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クリャシェン人

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
クリャシェン人
Керәшеннәр
総人口
55,735
居住地域
ロシアの旗 ロシア (タタールスタン共和国)他
言語
タタール語ロシア語
宗教
ロシア正教
関連する民族
タタール人

クリャシェン人(クリャシェンじん、あるいは単にクリャシェンとも タタール語: керәшен(нәр); ロシア語: кряшены; 英語: Kryashens)とは、ロシア連邦に居住するヴォルガ・タタール人の一派で、正教改宗したタタール人を指す。

概要

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別名「受洗タタール(крещеные татары)」と呼ばれる。イスラム教からキリスト教に改宗してロシア化したタタール人だが、自らをタタールとは別の「民族」であると主張する動きがある[1]。しかし、ロシア連邦の人口統計では、カザン・タタール人の下位区分集団(エスニック・グループ)と捉えられている[2]

関連項目

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出典

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  1. ^ 櫻間瑛「「受洗タタール」から「クリャシェン」へ : 現代ロシアにおける民族復興の一様態」『スラヴ研究』第56巻、北海道大学スラブ研究センター、2009年、127-155頁、hdl:2115/39229ISSN 05626579CRID 10508457639312318722023年5月22日閲覧 
  2. ^ 伊賀上菜穂「書評:櫻間瑛著『現代ロシアにおける民族の再生――ポスト・ソ連社会としてのタタルスタン共和国における「クリャシェン」のエスニシティと宗教=文化活動――』」『アジア経済』第61巻第2号、日本貿易振興機構アジア経済研究所、2020年6月、70-73頁、doi:10.24765/ajiakeizai.61.2_70hdl:2344/00051779ISSN 00022942CRID 13900038251949484802023年5月22日閲覧