コンテンツにスキップ

コリーナ (アンモナイト)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
コリーナ
Collina
生息年代: トアルシアン
[1]
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 軟体動物門 Mollusca
: 頭足綱 Cephalopoda
亜綱 : アンモナイト亜綱 Ammonoidea
: アンモナイト目 Ammonitida
亜目 : アンモナイト亜目 Ammonitina
上科 : エオデロセラス上科 Eoderoceratoidea
: ダクティリオセラス科 Dactylioceratidae
亜科 : ダクティリオセラス亜科 Dactylioceratinae
: コリーナ属 Collina
学名
Collina
Hyatt1867
模式種
Collina gemma
Buckman, 1927
シノニム
  • Mucrodactylites Buckman, 1927
  • Collinites Bonarelli, 1899
  • C. gemma Buckman, 1927
  • C. kampemorpha Kottek, 1966

コリーナ学名 : Collina)は、前期ジュラ紀トアルシアン期の前期から後期にかけて生息していたアンモナイト。この属は、Braunianus SubzoneからVariabilis Zoneまで存在した。これらの化石ヨーロッパアジア北アメリカ南アメリカで発見された[1]。また、メソダクティリテスから進化したとされる[2]

説明

[編集]

螺環断面は角張った四角形のようだった。遠方の肋は、高い縁側の結節の位置で二つ、あるいは三つに分岐した。二次肋は前方に強く曲がり、縁部中央で盛り上がっている。この属の場合、サイズに二型性が存在した[1]

脚注

[編集]
  1. ^ a b c M. K. Howarth 2013. Treatise on Invertebrate Paleontology, Part L, Revised, Volume 3B, Chapter 4: Psiloceratoidea, Eoderoceratoidea, Hildoceratoidea.
  2. ^ Kovács, Z. (2014). Toarcian Dactylioceratidae (Ammonitina) from the Gerecse Mts (Hungary). Hantkeniana, 9, 45-77.