サクリスタン
表示
サクリスタン(フランス語: sacristain)はフランスの伝統的なパイ菓子。
パート・フォイユテ(バターを折り込んで作るパイ生地)に砂糖とアーモンドを挟んで、捻じってから焼いた20センチメートルほどの棒状の菓子である[1]。
「サクリスタン」は「聖具室の担当者(聖具保管担当者)」の意であり、聖具保管担当者がねじれた杖を持っていたことに由来する[1]。いつ頃から菓子の名前として使用されるようになったのかは定かではない[1]。
日本では山崎製パンが2013年に商品化し、ヒット商品となった[2]。
出典
[編集]- ^ a b c 山本ゆりこ「サクリスタン」『フランス伝統菓子図鑑お菓子の由来と作り方: 定番菓子から地方菓子まで132種を網羅した決定版』誠文堂新光社、2019年、87頁。ISBN 978-4416519646。
- ^ “山崎製パン【平成のヒット商品】を限定発売!「チョコの山」「サクリスタン」など♪”. ガジェット通信 (2018年12月29日). 2023年4月30日閲覧。