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コスモス6号

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
コスモス6号
任務種別レーダーターゲット
技術
ハーバード命名1962 Alpha Delta 1
COSPAR ID1962-028A
特性
宇宙機種別DS-P1衛星
製造者ユージュノエ設計局
打ち上げ時重量355 kg
任務開始
打ち上げ日1962年6月30日 16:00(UTC)
ロケットコスモス2I 63S1
打上げ場所カプースチン・ヤール マヤーク発射施設
任務終了
減衰日1962年9月8日
軌道特性
参照座標地球周回軌道
体制低軌道
近点高度261 km
遠点高度348 km
傾斜角48.90°
軌道周期90.6分

コスモス6号(Kosmos 6、ロシア語:Космос 5)またはDS-P1 No.1は、科学調査と技術実証を目的とした人工衛星であり、ソビエト連邦により1962年に打ち上げられた。西側ではスプートニク16号(Sputnik 16)とも呼ばれる。弾道弾迎撃ミサイル用レーダーターゲット衛星のプロトタイプである。6機目のコスモス衛星であり、2機目のDS衛星として、コスモス1号に次いで打上げられた。主目的は、宇宙船のレーダー追跡に不可欠な技術の実証であり、将来人工衛星をターゲットとして用いることを可能とした。ユージュノエ設計局で初めて作られた太陽電池衛星であった[1]

コスモス2I 63S1ロケットの7度目の打上げとなった[2]。1962年6月30日16:00(UTC)にカプースチン・ヤールマヤーク発射施設第2発射台から打ち上げられた[3]

近地点261 km、遠地点348 km、軌道傾斜角48.90°、軌道周期90.6分の低軌道に乗せられた[1]。1963年9月8日に軌道減衰した[4]

コスモス6号は、DS-P1衛星のプロトタイプで、4機打ち上げられたうちの1機目となった[1]。他の3機のうち、1機は打上げ時に失われ、残り2機は、コスモス19号及びコスモス25号として軌道への投入に成功した[5]

関連項目

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出典

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  1. ^ a b c Wade, Mark. “DS-P1”. Encyclopedia Astronautica. 10 July 2012時点のオリジナルよりアーカイブ。23 May 2009閲覧。
  2. ^ McDowell, Jonathan. “Launch Log”. Jonathan's Space Page. 23 May 2009閲覧。
  3. ^ Wade, Mark. “Kosmos 2”. Encyclopedia Astronautica. 8 July 2012時点のオリジナルよりアーカイブ。23 May 2009閲覧。
  4. ^ McDowell, Jonathan. “Satellite Catalog”. Jonathan's Space Page. 23 May 2009閲覧。
  5. ^ Wade, Mark. “DS”. Encyclopedia Astronautica. 31 March 2009時点のオリジナルよりアーカイブ。23 May 2009閲覧。