ケジェヌ
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ケジェヌ | |
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発祥地 | コートジボワール |
地域 | 西アフリカ |
主な材料 | 鶏肉、野菜 |
ケジェヌ(ラテン文字:Kedjenou、ケジェヌ・プーレやケジェヌ・ドゥ・プーレと呼ばれることもある[1])は、コートジボワールを発祥とする、鶏肉と野菜を用いたシチューである。ケジェヌは鶏肉もしくはホロホロチョウと野菜を火もしくは熱した炭の上に置いたカナリ(canari、素焼きの土鍋)で長時間煮込むことで作られる[2]。ケジェヌはコートジボワールの伝統料理であり、国内でも人気のある料理である[3]。
ケジェヌの準備には様々な方法がある。準備段階では液体をほとんど使用せず、肉を調理する際に出る肉汁を使用するのみである。これにより肉が柔らかくなり材料の旨味が凝縮される[2]。時に、ケジェヌはバナナの葉でくるんだ材料を熱した炭の下に置いて調理することがある[4]。コートジボワールでは、ケジェヌは伝統的にすりおろしたキャッサバで作る副菜、アチェケとともに供される[2][5]。
脚注
[編集]- ^ Auzias, Dominique; (et al.) (2008). Côte d'Ivoire. Petit Futé. p. 116. ISBN 2746924080 2014年7月30日閲覧。
- ^ a b c Harris, Jessica B. (1998). The Africa Cookbook. Simon and Schuster. p. 237 2014年7月30日閲覧。
- ^ Jacob; (et al.), Jeanne (2007). The World Cookbook for Students, Volume 1. Greenwood Publishing Group. p. 8. ISBN 0313334552 2014年7月30日閲覧。
- ^ Sheehan, Patricia; Ong, Jacqueline (2010). Côte D'Ivoire. Marshall Cavendish. p. 130. ISBN 0761448543 2014年7月30日閲覧。
- ^ (Staff) (2002). Cote D'Ivoire Investment and Business Guide. USA International Business Publications. p. 60. ISBN 073974044X 2014年7月30日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 給食に対戦国の味 坂東の小中学校 茨城新聞、2014 FIFAワールドカップに際しサッカー日本代表がサッカーコートジボワール代表と同組になったことを受けてコートジボワール料理を給食で提供した。
- “The National Culinary Review”. American Culinary Federation (1992年). 2014年7月30日閲覧。
- “Global Rhythm”. Volume 14, Issues 3-12. World Marketing Incorporated (2005年). 2014年7月30日閲覧。