クレバリー
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種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒101-0021 東京都千代田区外神田2丁目14-10 第2電波ビル7階 |
設立 | 1991年4月16日(創業:1988年) |
業種 | 小売業 |
事業内容 |
BTOパソコンの製造・販売 PCパーツ・周辺機器の販売 |
代表者 | 破産管財人 佐々木茂 |
資本金 | 8,000万円 |
売上高 | 26億7244万円(2011年10月期) |
従業員数 | 20名 |
決算期 | 10月 |
特記事項:2012年5月31日に破産手続開始決定。 |
株式会社クレバリーは、かつて東京都千代田区に本社を構えていたパソコン関連の小売業者である。同名の小売店舗を秋葉原や高田馬場に構えていた。
概要
[編集]クレバリーは1988年8月に創業。1991年に法人改組して有限会社となり、1993年に株式会社化した。当初は世田谷区桜上水に本社を構えていたが、1994年に秋葉原に移転。1996年に秋葉原に店舗を開店し、最盛期には秋葉原のほか、高田馬場にも支店を構え、パソコン関連のパーツ販売をメインに、オリジナルパソコンの製造、および既存メーカー品パソコンの販売などを行い、2007年10月期には約46億4500万円の売上があった。
しかし、2008年の秋葉原通り魔事件の影響で売上が低下し、2008年10月期で営業損失に陥り赤字に転落[1]。さらに、2011年の東日本大震災の影響で売上が低下したため、高田馬場店を閉鎖。追い打ちをかけるようにタイで発生した大洪水により製品の調達に支障を来たし、2011年10月期で約27億6200万円にまで売上が低下。
このため2012年に秋葉原にあった1号店・2号店を閉鎖、インターネット館を秋葉原店として改装し、1店舗体制で経営再建を図るも業績が回復せず、自力での再建を断念し、2012年5月29日に事業を停止。翌5月30日に東京地裁へ自己破産を申請し、翌5月31日に東京地裁から破産手続開始決定を受けた[1][2]。負債は約3億3000万円。
店舗
[編集]- 1号店 - 1996年12月開店[3]、2012年2月26日閉店[4]。
- 2号店 - 1999年11月19日開店[5]、2012年2月29日閉店[4]。
- 3号店(初代) - 2000年2月24日開店[6]、2001年9月16日閉店[7]。
- → WonderCity秋葉原店 - 2001年9月22日開店[8]、2005年6月5日閉店[9]。
- → インターネット館 - 2005年6月9日開店[9]、2012年2月16日閉店。
- → 秋葉原店 - 1号店・2号店を統合し2012年3月3日開店[10]。倒産に伴い2012年5月29日閉店。
特徴
[編集]出典
[編集]脚注
[編集]- ^ a b 倒産速報(株)クレバリー東京商工リサーチ
- ^ 追報(株)クレバリー/破産手続き開始決定JC.net 2012年6月12日
- ^ “[業界動向] クレバリー1号店/2号店が今月末閉店 ~インターネット館に集約~”. hermitage akihabara (2012年2月10日). 2018年5月12日閲覧。
- ^ a b “クレバリー1号/2号店が2月末で閉店、インターネット館に統合 / 再開発で”. AKIBA PC Hotline! (2012年2月10日). 2018年5月12日閲覧。
- ^ “クレバリー2号店オープン、DOS/Vパラダイス本店も改装”. AKIBA PC Hotline! (1999年11月20日). 2018年5月12日閲覧。
- ^ “クレバリー3号店やツクモParts王国など開店ラッシュ”. AKIBA PC Hotline! (2000年2月26日). 2018年5月12日閲覧。
- ^ “お買い得価格情報(2001年9月15日)”. AKIBA PC Hotline! (2001年9月15日). 2018年5月12日閲覧。
- ^ “お買い得価格情報(2001年9月22日)”. AKIBA PC Hotline! (2001年9月22日). 2018年5月12日閲覧。
- ^ a b “WonderCityが来週末で閉店!クレバリーインターネット館としてリニューアルオープン予定”. ASCII.jp (2005年5月24日). 2018年5月12日閲覧。
- ^ “クレバリーがリニューアルオープン、3店を統合”. AKIBA PC Hotline! (2012年3月2日). 2018年5月12日閲覧。
- ^ “クレバリーの新店舗「クレバリー3」が6月4日にオープン!”. ASCII.jp (2003年5月29日). 2018年5月12日閲覧。
- ^ “「クレバリー新3号店」が4月11日(日)をもって閉店へ”. ASCII.jp (2004年4月3日). 2018年5月12日閲覧。
- ^ “クレバリー、新店舗を高田馬場にオープン”. hermitage akihabara (2009年6月22日). 2018年5月12日閲覧。
- ^ “倒産したクレバリーのマスコット「山田くん」、デザインした平井太朗氏が直筆イラスト公開”. BUZZAP! (2012年5月30日). 2020年8月22日閲覧。
- ^ “「不況箱」で新年早々圧倒的な不幸を届けたクレバリー、ユーザーからショップ評価を急落させられる”. GIGAZINE (2010年1月5日). 2020年12月10日閲覧。