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コマンダン・ブレゾン (通報艦)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
コマンダン・ブレゾン
基本情報
建造所 DCNロリアン工廠
運用者  フランス海軍
艦種 通報艦
級名 デスティエンヌ・ドルヴ級
艦歴
起工 1979年11月15日
進水 1981年3月7日
就役 1982年4月28日
要目
排水量 基準 1,100t
満載 1,250t
全長 80.5m
最大幅 10.3m
吃水 5.6m
機関 CODAD方式、2軸推進
SEMT ピルスティク12 PC 2 V 400ディーゼルエンジン × 2基(12,000HP
ディーゼル発電機 × 2基(640 + 200kW
速力 最大速 24kt
航続距離 巡航15ktで4,500海里
乗員 89名
兵装 Mle68 TR 100mm単装砲 × 1基
F2 20mm機関砲 × 2基
M2機関銃 × 4挺
エグゾセMM40SSM発射機 × 4基
ミストラル近SAM連装発射機 × 1基
L5550mm魚雷発射管 × 4門
C4ISTAR SEAO/OPSMER指揮支援システム
シラキューズ2衛星通信システム
インマルサット衛星通信システム
レーダー DRBV-15A対空対水上レーダー × 1基
DRBC-32E火器管制レーダー × 1基
DRBN-34航海レーダー × 1基
ソナー DUBA-25ソナー × 1基
電子戦
対抗手段
ARBG-2 MAIGRET妨害装置 × 1基
ARBR-16レーダー妨害装置
デコイ発射機 × 2基
AN/SLQ-25対魚雷曳航デコイ × 1基
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コマンダン・ブレゾンフランス語Commandant Blaison, F 793)は、フランス海軍デスティエンヌ・ドルヴ級通報艦13番艦。艦名は第二次世界大戦中、潜水艦「スルクフ」の艦長を務め殉職したジョルジュ=ルイ・ニコラ・ブレゾン海軍中佐(Georges-Louis Nicolas Blaison)に由来する。

艦歴

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「コマンダン・ブレゾン」は、DCNロリアン工廠で建造され1979年11月15日に起工、1981年3月7日に進水、1982年4月28日に就役する。

「コマンダン・ブレゾン」はラパリスfr:Lapalisse)と命名都市の関係を結んでいる。「コマンダン・ブレゾン」はブレストに配備され海外領土経済水域の警備の他に、潜水艦部隊の支援や法執行活動および救難を担当し海洋における諸任務に当たる。

1985年ニューカレドニアへ航海し、1991年湾岸戦争に参加した。2000年2月にペルシャ湾においてアラブ首長国連邦と合同演習を実施、航空母艦「フォッシュ」などと共に動乱状態にあると想定されたアブダビを攻撃する訓練を実施した。2001年2月にダブリンを訪問し近海にてNATO各国軍と対潜戦演習を実施する。2001年8月にコートジボワールを訪問、2002年前半期にはDCNブレスト工廠において改修工事を受け、9月には第150合同任務部隊に参加するため紅海アデン湾に向かう。

2007年8月22日、同年6月に襲撃されたデンマーク籍の貨物船「ダニカ・ホワイト」の乗組員の解放に伴い保護にあたっての支援活動を行なう。同年9月には「D645 ラ・モット=ピケ」と共にインド海軍とヴァルナ07演習を実施する。2008年10月8日にブレストからインド洋に向けて出港し、第150合同任務部隊と合流し約4ヶ月間の任務にあたる。

2009年10月12日、北ヨーロッパ諸国訪問のためブレストを出港し、同月下旬にドイツキールに寄港し10日間の演習を実施[1]、11月にラトビアリガに寄港する[2]

脚注

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  1. ^ 海軍ニュースKiel : l’escale studieuse !!2009年10月22日
  2. ^ 海軍ニュースRiga : Une escale sur les traces du Commandant Brisson2009年11月12日

外部リンク

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関連項目

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