コンテンツにスキップ

クマ原田

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
クマ原田
出生名 原田時芳
生誕 (1951-06-10) 1951年6月10日
出身地 日本の旗 日本 北海道 札幌市
死没 (2023-03-21) 2023年3月21日(71歳没)
ジャンル ロック
職業 ベーシスト音楽プロデューサー
担当楽器 エレクトリックベース
活動期間 1970年 -
共同作業者 シング・アウト

クマ 原田(くま はらだ、1951年6月10日 - 2023年3月21日)は、日本のベーシスト音楽プロデューサー北海道札幌市出身[1][2]。本名は原田 時芳(はらだ ときよし)[3]

人物

[編集]

10代で「シング・アウト」のメンバーとして[4]NHK総合テレビジョンの音楽バラエティ番組『ステージ101』に1970年1月10日の第一回から1971年4月3日まで[5]出演[6][7]。その後すぐドイツへ渡り[2][3]、ミュージカル『ヘアー』公演に参加[7]オランダ滞在を経てロンドンへ移住する[2][3]。移住した1972年以後、スタジオ・ミュージシャンとして活躍する[8]ヴァン・モリソンミック・テイラーケイト・ブッシュなど、海外の著名なアーティストと数多く共演している他[2]布袋寅泰など日本の有名ミュージシャンとの共演も多い[2][9]

経歴

[編集]

所属グループ

[編集]

レコーディング

[編集]

特記があるものを除き、全てアルバムである。「Gonzalez」、「CO-CóLO」の作品については、当該項目参照

プロデュース

[編集]

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ 原田と同時に、樋口康雄を除くシング・アウトのメンバー全員が卒業した。
  2. ^ 2003年10月21日夜、22日昼、夜の計3回にわたってBunkamuraシアターコクーンにて開かれたヤング101復活コンサート『ステージ101〜明日に架ける橋』に、元メンバー36名と共に出演。小林啓子のソロに参加。22日夜のコンサートは、後日、BS2で放送された。

出典

[編集]
  1. ^ 『ベース・マガジン』、1997年09月号、134頁
  2. ^ a b c d e f g h i ANA WORLD AIR CURRENT”. J-WAVE (2008年9月13日). 5 March 2014閲覧。
  3. ^ a b c d e f g h i 原田時芳「球追い育て 若き国際人」日本経済新聞文化面(1999年12月1日)
  4. ^ ヤング101メンバーのその後”. 五人と一匹 GO GO GO !. 5 March 2014閲覧。
  5. ^ a b c 風間嵐、『ステージ101について』、2021年、CD『ステージ101 GO! / ヤング101』(CSレコード DQCL 3611-15)。
  6. ^ 「クマ原田さん~!」”. 小林啓子ブログ「Amazing Grace」 (2012年7月26日). 5 March 2014閲覧。
  7. ^ a b c 「Shun Kikuta Blues Project」/菊田俊介”. Music Restaurant La Donna. 5 March 2014閲覧。
  8. ^ “日英新世紀 13 君も僕もビートルズ”. 朝日新聞 (朝日新聞社): 1面. (2012年7月24日) 
  9. ^ From LONDON part 4  Happy Birthday ! My Sweet Dog !!!”. HOTEI OFFICIAL BLOG (2009年1月21日). 5 March 2014閲覧。
  10. ^ 合歓ポピュラーフェスティバル'69 ヤマハ音楽振興会 2020年10月16日閲覧。
  11. ^ 「ベースマガジン」2012年6月号より
  12. ^ Mick Taylor - Mick Taylor (Vinyl, LP, Album) at Discogs
  13. ^ Peter Green (2) - In The Skies (Vinyl, LP, Album) at Discogs
  14. ^ PETER GREEN | Artist | Official Charts - 「Albums」をクリックすれば表示される - 2015年2月22日閲覧
  15. ^ Snowy White - Bird Of Paradise (Vinyl) at Discogs
  16. ^ SNOWY WHITE | Artist | Official Charts - 2015年2月22日閲覧
  17. ^ 湯川潮音の新作にオオヤユウスケ&黒沢健一が曲提供”. ナタリー (2008年5月7日). 7 March 2014閲覧。
  18. ^ 湯川潮音、3rdアルバム『クレッシェンド』発売決定! 公式YouTubeチャンネルもオープン”. CDJournal.comニュース (2010年9月2日). 7 March 2014閲覧。
  19. ^ 元ローリング・ストーンズのミック・テイラー (Mick Taylor)、4月に来日公演を開催”. CDJournal.comニュース (2009年1月6日). 7 March 2014閲覧。
  20. ^ Foomy Koyasu (2023年4月12日). “追悼 – クマ原田”. BASS MAGAZINE. https://bassmagazine.jp/notes/202304-rip-kumaharada/ 2023年4月13日閲覧。 
  21. ^ 布袋寅泰 @Official_Hotei. “クマ原田さんの訃報にあたり心から深くお悔やみ、御冥福をお祈りいたします。本当に大切なことをたくさん教えていただきました。また会う日には改めて感謝の気持ちを伝えたいと思っていたのに。とても残念です。優しく、大きく、そして偉大な方でした。とても寂しい。ありがとうクマさん。#クマ原田”. Twitter. 2023年3月22日閲覧。
  22. ^ It’s with a heavy heart that I pass on the terrible news that Kuma Harada, our dear friend and musical buddy, has died. Steve Harley & Cockney Rebel - facebook

参考文献

[編集]
  • 土龍団、『シング・アウト物語』、2001年、CD『愛のつばさをーシング・アウトの旅ー/シング・アウト』(BMG、BVCK3708)
  • 風間嵐、『ステージ101について』、2021年、CD『ステージ101 GO! / ヤング101』(CSレコード DQCL 3611-15)

外部リンク

[編集]