ゲイル・キュービック
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ゲイル・キュービック(Gail Thompson Kubik、1914年9月5日 - 1984年7月20日)は、アメリカ合衆国の作曲家。
オクラホマ州サウスコフィービル出身。イーストマン音楽学校で学んだ後、シカゴのアメリカ音楽院でレオ・サワビーに師事し、さらにハーバード大学でウォルター・ピストンとナディア・ブーランジェに師事した。イリノイ州のモンマス大学でヴァイオリンと作曲を教えた他、コロンビア大学やスクリプス大学などで音楽史を講義した。1940年、ニューヨークに出てNBCに作曲スタッフとして入社した。第二次世界大戦中は戦争情報局の映画音楽ディレクターとなり、映画音楽の作曲・指揮を行った。1952年、『協奏交響曲』でピューリッツァー賞音楽部門を受賞した。1963年から1983年までフランスのヴォクリューズ県ヴナスクに居住した。
作品
[編集]オペラ
[編集]- 空の鏡(1957)
管弦楽曲
[編集]- ピアノトリオ(1934)
- ヴァイオリン協奏曲第1番(1934-36)
- ヴァイオリン協奏曲第2番(1940/41)
- 交響曲第1番変ホ長調(1946)
- ピアノソナタ(1947)
- 協奏交響曲(1952)
- 交響曲第2番ヘ長調(1954-56)
- 交響曲第3番(1956)
- ディヴェルティメント第1番(1959)
- 弦楽四重奏曲(1960)
- ディヴェルティメント第2番(1969)
映画音楽
[編集]- メンフィス・ベル(1944)
- ジェラルド・マクボイン・ボイン(1950)
- 必死の逃亡者(1955)