グレーヴェ・イン・キアンティ
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グレーヴェ・イン・キアンティ Greve in Chianti | |
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行政 | |
国 | イタリア |
州 | トスカーナ |
県/大都市 | フィレンツェ |
CAP(郵便番号) | 50022 |
市外局番 | 055 |
ISTATコード | 048021 |
識別コード | E169 |
分離集落 | #分離集落参照 |
隣接コムーネ | #隣接コムーネ参照 |
公式サイト | リンク |
人口 | |
人口 | 13345 人 (2024-01-01 [1]) |
人口密度 | 78.9 人/km2 |
文化 | |
住民の呼称 | grevigiani |
守護聖人 | Esaltazione della Santa Croce [2] |
祝祭日 | 9月8日 [2] |
地理 | |
座標 | 北緯43度35分 東経11度19分 / 北緯43.583度 東経11.317度座標: 北緯43度35分 東経11度19分 / 北緯43.583度 東経11.317度 |
標高 | 236 (113 - 892) [3] m |
面積 | 169.04 [4] km2 |
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ポータル イタリア |
グレーヴェ・イン・キアンティ(伊: Greve in Chianti)は、イタリア共和国トスカーナ州フィレンツェ県にある、人口約13,000人の基礎自治体(コムーネ)。
1990年代にはじまった「スローシティ(チッタ・スロー)運動」の中心となった自治体のひとつである[5]。
地理
[編集]位置・広がり
[編集]隣接コムーネ
[編集]隣接するコムーネは以下の通り。括弧内のSIはシエーナ県、ARはアレッツォ県所属を示す。
- バーニョ・ア・リーポリ
- バルベリーノ・タヴァルネッレ (タヴァルネッレ・ヴァル・ディ・ペーザ)
- カステッリーナ・イン・キアンティ (SI)
- カヴリーリア (AR)
- フィリーネ・エ・インチーザ・ヴァルダルノ
- インプルネータ
- ラッダ・イン・キアンティ (SI)
- リニャーノ・スッラルノ
- サン・カシャーノ・イン・ヴァル・ディ・ペーザ
気候分類・地震分類
[編集]グレーヴェ・イン・キアンティにおけるイタリアの気候分類 (it) および度日は、zona E, 2126 GGである[6]。 また、イタリアの地震リスク階級 (it) では、zona 3 (sismicità bassa) に分類される[7]。
行政
[編集]分離集落
[編集]グレーヴェ・イン・キアンティには以下の分離集落(フラツィオーネ)がある。
- Chiocchio, Cintoia, Dudda, Ferrone, Greti, Lamole, La Panca, Lucolena, Montefioralle, Panzano in Chianti, Passo dei Pecorai, Poggio alla Croce, San Polo in Chianti, Strada in Chianti
文化・観光
[編集]「スローシティ」加盟都市である。
街の中心部から2km程の丘に、ヴェッラッツァーノ城がある。この城の所有者であったヴェラッツァーノ家からは、16世紀前半にヨーロッパ人として北アメリカ大陸東海岸を初めて探検したとされるジョヴァンニ・ダ・ヴェッラッツァーノが出ている。
姉妹・提携都市
[編集]- Greve Strand, デンマーク
- Sonoma, USA
- ファイツヘーヒハイム, ドイツ
- Farsia, 西サハラ
- オセール, フランス
- Brtonigla, クロアチア
- Jesenice, クロアチア
- 牛久市(日本・茨城県)
- 2013年12月16日 友好都市協定調印[8]
- 「スローシティ」の理念に基づく提携先を日本に求めていたグレーヴェ・イン・キアンティから、ワインの一貫生産醸造所である「シャトーカミヤ」や里山の景観が残る牛久市に打診[8]。牛久市側も「スローシティのまちづくり」理念とワイン生産の共通点から提携の機運が生じる[8]。民間交流を深めたうえ、グレーヴェ・イン・キアンティで協定に調印[8]。
脚注
[編集]- ^ “Popolazione residente per sesso, età e stato civile al 1° gennaio 2024” (イタリア語). 国立統計研究所(ISTAT). 2024年4月15日閲覧。メニューでVista per singola areaを選択。Anno:2024, Ripartizione:Centro, Regione:Toscana, Provincia:Firenze, Comune:Greve in Chianti を選択
- ^ a b http://www.comuni-italiani.it/048/021/
- ^ 国立統計研究所(ISTAT). “Tavola: Popolazione residente - Firenze (dettaglio loc. abitate) - Censimento 2001.” (イタリア語). 2013年11月4日閲覧。
- ^ 国立統計研究所(ISTAT). “Tavola: Superficie territoriale (Kmq) - Firenze (dettaglio comunale) - Censimento 2001.” (イタリア語). 2013年11月4日閲覧。
- ^ “「スローシティー」~小都市の連携が生み出す、住民主体のまちづくり”. 日経Bizアカデミー. 日経BP. 2014年6月17日閲覧。
- ^ “Tabella dei gradi/giorno dei Comuni italiani raggruppati per Regione e Provincia”. 新技術エネルギー環境局(ENEA) (2011年3月1日). 2017年1月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年9月20日閲覧。
- ^ “classificazione sismica aggiornata al aprile 2023” (xls). https://rischi.protezionecivile.gov.it/it/sismico/attivita/classificazione-sismica/. イタリア市民保護局. 2023年12月16日閲覧。
- ^ a b c d “姉妹(友好)提携情報”. 自治体国際化協会. 2014年6月17日閲覧。