ゲアハルト・グルーバー
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ゲアハルト・グルーバー Gerhard Gruber | |
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2019年 | |
基本情報 | |
生誕 | 1951年5月6日(73歳) |
出身地 | オーストリア ローアバッハ郡アイゲン・イム・ミュールクライス |
学歴 | グラーツ国立音楽大学 |
ジャンル | 無声映画伴奏 |
職業 | 無声映画伴奏者、ピアニスト |
担当楽器 | ピアノ |
活動期間 | 1974年 - |
公式サイト | filmmusik.at |
ゲアハルト・グルーバー(Gerhard Gruber, 1951年5月6日 - )は、オーストリアの無声映画伴奏者、ピアニストである。
人物・来歴
[編集]1951年5月6日、オーストリアのオーバーエスターライヒ州ローアバッハ郡アイゲン・イム・ミュールクライスに生まれる。
1971年から1974年までグラーツ国立音楽大学でジャズを専攻する。同学卒業後の1974年から1987年までピアノ教師を務め、またさまざまなジャズバンドで演奏する。その一方で、1983年からは、ウィーンのヨーゼフシュタット劇場、ウィーン・フォルクス劇場、テアター・グルッペ80、ウィーン青年劇場といった劇場の演劇音楽の作曲家となり、1988年に無声映画伴奏者となる。以来、400作を超えるサイレント映画の伴奏を務め、ハンス・カール・ブレスラワー監督の Die Stadt ohne Juden (1924年)、グスタフ・ウツィツキ監督の Café Elektric (1927年)、あるいは、Der Wiener Prater im Film といった作品の音楽を手がけた。
2006年には、ネストイ劇場の How much, Schatzi? を手がけ、2008年に舞台芸術大賞を受賞した。
フィルモグラフィ
[編集]伴奏のレパートリーとしてのサイレント映画の一覧である。
- 『メトロポリス』 : 監督フリッツ・ラング、1927年
- 『カリガリ博士』 : 監督ロベルト・ヴィーネ監督、1920年
- 『極北の怪異』 Nanook of the North : 監督ロバート・フラハティ、1922年
- Café Elektric : 監督グスタフ・ウツィツキ、1927年
- 『ファウスト』 Faust – eine deutsche Volkssage : 監督F・W・ムルナウ、1926年
- 『パンドラの箱』 : 監督ゲオルク・ヴィルヘルム・パープスト、1929年
- 『喜びなき街』 : 監督ゲオルク・ヴィルヘルム・パープスト、1925年
- 『戦艦ポチョムキン』 : 監督セルゲイ・エイゼンシュテイン、1925年
- 『吸血鬼ノスフェラトゥ』 : 監督F・W・ムルナウ、1922年
- 『死の銀嶺』 Die weiße Hölle vom Piz Palü : 監督ゲオルク・ヴィルヘルム・パープスト、1922年
- Die Sklavenkönigin : 監督マイケル・カーティス、1924年