期)
(2016.4 - 2018.3)
有田P おもてなす
※22:10 - 22:53
NHK総合 土曜22:20 - 22:30枠
前番組 番組名 次番組
NHKニュース気象情報
※22:20 - 22:30
【25分繰下げて継続】
サタデースポーツ
(第2期)
(2011.4.2 - 2015.3)
土曜ドラマ
※22:00 - 22:45
【60分繰り下げ・15分縮小】
有田P おもてなす
※22:10 - 22:53
【20分繰上げ・13分短縮して継続】
サタデースポーツ
(第2期)
(2021.4 - 2022.3)
土曜ドラマ
または
NHKスペシャル
※22:00 - 22:50
NHK総合 土曜22:30 - 22:40枠
土曜スポーツタイム
※22:30 - 23:00
サタデースポーツ
(第2期)
(2011.4.2 - 2013.3)
有田P おもてなす
※22:10 - 22:53
【20分繰上げ・13分短縮して継続】
サタデースポーツ
(第2期)
(2021.4 - 2022.3)
土曜ドラマ
または
NHKスペシャル
※22:00 - 22:50
NHK総合 土曜22:40 - 22:45枠
土曜スポーツタイム
※22:30 - 23:00
サタデースポーツ
(第2期)
(2011.4.2 - 2013.3)
ヒーローたちの名勝負
※22:30 - 22:50
NHK総合 土曜23時台前半枠
SONGS
【30分繰り下げて継続】
サタデースポーツ
(第2期)
(2015.4 - 2016.3)
開発ゾーン
※23:00 - 24:00