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クリスティン・ネスビット

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Christine Nesbitt
クリスティン・ネスビット
2008年ワールドカップ(ハーマル)
基本情報
国籍 カナダの旗 カナダ
誕生日 (1985-05-17) 1985年5月17日(39歳)
出身地 オーストラリアの旗メルボルン
カナダの旗ロンドン
身長 171cm
体重 68kg
公式サイト Christine Nesbitt
獲得メダル
女子スピードスケート
オリンピック
2010 バンクーバー 1000m
2006 トリノ 団体パシュート
世界オールラウンド選手権
2011 カルガリー Allround
2012 モスクワ Allround
世界距離別選手権
2007 ソルトレイクシティ 団体パシュート
2009 リッチモンド 1000m
2009 リッチモンド 団体パシュート
2011 インツェル 1000m
2011 インツェル 団体パシュート
2012 ヘーレンフェーン 1000m
2012 ヘーレンフェーン 1500m
2008 長野 団体パシュート
2012 ヘーレンフェーン 団体パシュート
2007 ソルトレイクシティ 1000m
2009 リッチモンド 1500m
2013 ソチ 1500m
世界スプリント選手権
2011 ヘーレンフェーン 総合
2012 カルガリー 総合

クリスティン・ネスビット(Christine Nesbitt、1985年5月17日 - )は、カナダの女子スピードスケート選手。得意種目は1000mと1500m。バンクーバーオリンピック1000m金メダリスト。

経歴

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オーストラリアメルボルンでカナダ人の父とオーストラリア人の母の間に生まれる。オーストラリアで過ごしたのは生後数カ月のみで、その後はカナダのオンタリオ州ロンドンで育った。アイスホッケー陸上競技など様々なスポーツに親しみ、12歳の時にショートトラックスピードスケートを始めた。ショートトラックが盛んなモントリオールにあるマギル大学へ進むことを希望していたが叶わず、2003年オリンピックオーバルを所有するカルガリー大学工学部へ進学してロングトラックへ転向(スケートとの両立からのちに地理学科へと移っている)[1] [2]

2005年に地元カルガリーで開催されたワールドカップのカナダ代表として国際舞台へデビューする。翌年のトリノオリンピックの代表にも選出され、シンディ・クラッセンクリスティナ・グローブスらと組んだ団体パシュートで五輪新記録もマークして銀メダルを獲得。その後もワールドカップの表彰台へ何度も上がり、2007/08シーズンには初勝利を挙げた[3]

2008/09シーズンはワールドカップの1000mで3勝を挙げて総合優勝、世界距離別選手権では初めて個人種目での金メダルに輝く[3]。翌シーズンには1000mで無敵に近い強さを発揮し、同種目でワールドカップ4勝、同総合優勝(2季連続)、バンクーバーオリンピック優勝を果たした。五輪後はモチベーションの低下に悩み、交通事故によるひじの負傷もあった[2]が、現在も1000mと1500mのトップスケーターとして活躍した。個人種目でのワールドカップ通算32勝(1000m19勝、1500m13勝)は女子として歴代10位である(2017/18シーズン終了時点)[4]2012年1月28日には1000mで史上初めて1分12秒台をマークしクラッセンの世界記録を更新した。2015年に現役を引退。

人物

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自己記録

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種目 記録 日時 場所
500m 37秒59 2012年1月21日 アメリカ合衆国の旗 ソルトレイクシティ
1000m 1分12秒68 2012年1月28日 カナダの旗 カルガリー
1500m 1分52秒75 2007年11月10日 アメリカ合衆国の旗ソルトレイクシティ
3000m 4分03秒44 2011年2月11日 カナダの旗カルガリー
5000m 7分07秒15 2008年1月13日 カナダの旗カルガリー

脚注

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  1. ^ "Fine balance between athletics and academics"-Western News、2010年2月28日
  2. ^ a b c d Biography-公式ウェブサイトのバイオグラフィ
  3. ^ a b c d Speed Skating - Biographies - Christine Nesbitt-国際スケート連盟によるバイオグラフィ
  4. ^ Most World Cup victories individual distances Women-SpeedSkatingStats.com

外部リンク

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