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ケンドール・ギル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ケンドール・ギル
Kendall Gill
引退
ポジション SG/SF
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生年月日 (1968-05-25) 1968年5月25日(56歳)
出身地 イリノイ州シカゴ
身長(現役時) 196cm (6 ft 5 in)
体重(現役時) 88kg (194 lb)
キャリア情報
出身 イリノイ大学
NBAドラフト 1990年 / 1巡目 / 全体5位[1]
選手経歴
1990-1993
1993-1995
1995-1996
1996-2001
2001-2002
2002-2003
2003-2004
2004-2005
シャーロット・ホーネッツ
シアトル・スーパーソニックス
シャーロット・ホーネッツ
ニュージャージー・ネッツ
マイアミ・ヒート
ミネソタ・ティンバーウルブズ
シカゴ・ブルズ
ミルウォーキー・バックス
受賞歴
Stats ウィキデータを編集 Basketball-Reference.com
Stats ウィキデータを編集 NBA.com 選手情報 NBA.Rakuten

ケンドール・セドリック・ギル (Kendall Cedric Gill, 1968年5月25日 - ) は、アメリカ合衆国の元プロバスケットボール選手。身長196cm、体重88kg。ポジションはシューティングガード及びスモールフォワードNBAニュージャージー・ネッツなどで活躍し、1999年にスティール王を獲得した。

経歴

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ギルはシカゴで生れ、高校時代にはチームを州のトーナメント準優勝に導いた。卒業後は地元の名門イリノイ大学に進学し、主力として活躍した。3年次の1989年には、後にNBA入りするニック・アンダーソンらとともにチームを37年ぶりのファイナル4進出に導いた。4年次には平均20.0得点2.2スティールをあげてオールアメリカ2ndチームに選ばれている。

1990年、ギルはNBAドラフト全体5位でシャーロット・ホーネッツに入団した。ルーキーイヤーから全試合に出場し、平均11.0得点を記録してオールルーキー1stチームに選出された。2年目は先発に定着し、チームトップの平均20.5得点をあげる活躍を見せた。3年目の1992-93シーズン、ラリー・ジョンソンアロンゾ・モーニング、ギルらを擁したホーネッツは球団史上初のプレーオフ進出を果たした(カンファレンス準決勝でニューヨーク・ニックスに敗退)。しかしシーズン終了後、ギルはシアトル・スーパーソニックスにトレードされた。

ソニックスではゲイリー・ペイトンショーン・ケンプらとともにプレーしたが、ギルが在籍した2シーズンはいずれもプレーオフ1回戦敗退に終った。1995年に古巣ホーネッツに復帰した後、シーズン半ばでニュージャージー・ネッツに移籍した。

ネッツで2年目となる1996-97シーズン、ギルはチーム1位かつキャリアハイの平均21.8得点を記録した。翌シーズン以降はキース・ヴァン・ホーンステフォン・マーブリーらにエースの座を譲ったが、引き続き主力としてチームを支えた。1998-99シーズンには平均2.68スティールをあげてスティール王に輝いた。このシーズン中に行われたマイアミ・ヒート戦でギルはNBA史上最多タイとなる1試合11スティールを記録した。なお、この試合では15得点10リバウンドも記録しており、珍しい得点・リバウンド・スティールでのトリプルダブルを達成している。

ギルは2001年にマイアミ・ヒートにトレードされた後、ミネソタ・ティンバーウルブズシカゴ・ブルズミルウォーキー・バックスを渡り歩き、2005年に現役を引退した。NBAでの成績は通算12,914得点4,002リバウンド1,519スティール(平均13.4得点4.1リバウンド1.6スティール)であった。ネッツで記録した652スティールは球団史上5位の数字である。

引退後はテレビのバスケットボールアナリストとして活動している。

個人成績

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* リーグ1位
太字 キャリアハイ

レギュラーシーズン

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Season Team GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
1990-91 CHH 82 36 23.7 .450 .143 .835 3.2 3.7 1.3 .5 11.0
1991-92 79 79 36.8 .467 .240 .745 5.1 4.2 1.9 .6 20.5
1992-93 69 67 35.2 .449 .274 .772 4.9 3.9 1.4 .5 16.9
1993-94 SEA 79 77 30.8 .443 .317 .782 3.4 3.5 1.9 .4 14.1
1994-95 73 58 29.1 .457 .368 .742 4.0 2.6 1.6 .4 13.7
1995-96 CHH 36 36 35.1 .481 .315 .761 5.3 6.3 1.2 .6 12.9
NJN 11 10 38.0 .441 .360 .831 3.9 3.2 2.0 .2 17.5
1996-97 82 81 39.0 .443 .336 .797 6.1 4.0 1.9 .6 21.8
1997-98 81 81 33.7 .429 .257 .688 4.8 2.5 1.9 .8 13.4
1998-99 50 47 32.1 .398 .118 .683 4.9 2.5 2.7* .5 11.8
1999-00 76 75 31.0 .414 .256 .710 3.7 2.8 1.8 .5 13.1
2000-01 31 26 28.8 .331 .286 .722 4.2 2.8 1.5 .2 9.1
2001-02 MIA 65 49 21.7 .384 .136 .677 2.8 1.5 .7 .1 5.7
2002-03 MIN 82 34 25.2 .422 .322 .764 3.0 1.9 1.0 .2 8.7
2003-04 CHI 56 35 25.2 .392 .237 .735 3.4 1.6 1.2 .3 9.6
2004-05 MIL 14 0 20.3 .400 .333 .900 2.6 1.9 1.0 .3 6.1
Career 966 791 30.5 .434 .300 .754 4.1 3.0 1.6 .4 13.4

プレーオフ

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Year Team GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
1993 CHH 9 9 39.2 .401 .167 .714 5.1 2.9 2.3 .7 17.3
1994 SEA 5 5 30.6 .433 .222 .619 4.8 2.0 1.2 .2 13.4
1995 4 0 18.0 .360 .250 .625 1.0 2.5 1.0 .3 6.3
1998 NJN 3 3 33.3 .450 .875 4.3 1.0 1.3 .3 14.3
2003 MIN 6 0 19.7 .370 .500 .643 2.2 1.2 .7 .2 5.2
Career 27 17 29.5 .408 .259 .686 3.7 2.1 1.4 .4 11.9

関連項目

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外部リンク

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