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グッテ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

株式会社グッテ(英:GoodTe Inc.)は、オンライン患者コミュニティ「Gコミュニティ」[1]の運営などをおこなう日本の企業。

概要

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2019年7月に、国の難病に指定されている潰瘍性大腸炎クローン病(IBD、Inflamatory Bowel Disease)患者とその家族向けに、オンライン患者コミュニティ「Gコミュニティ」の運営を開始。2020年9月に1000名に到達した[2]。また2022年3月には経済産業省が作成した「令和3年度ヘルスケアサービス社会実装事業 (ヘルスケア産業の事業環境整備に係る調査) 」において単一疾患向けのオンライン患者コミュニティとして紹介された[3]

IBD患者・その家族向け情報発信も行っている。田辺三菱製薬株式会社とオンラインイベント「IBDとともに働き続けるコツ」を2021年6月より継続的に開催している[4]

2023年5月にはギリアド・サイエンシズ株式会社、NPO法人IBDネットワークが発行した潰瘍性大腸炎の患者さん向け漫画集「マンガで分かる!潰瘍性大腸炎患者さんのよくある質問」作成に協力した[5]

また、2023年5月19日の世界IBDデーに合わせ「IBD治療の未来を語ろう」を京都大学医学部付属病院消化器内科と共催した[6]

2022年11月に、IBD患者が実際に作っているレシピを管理栄養士が解説したレシピサイト「グッテレシピα版」を開始した。2023年3月には、過敏性腸症候群(IBS、Irritable Bowel Syndrome)患者のレシピが追加され、正式にリリースされた[7]

2023年3月に株式会社明治が主催する明治アクセラレータプログラム第2期に採択された。2023年12月IBD/IBS患者等のお腹が敏感な者でも安心して食べられるお菓子「やさしいひとくちノンフライスナック」を発売した[8][9][10]

脚注

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出典

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  1. ^ Gコミュニティ | 専門家・患者に気軽に相談できるIBDオンラインコミュニティ | IBD患者”. gcarecommunity.com. 2024年3月3日閲覧。
  2. ^ 潰瘍性大腸炎・クローン病患者(IBD)オンラインコミュニティ登録ユーザー1000名突破![ジーケア] | NIKKEI COMPASS - 日本経済新聞”. www.nikkei.com. 2024年5月31日閲覧。
  3. ^ *2 令和3年度 ヘルスケアサービス社会実装事業(ヘルスケア産業の事業環境整備に係る調査) 2022年3月25日、30頁、https://www.meti.go.jp/meti_lib/report/2021FY/000656.pdf
  4. ^ 炎症性腸疾患(IBD)患者さん向け就労セミナー「IBDと共に働き続けるコツ〜偶然を味方に!計画的偶発性理論でキャリア開発〜」を開催、申し込み受付を開始”. 田辺三菱製薬株式会社. 2024年5月31日閲覧。
  5. ^ *4 ギリアド・サイエンシズ株式会社プレスリリースhttps://www.gilead.co.jp/-/media/gilead-japan/pdfs/news-and-press/press-releases/2023/20230518_press_release_web_uc_manga.pdf
  6. ^ Ibdネットワーク, Npo法人 (2023年5月10日). “5/20 オンラインイベント「 IBD治療の未来を語ろう」のご案内”. NPO法人 IBDネットワーク. 2024年5月31日閲覧。
  7. ^ 患者さんが作成したレシピを症状、食事療法、栄養別に検索できるレシピサイト「グッテレシピ」を正式にオープン! ―潰瘍性大腸炎・クローン病・過敏性腸症候群・お腹の弱い方向け ―”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES (2023年3月30日). 2024年5月31日閲覧。
  8. ^ 「明治アクセラレーター」第二期 アクセラレーション実施企業を決定”. 共同通信PRワイヤー (2023年3月6日). 2024年5月31日閲覧。
  9. ^ 明治アクセラレーターが開発をサポート おなかへのやさしさと味わいを追求した「やさしいひとくち」”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES (2023年12月11日). 2024年5月31日閲覧。
  10. ^ グッテ、明治と「低フォドマップ食」を共創 「ノンフライスナック」3品発売”. 日本食糧新聞電子版. 2024年5月31日閲覧。

外部リンク

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