グランドスラム・オブ・カーリング
グランドスラム・オブ・カーリング(英: Grand Slam of Curling)は、カナダで毎年開催されているワールドカーリングツアーにおける最高峰のカーリング大会シリーズ(チャンピオンズシリーズ)である[1]。男子は2001-02年シーズン、女子は2006-07年シーズンより開催。
概要
[編集]男子は2001–02年シーズン、女子は2006–07年シーズンより開催され、賞金総額も最低17万5千カナダドルと高額の賞金が設定されている。歴史の古いマスターズ、ナショナル、カナディアン・オープン、プレーヤーズ選手権の4大会は「メジャー」とも呼ばれる。また、ツアーチャレンジは他の大会と異なる2部制で開催。グランドスラム各大会のみの総合成績の最上位チームには「グランドスラムカップ」が授与される。
世界チームランキング上位のみしか出場出来ないため、国・地域で1代表の冬季オリンピックや世界選手権より出場チームのレベルが遥かに高く、真の世界一決定戦と称され優勝するのは非常に難しいと言われている。
日本ではあまり馴染みがなかったが、2018年平昌オリンピックで銅メダルを獲得した女子カーリング日本代表のLS北見がオリンピック後最初の国際大会である2018年プレーヤーズ選手権に出場する事になり、大きな関心を集めた[2][3]。
2023-24年シーズン現在、日本のカーリングチームはこれまで男女併せて6チームが出場しているが、予選を通過したのは3チームにとどまり、世界の高い壁をなかなか超えられなかったが、2019年マスターズで「Team Sayaka YOSHIMURA(北海道銀行フォルティウス)[注釈 1]が日本のカーリングチームで初めて決勝進出を果たし、2023年カナディアン・オープンでTeam Satsuki FUJISAWA(ロコ・ソラーレ)がアジアのカーリングチームで初めてグランドスラム優勝[4]という快挙を成し遂げた。
歴史
[編集]長期間、カナダ選手権にスポンサーが付かない理由で賞金が発生しない事に不満[5]を持った、当時のカナダ国内上位20チームのうち18チーム(「オリジナル18」)は、2001年から2003年にかけてカナダ選手権をボイコットすることに同意し、グランドスラム(英語: Grand Slam、略語: GS)を設立した[6]。
2001–02年シーズンより、マスターズ、ナショナル、カナディアン・オープン、プレーヤーズ選手権の4大会で開始[7]。
2006–07年シーズンより、女子のプレーヤーズ選手権が開催。その他、既存の大会もGSとして指定されたが、認定とまではいかなかった[8]。また、このシーズンより従来の10エンド制から8エンド制に変更となる。
2012年、カナダのスポーツ専門サービス「Sportsnet」がGSの放映権を購入。それにより、チャンピオンシップラウンド以降はカナダ放送協会で放送される場合がある[9][10][11]。
これまでGSとして認定されていなかった女子の大会が廃止(旧GS)となり、既存の男子GSに女性部門が追加された。そして、2014-15年シーズンにエリート10(当時は男子のみ)とツアーチャレンジ、2015-16年シーズンにチャンピオンズカップが新設される。2018-19年シーズンにエリート10の女子部門も新設され、初めて男女の大会数が同じになった。2019-20年シーズンにエリート10、2023-24年シーズンにチャンピオンズカップがそれぞれ廃止され、現在は男女とも5大会である。
現在のグランドスラム
[編集]ツアーチャレンジ
[編集]ティア1(1部)優勝は上段、ティア2(2部)優勝は下段に表示。
開催年 | 男子優勝スキップ | 女子優勝スキップ | 開催地 |
---|---|---|---|
2015 | ケヴィン・クーイ | シルヴァナ・ティリンツォーニ | パラダイス |
ジム・コッター | ケリー・エイナーソン | ||
2016 | ニクラス・エディン | ヴァル・スウィーティング | クランブルック |
グレグ・バルスドン | ジャクリーン・ハリソン | ||
2017 | ブラッド・グシュー | ヴァル・スウィーティング | レジャイナ |
ジェイソン・ガンラグソン | ケリー・エイナーソン | ||
2018 | ブラッド・ジェイコブズ | レイチェル・ホーマン | サンダーベイ |
カーク・マイヤーズ | エレナ・シュテルン | ||
2019 | ブラッド・ジェイコブズ | アンナ・ハッセルボリ | ウェストヴィル・ロード |
コリー・ドロップキン | キム・ミンジ | ||
2020 | 新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大の影響により中止 [12] | グランド・プレーリー | |
2021 | COVID-19の感染拡大の影響により延期 [13] | グランド・プレーリー | |
2022 | ニクラス・エディン | トレイシー・フルーリー | グランド・プレーリー |
コリー・ドロップキン | クランシー・グランディ | ||
2023 | ジョエル・レトルナス | ジェニファー・ジョーンズ | ナイアガラフォールズ |
ダニエル・キャスパー | 金恩貞 | ||
2024 | ブルース・マウアット | ケリー・エイナーソン | シャーロットタウン |
ライラン・クライター | クリスティーナ・ブラック |
カナディアン・オープン
[編集]開催年 | 男子優勝スキップ | 女子優勝スキップ | 開催地 |
---|---|---|---|
2001 | ウェイン・ミッドオー | ウェインライト | |
2002 | ケビン・マーティン | サンダーベイ | |
2003 | グレン・デスピン | ブランドン | |
2005 | ケビン・マーティン | ウィニペグ | |
2006 | ジェフ・ストートン | ウィニペグ | |
2007(1月) | ケビン・マーティン | ウィニペグ | |
2007(12月) | ケビン・マーティン | ケベック・シティー | |
2009 | グレン・ハワード | ウィニペグ | |
2010 | ケビン・マーティン | ウィニペグ | |
2011(1月) | マイク・マキュウェン | オシャワ | |
2011(12月) | マイク・マキュウェン | キングストン | |
2012 | グレン・ハワード | ケロウナ | |
2013 | ケヴィン・クーイ | メディシンハット | |
2014 | ブラッド・グシュー | イブ・ミュアヘッド | ヨークトン |
2015 | ジョン・エッピング | レイチェル・ホーマン | ヨークトン |
2017 | ブラッド・グシュー | キャシー・シャイデガー | ノース・バトルフォード |
2018 | ペーター・デ・クルス | チェルシー・キャリー | カムローズ |
2019 | ブレンダン・ボッチャー | レイチェル・ホーマン | ノース・バトルフォード |
2020 | ブラッド・ジェイコブズ | アンナ・ハッセルボリ | ヨークトン |
2021 | 新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大の影響により中止 [12] | ラスベガス | |
2022 | COVID-19の感染拡大の影響により中止 [14] | カムローズ | |
2023 | ブレンダン・ボッチャー | 藤澤五月 | カムローズ |
2024 | ブルース・マウアット | レイチェル・ホーマン | レッドディア |
2024(11月) | ニスク |
ナショナル
[編集]開催年 | 男子優勝スキップ | 女子優勝スキップ | 開催地 |
---|---|---|---|
2002 | グレン・ハワード | スーセントマリー | |
2003 | マーティン・ファーランド | ハンボルト | |
2004(1月) | グレン・ハワード | プリンス・アルバート | |
2004(11月) | ケビン・マーティン | ハミルトン | |
2005 | ウェイン・ミッドオー | ポート・ホークスベリー | |
2007(3月) | ケビン・マーティン | ポート・ホークスベリー | |
2007(12月) | ケビン・マーティン | ポート・ホークスベリー | |
2008 | ウェイン・ミッドオー | ケベック・シティー | |
2010(1月) | ブラッド・グシュー | ゲルフ | |
2010(12月) | ケビン・マーティン | バーノン | |
2012 | グレン・ハワード | ドーソン・クリーク | |
2013 | ジェフ・ストートン | ポート・ホークスベリー | |
2014(3月) | グレン・ハワード | フォートマクマレー | |
2014(11月) | マイク・マキュウェン | スーセントマリー | |
2015 | ブラッド・グシュー | レイチェル・ホーマン | オシャワ |
2016 | ブラッド・ジェイコブズ | ケリー・エイナーソン | スーセントマリー |
2017 | ブルース・マウアット | ジェニファー・ジョーンズ | スーセントマリー |
2018 | ロス・パターソン | レイチェル・ホーマン | コンセプション・ベイ・サウス |
2019 | ブラッド・ジェイコブズ | アンナ・ハッセルボリ | コンセプション・ベイ・サウス |
2020 | 新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大の影響により中止 [12] | チェスターミア | |
2021 | ブラッド・グシュー | アンナ・ハッセルボリ | チェスターミア |
2022 | ブラッド・グシュー | シルヴァナ・ティリンツォーニ | ノースベイ |
2023 | ジョエル・レトルナス | キム・ウンジ | ピクトゥー・カウンティー |
2024 | セントジョンズ |
マスターズ
[編集]開催年 | 男子優勝スキップ | 女子優勝スキップ | 開催地 |
---|---|---|---|
2002 | ブルース・コルテ | ガンダー | |
2003 (1月) | ケビン・マーティン | サドバリー | |
2003 (12月) | ウェイン・ミッドオー | サドバリー | |
2004 | ジェフ・ストートン | ハンボルト | |
2006 (2月) | ランディ・ファービー | セントジョンズ | |
2006 (12月) | グレン・ハワード | ウォータールー | |
2008 (1月) | グレン・ハワード | サスカトゥーン | |
2008 (11月) | グレン・ハワード | ウォータールー | |
2009 | グレン・ハワード | ミシサガ | |
2010 | マイク・マキュウェン | ウィンザー | |
2011 | グレン・ハワード | スーセントマリー | |
2012 | ケヴィン・クーイ | レイチェル・ホーマン | ブラントフォード |
2013 | グレン・ハワード | ヴァル・スウィーティング | アボッツフォード |
2014 | ブラッド・グシュー | レイチェル・ホーマン | セルカーク |
2015 | マイク・マキュウェン | レイチェル・ホーマン | トルーロー |
2016 | ニクラス・エディン | アリソン・フラクシー | オコトクス |
2017 | ブラッド・グシュー | ジェニファー・ジョーンズ | ロイドミンスター |
2018 | ジョン・エッピング | アンナ・ハッセルボリ | トルーロー |
2019 | マット・ダンストン | トレイシー・フルーリー | ノースベイ |
2020 | 新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大の影響により中止 [12] | サーニア | |
2021 | ブルース・マウアット | トレイシー・フルーリー | オークビル |
2022 | ジョエル・レトルナス | ケリー・エイナーソン | オークビル |
2023 | ジョエル・レトルナス | レイチェル・ホーマン | サスカトゥーン |
2025 | ゲルフ |
プレーヤーズ・チャンピオンシップ
[編集]開催年 | 男子優勝スキップ | 女子優勝スキップ | 開催地 |
---|---|---|---|
1993 | ラス・ハワード | カルガリー | |
1994 | ケビン・マーティン | カルガリー | |
1995(4月) | マレー・マッキーチャーン | セルカーク | |
1995(12月) | ウェイン・ミッドオー | ジャスパー | |
1997 | ラス・ハワード | ウィニペグ | |
1998 | ケビン・マーティン | フォートマクマレー | |
1999 | ウェイン・ミッドオー | ウィニペグ | |
2000 | ケビン・マーティン | ウィニペグ | |
2001 | ウェイン・ミッドオー | カルガリー | |
2002 | ウェイン・ミッドオー | ストラスロイ=カラドック | |
2003 | ジェフ・ストートン | ルドゥーク | |
2004 | ジョン・モリス | セントジョンズ | |
2005 | ケビン・マーティン | セントジョンズ | |
2006 | ランディ・ファービー | ジェニファー・ジョーンズ | カルガリー |
2007 | ケビン・マーティン | ジェニファー・ジョーンズ | カルガリー |
2008 | グレン・ハワード | アンバー・ホランド | セントジョンズ |
2009 | ランディ・ファービー | ジェニファー・ジョーンズ | グランド・プレーリー |
2010 | ケビン・マーティン | シェリル・バーナード | ドーソン・クリーク |
2011 | ケビン・マーティン | ジェニファー・ジョーンズ | グランド・プレーリー |
2012 | ジョン・エッピング | ステファニー・ロートン | サマーサイド |
2013 | グレン・ハワード | イブ・ミュアヘッド | トロント |
2014 | ケビン・マーティン | ジェニファー・ジョーンズ | サマーサイド |
2015 | ブラッド・ジェイコブズ | イブ・ミュアヘッド | トロント |
2016 | ブラッド・グシュー | イブ・ミュアヘッド | トロント |
2017 | ニクラス・エディン | ジェニファー・ジョーンズ | トロント |
2018 | ケヴィン・クーイ | ジェイミー・シンクレア | トロント |
2019 | ブレンダン・ボッチャー | ケリー・エイナーソン | トロント |
2020 | 新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大の影響により中止 [15] | トロント | |
2021 | ブルース・マウアット | ケリー・エイナーソン | カルガリー |
2022 | ブルース・マウアット | アンナ・ハッセルボリ | トロント |
2023 | ケヴィン・クーイ | イザベラ・ヴラノー | トロント |
2024 | ブラッド・グシュー | シルヴァナ・ティリンツォーニ | トロント |
2025 | トロント |
過去のグランドスラム
[編集]ソビーズスラム
[編集]開催年 | 優勝スキップ |
---|---|
2007 | シェリー・ミッドオー |
2008 | マリーフランス・ラルーシュ |
2009 | 開催せず |
2010 | ジェニファー・ジョーンズ |
ウェイデン・トランス
[編集]ブリティッシュコロンビア州アボッツフォードで過去3回開催。
開催年 | 優勝スキップ |
---|---|
2006 | ステファニー・ロートン |
2007 | ケリー・スコット |
2008 | ジェニファー・ジョーンズ |
マニトバ・ロト
[編集]マニトバ州ポーティジ・ラ・プレーリーで過去8回開催。2014-15シーズンからグランドスラムのラインナップから削除され、マスターシリーズのひとつとなった。
開催年 | 優勝スキップ |
---|---|
2006 | シェリー・アンダーソン |
2007 | シャノン・クレイブリンク |
2008 | ミシェル・イングロット |
2009 | ケリー・スコット |
2010 | チェルシー・キャリー |
2011 | ルネ・ソネンベリ |
2012 | ステファニー・ロートン |
2013 | ジェニファー・ジョーンズ |
オータムゴールド
[編集]アルバータ州カルガリーで毎年開催。2015-16シーズンからグランドスラムのラインナップから削除され、マスターシリーズのひとつとなった。
開催年 | 優勝スキップ |
---|---|
2006 | ケリー・スコット |
2007 | ジェニファー・ジョーンズ |
2008 | シャノン・クレイブリンク |
2009 | ジェニファー・ジョーンズ |
2010 | 王氷玉 |
2011 | キャシー・オーバートン |
2012 | シェリー・ミッドオー |
2013 | イブ・ミュアヘッド |
2014 | ジェニファー・ジョーンズ |
コロニアルスクエア
[編集]サスカチュワン州サスカトゥーンで毎年開催。2015-16シーズンからグランドスラムのラインナップから削除され、マスターシリーズのひとつとなった。
開催年 | 優勝スキップ |
---|---|
2012 | ステファニー・ロートン |
2013 | ジェニファー・ジョーンズ |
2014 | イブ・ミュアヘッド |
エリート10
[編集]スキンズゲームに似た独自のマッチプレー形式で開催。2019-20シーズンから廃止された。
開催年 | 男子優勝スキップ | 女子優勝スキップ | 開催地 |
---|---|---|---|
2015 | マイク・マキュウェン | フォートマクマレー | |
2016 | ブラッド・グシュー | コルウッド | |
2017 | ジョン・モリス | ポート・ホークスベリー | |
2018(3月) | マイク・マキュウェン | ウィニペグ | |
2018(9月) | ブラッド・グシュー | アンナ・ハッセルボリ | チャタム・ケント |
チャンピオンズカップ
[編集]開催年 | 男子優勝スキップ | 女子優勝スキップ | 開催地 |
---|---|---|---|
2016 | リード・カラザーズ | ジェニファー・ジョーンズ | シャーウッド・パーク |
2017 | ブラッド・ジェイコブズ | レイチェル・ホーマン | カルガリー |
2018 | ブラッド・グシュー | レイチェル・ホーマン | カルガリー |
2019 | ブレンダン・ボッチャー | シルヴァナ・ティリンツォーニ | サスカトゥーン |
2020 | 新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大の影響により中止 [15] | ||
2021 | ブルース・マウアット | レイチェル・ホーマン | カルガリー |
2022 | ブラッド・グシュー | ケリー・エイナーソン | オールズ |
2023 | ブレンダン・ボッチャー | レイチェル・ホーマン | レジャイナ |
2024 | 開催せず |
記録
[編集]グランドスラムのメジャー指定大会優勝および冬季オリンピック、世界選手権のメダル獲得者。
- 男子
MA=マスターズ, NA=ナショナル, CO=カナディアン, PC=プレーヤーズ
スキップ | GSOC | 五輪 | 世界選手権 | 備考 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
MA | NA | CO | PC | 金 | 銀 | 銅 | 金 | 銀 | 銅 | ||
ペーター・デ・クルス | 2018 | 2018 | 2014 | ||||||||
ニクラス・エディン | 2016 | 2017 | 2022 | 2018 | 2014 | 2013 | 2017 | 2011 | |||
ランディ・ファービー | 2006 | 2006 | 2002 | ||||||||
ケビン・マーティン | 2003 | 2004 | 2002 | 2005 | 2010 | 2002 | 2008 | 1991 | 2010年にスーパー・スラム達成 | ||
ウェイン・ミッドオー | 2003 | 2005 | 2001 | 2002 | 1998 | ||||||
ブルース・マウアット | 2021 | 2017 | 2024 | 2021 | 2022 | 2023 | 2021 | 2018 | 2024年にキャリア・グランドスラム達成 | ||
ジョエル・レトルナス | 2022 | 2023 | 2022 | ||||||||
ジェフ・ストートン | 2004 | 2013 | 2006 | 2003 | 1996 | 1999 |
- 女子
MA=マスターズ, NA=ナショナル, CO=カナディアン, PC=プレーヤーズ
スキップ | GSOC | 五輪 | 世界選手権 | 備考 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
MA | NA | CO | PC | 金 | 銀 | 銅 | 金 | 銀 | 銅 | ||
シェリル・バーナード | 2010 | 2010 | |||||||||
ケリー・エイナーソン | 2022 | 2016 | 2019 | 2022 | |||||||
藤澤五月 | 2023 | 2022 | 2018 | 2016 | |||||||
キム・ウンジ | 2023 | 2024 | |||||||||
アンナ・ハッセルボリ | 2018 | 2019 | 2020 | 2022 | 2018 | 2022 | 2018 | 2022年にゴールデン・スラム達成 | |||
アンバー・ホランド | 2008 | 2011 | |||||||||
レイチェル・ホーマン | 2012 | 2015 | 2015 | 2017 | 2014 | 2013 | |||||
ジェニファー・ジョーンズ | 2017 | 2017 | 2006 | 2014 | 2008 | 2015 | 2010 | ||||
イブ・ミュアヘッド | 2014 | 2013 | 2022 | 2014 | 2013 | 2010 | 2017 | ||||
シルヴァナ・ティリンツォーニ | 2022 | 2024 | 2019 |
日本チームの出場成績
[編集]※ベスト8以上
- 男子
チーム | 結果 | 大会 |
---|---|---|
北海道コンサドーレ札幌 | ベスト8 | 2021年マスターズ |
- 女子
グランドスラムカップ
[編集]チャンピオンズカップとツアーチャレンジ・ティア2を除いた各大会の成績をポイント化し、その合計で年間王者を決定する。総合成績の最上位チームには「グランドスラムカップ」を授与。賞金は7万5千カナダドル[16]。
- 男子
シーズン | 優勝スキップ | 準優勝スキップ |
---|---|---|
2012-13 | グレン・ハワード | |
2013-14 | ケビン・マーティン | グレン・ハワード |
2014-15 | ブラッド・ジェイコブズ | マイク・マキュウェン |
2015-16 | ブラッド・グシュー | ケヴィン・クーイ |
2016-17 | ニクラス・エディン | ブラッド・ジェイコブズ |
2017-18 | ブラッド・グシュー | ケヴィン・クーイ |
2018-19 | ケヴィン・クーイ | ブレンダン・ボッチャー |
2019-20 | ブラッド・ジェイコブズ | ブラッド・グシュー |
2020-21 | 開催せず | |
2021-22 | ブルース・マウアット | ブラッド・グシュー |
2022-23 | ブラッド・グシュー | ニクラス・エディン |
- 女子
シーズン | 優勝スキップ | 準優勝スキップ |
---|---|---|
2012-13 | イブ・ミュアヘッド | |
2013-14 | ジェニファー・ジョーンズ | レイチェル・ホーマン |
2014-15 | イブ・ミュアヘッド | ヴァル・スウィーティング |
2015-16 | レイチェル・ホーマン | ジェニファー・ジョーンズ |
2016-17 | ヴァル・スウィーティング | ジェニファー・ジョーンズ シルヴァナ・ティリンツォーニ |
2017-18 | ジェニファー・ジョーンズ | ジェイミー・シンクレア |
2018-19 | レイチェル・ホーマン | アンナ・ハッセルボリ |
2019-20 | アンナ・ハッセルボリ | 藤澤五月 |
2020-21 | 開催せず | |
2021-22 | アンナ・ハッセルボリ | トレイシー・フルーリー |
2022-23 | ケリー・エイナーソン | イザベラ・ヴラノー |
日本での中継
[編集]2024-25年シーズンの全大会(2024年ツアーチャレンジ、2024年11月カナディアン・オープン、2024年ナショナル、2025年マスターズ、2025年プレーヤーズ選手権)においてABEMAが放映権を獲得し無料生中継する[17]。
CSデジタル放送
[編集]- 日本で初めてテレ朝チャンネルにて2022年プレーヤーズ選手権が生中継された。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ “World Curling Tour” (PDF). WCT JAPAN. 2019年12月18日閲覧。
- ^ “本橋麻里もアイスに。カーリングLS北見が世界最高峰タイトルに挑む”. 集英社のスポーツ総合雑誌 スポルティーバ. (2018年4月8日) 2020年10月6日閲覧。
- ^ “LS北見が準々決勝進出 カーリングのプレーヤーズ選手権”. 日本経済新聞. (2018年4月14日) 2020年10月6日閲覧。
- ^ “【カーリング】ロコ・ソラーレがアジア勢初世界最高峰“グランドスラム”優勝…カナディアンオープン”. 北海道ニュース UHB. (2023年1月16日) 2023年12月24日閲覧。
- ^ “The history of curling’s Grand Slams”. SportsNet (2015年3月19日). 2019年12月18日閲覧。
- ^ “Bruce Korte, an Original 18, reflects on history of Grand Slam of Curling”. Global NEWS. (2017年1月8日) 2019年12月18日閲覧。
- ^ “About the Pinty's Grand Slam of Curling”. Grand Slam of Curling (2018年11月1日). 2019年12月18日閲覧。
- ^ “Weagle: GSOC brings women's game to new level”. Grand Slam of Curling (2018年11月1日). 2019年12月18日閲覧。
- ^ “Sportsnet new owner of Grand Slam curling”. The Curling News. (2012年8月30日) 2019年12月18日閲覧。
- ^ “BREAKING: Sportsnet, CBC back on curling ice”. The Curling News. (2012年8月29日) 2019年12月18日閲覧。
- ^ “Grand Slam of Curling returns to CBC”. CBC Sports. (2012年8月30日) 2019年12月18日閲覧。
- ^ a b c d “Grand Slam curling circuit forced to drop 4 events because of COVID-19 pandemic” (英語). CBC Sports (2020年7月8日). 2020年7月10日閲覧。
- ^ “Grand Slam of Curling returning to the road for 2021-22 season” (英語). Grand Slam of Curling (2021年7月5日). 2021年8月13日閲覧。
- ^ “GSOC cancels 2022 Meridian Open in Camrose” (英語). Grand Slam of Curling (2021年12月29日). 2021年12月29日閲覧。
- ^ a b “GSOC cancels remaining events of 2019-20 season” (英語). Grand Slam of Curling (2020年3月13日). 2020年3月14日閲覧。
- ^ “Rogers Grand Slam Cup chase wraps up at Players’ Championship”. Grand Slam of Curling. (2017年4月7日) 2019年12月18日閲覧。
- ^ “ABEMA、世界最高峰ツアー大会「グランドスラム オブ カーリング」無料生中継決定 ロコ・ソラーレは全試合!初戦には女優・本田望結がゲスト出演”. ABEMA TIMES. (2024年9月26日) 2024年9月29日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- グランドスラム・オブ・カーリング(GSOC) 公式サイト
- ワールドカーリングツアー(WCT) 公式サイト
- カーリングゾーン(CurlingZone) 公式サイト
- Pinty's Grand Slam of Curling (@grandslamcurl) - X(旧Twitter)
- Grand Slam of Curling (@grandslamofcurling) - Instagram