ギルバート・アイブル
基本情報 | |
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本名 |
ギルバート・ラモン・アイブル (Gilbert Ramon Yvel) |
通称 |
ザ・ハリケーン 暴走ハリケーン PRIDEのハリケーン男 |
国籍 | オランダ |
生年月日 | 1976年6月30日(48歳) |
出身地 | 北ホラント州アムステルダム |
所属 |
ゴールデン・グローリー →ボスジム →スローダウン |
身長 | 187cm |
体重 | 104kg |
リーチ | 196cm |
階級 |
ヘビー級 →ライトヘビー級 |
バックボーン | キックボクシング |
テーマ曲 |
Mama Said Knock You Out (LL Cool J) |
ギルバート・アイブル(Gilbert Yvel、1976年6月30日 - )は、オランダの男性総合格闘家。北ホラント州アムステルダム出身。スローダウン所属。元RINGS無差別級王者。
来歴
[編集]1999年4月23日、リングスで高阪剛とランキング戦で対戦し、ドクターストップでTKO勝ち。この試合前まではランク外であったが、ランク1位の高阪に勝利したことによってランキング1位に認定された。
2000年4月20日、リングス無差別級タイトルマッチで王者田村潔司と対戦し、KO勝ちを収め王座獲得に成功した。直後にPRIDEと契約したが[1]、リングスと1999年8月1日から2000年7月31日までの専属選手契約中であり、6月13日付けで同契約の解除および王座剥奪となった。
2000年6月4日、PRIDE.9でビクトー・ベウフォートと対戦、判定負け。8月27日、PRIDE.10でゲーリー・グッドリッジと対戦、左ハイキック一発でKO勝ち。10月31日、PRIDE.11でヴァンダレイ・シウバと対戦するも、試合開始直後にインローを金的に受け、続行不可能となったため無効試合となった。
2002年7月14日、K-1初参戦となったK-1 WORLD GP 2002 in FUKUOKAでレイ・セフォーと対戦し、ローキックでKO負け。
2004年5月20日、IT'S SHOWTIMEでシーク・コンゴと対戦し、KO勝ち。
2004年11月13日、ヘルシンキで開催されたFight Festival 12でのアッテ・バックマンとの対戦中、レフェリーを左フックでダウンさせ、ダウンしたところにキックを見舞ったため失格負けとなった。
2005年4月3日、PRIDE 武士道 -其の六-で美濃輪育久と対戦し、アンクルホールドで一本負け。
2007年2月24日、アメリカ合衆国ネバダ州で開催されたPRIDE.33でセルゲイ・ハリトーノフと対戦予定であったが、レフェリー暴行の件でネバダ州アスレチック・コミッションからライセンスが下りなかったため、欠場となった。
2007年4月8日、PRIDE.34で小路晃と対戦し、パウンドでTKO勝ち。
2007年8月、かつてアイブルがKOしたシーク・コンゴと対戦することになったミルコ・クロコップのチーム・クロコップのトレーニングにスパーリング・パートナーとして参加。
2007年10月28日、SHOOT BOXING BATTLE SUMMIT GROUND ZERO TOKYO 2007で桜木裕司と対戦し、右フックでKO勝ち。
2009年1月24日、Affliction: Day of Reckoningでジョシュ・バーネットと対戦し、マウントパンチでギブアップ負け[2]。6月27日、Ultimate Chaosでペドロ・ヒーゾと対戦し、パウンドでKO勝ち[3]。
2009年8月1日、Affliction: Trilogyでポール・ブエンテロと対戦予定であったが、大会が中止された[4]。
UFC
[編集]2010年1月2日、UFC初参戦となったUFC 108でジュニオール・ドス・サントスと対戦し、左フックでダウンしたところにパウンドで追撃されTKO負け[5]。
2010年6月12日、UFC 115でベン・ロズウェルと対戦し、0-3の判定負け[6]。
2010年10月23日、UFC 121でジョン・マドセンと対戦し、パウンドでTKO負け。3連敗となりUFCからリリースされた[7]。
人物・エピソード
[編集]- サミング・ロープ掴み・頭突きなど反則行為の多い選手で、一時期これが原因で格闘界から干されている。
- 巨大なイエローカードを持って入場するパフォーマンスを行う[8]。
- 父方の祖父が日本人なのだが、母親はこの事実を長年ギルバートに伝えていなかった(PRIDE 武士道 -其の六- 煽りVTRより)。
戦績
[編集]総合格闘技
[編集]総合格闘技 戦績 | ||||||
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56 試合 | (T)KO | 一本 | 判定 | その他 | 引き分け | 無効試合 |
38 勝 | 32 | 6 | 0 | 0 | 1 | 1 |
16 敗 | 4 | 3 | 6 | 3 |
勝敗 | 対戦相手 | 試合結果 | 大会名 | 開催年月日 |
○ | ヒューストン・アレクサンダー | 1R 3:59 KO(パンチ) | RFA 2: Yvel vs. Alexander | 2012年3月30日 |
○ | ダミアン・ダンチボ | 1R 3:12 ギブアップ(パンチ連打) | RFA 1: Elliott vs. Pulver | 2011年12月16日 |
× | ジョン・マドセン | 1R 1:48 TKO(パウンド) | UFC 121: Lesnar vs. Velasquez | 2010年10月23日 |
× | ベン・ロズウェル | 5分3R終了 判定0-3 | UFC 115: Liddell vs. Franklin | 2010年6月12日 |
× | ジュニオール・ドス・サントス | 1R 2:07 TKO(左フック→パウンド) | UFC 108: Evans vs. Silva | 2010年1月2日 |
○ | ペドロ・ヒーゾ | 1R 2:10 KO(パウンド) | FFI: Ultimate Chaos | 2009年6月27日 |
× | ジョシュ・バーネット | 3R 3:05 ギブアップ(マウントパンチ) | Affliction: Day of Reckoning | 2009年1月24日 |
○ | アレクサンドル・チモノフ | 1R 2:40 TKO(パウンド) | M-1 Challenge 9: Russia | 2008年11月21日 |
○ | セルゲイ・シェメトフ | 1R 0:53 アンクルホールド | K.O. Events: Tough Is Not Enough | 2008年10月5日 |
○ | マイケル・キタ | 2R 0:02 KO(パンチ) | Gentleman Fight Night | 2008年5月24日 |
○ | ハキーム・ゴラン | 1R KO(パンチ連打) | K-1 WORLD GP IN AMSTERDAM | 2007年6月23日 |
○ | 小路晃 | 1R 3:46 TKO(パウンド) | PRIDE.34 | 2007年4月8日 |
○ | ロドニー・ファベイラス | KO(パンチ連打) | 2H2H: Pride & Honor | 2006年11月12日 |
○ | ファビアーノ・シェルナー | 1R 1:30 TKO(パンチ連打) | Cage Rage 17: Ultimate Challenge | 2006年7月1日 |
× | ローマン・ゼンツォフ | 1R 4:55 KO(左フック) | PRIDE 無差別級グランプリ 2006 開幕戦 | 2006年5月5日 |
○ | ヴァレンタイン・オーフレイム | 1R 4:30 腕ひしぎ十字固め | IT'S SHOWTIME: Amsterdam Arena | 2005年6月12日 |
× | 美濃輪育久 | 1R 1:15 アンクルホールド | PRIDE 武士道 -其の六- | 2005年4月3日 |
× | アッテ・バックマン | 1R 0:35 失格(レフェリーへの暴行) | Fight Festival 12 | 2004年11月13日 |
○ | シーク・コンゴ | 2R KO | IT'S SHOWTIME: Amsterdam Arena | 2004年5月20日 |
× | ジェレミー・ホーン | 3R(10分/5分/5分)終了 判定3-0 | PRIDE.21 | 2002年6月23日 |
○ | ボブ・シュライバー | TKO(ドクターストップ) | 2H2H 4: Simply the Best 4 【IMA世界100kg超級王座決定戦】 |
2002年3月17日 |
○ | イブラヒム・マゴメドフ | スリーパーホールド | M-1 MFC: Russia vs. The World 2 | 2001年11月11日 |
× | ドン・フライ | 1R 7:27 失格(サミング) | PRIDE.16 | 2001年9月24日 |
× | イゴール・ボブチャンチン | 1R 1:52 スリーパーホールド | PRIDE.14 | 2001年5月27日 |
○ | カーロス・バヘット | 1R 2:20 KO(跳び膝蹴り) | 2H2H 2: Simply the Best | 2001年3月18日 |
× | 藤田和之 | 10分2R終了 判定0-6 | PRIDE.12 | 2000年12月23日 |
- | ヴァンダレイ・シウバ | 1R 0:21 無効試合(ローブロー) | PRIDE.11 | 2000年10月31日 |
○ | ゲーリー・グッドリッジ | 1R 0:28 KO(左ハイキック) | PRIDE.10 | 2000年8月27日 |
× | ビクトー・ベウフォート | 延長2R終了 判定0-6 | PRIDE.9 | 2000年6月4日 |
○ | 田村潔司 | 1R 13:13 KO(パンチ連打) | リングス Millennium Combine 【RINGS無差別級タイトルマッチ】 |
2000年4月20日 |
○ | ブライアン・ダン | 1R 0:21 TKO(パンチ連打) | 2H2H 1 | 2000年3月5日 |
× | ダン・ヘンダーソン | 5分2R終了 判定0-3 | リングス KING of KINGS GRAND-FINAL 【準々決勝】 |
2000年2月26日 |
○ | ヨープ・カステル | 1R 4:16 KO(掌打) | Rings Holland: There Can Only Be One Champion | 2000年2月6日 |
○ | 高阪剛 | 1R 1:17 TKO(カット) | リングス RISE 7th KING of KINGS Bブロック 【2回戦】 |
1999年12月22日 |
○ | ビターゼ・タリエル | 1R 2:18 腕ひしぎ十字固め | リングス RISE 7th KING of KINGS Bブロック 【1回戦】 |
1999年12月22日 |
○ | デニス・リード | 1R 1:43 KO(跳び膝蹴り) | Amsterdam Absolute Championship 2 | 1999年11月27日 |
○ | ファビオ・ピエモンテ | 1R 2:28 TKO(パンチ連打) | World Vale Tudo Championship 9 【WVCスーパーファイト王座決定戦】 |
1999年9月27日 |
× | 高阪剛 | 1R 8:17 負傷判定 | リングス RISE 5th | 1999年8月19日 |
○ | セーム・シュルト | 2R 4:45 KO(パンチ) | Rings Holland: The Kings of the Magic Ring | 1999年6月20日 |
○ | 高阪剛 | 1R 19:58 TKO(ドクターストップ) | リングス RISE 2nd | 1999年4月23日 |
○ | ビッグ・モー・T | 1R 1:59 KO(跳び膝蹴り) | Rings Holland: Judgement Day | 1999年2月7日 |
○ | リー・ハスデル | TKO(カット) | Rings Holland: The Thialf Explosion | 1998年10月24日 |
○ | アリョール・ベーコフ | 1R 2:28 TKO(レフェリーストップ) | リングス CAPTURED 〜前田日明 リングス・ラストマッチ〜 | 1998年7月20日 |
○ | ヴァレンタイン・オーフレイム | 0:36 TKO(肩の負傷) | Rings Holland: Who's The Boss | 1998年6月14日 |
× | カリムラ・バルカレフ | 1R 4:49 失格(噛みつき) | IAFC: Pankration European Championship 1998 | 1998年5月23日 |
× | ボブ・シュライバー | 1R 4:15 KO(打撃) | IMA: KO Power Tournament 【決勝】 |
1998年4月12日 |
○ | アルギルダス・ダルリス | 1R 3:02 TKO(3ノックダウン) | IMA: KO Power Tournament 【1回戦】 |
1998年4月12日 |
○ | ボブ・シュライバー | 2R 1:12 アンクルホールド | Rings Holland: The King of Rings | 1998年2月8日 |
○ | バス・ジューセン | KO | Red Devil Free Fight 2 | 1997年12月7日 |
○ | レフ・バルカーラ | 10:47 KO | リングス WORLD MEGA-BATTLE TOUNAMENT 1997 2nd ROUND | 1997年11月20日 |
○ | オレグ・ツゴルニク | 1R 1:41 KO(パンチ) | M-1 MFC: World Championship 1997 【決勝】 |
1997年11月1日 |
○ | セルゲイ・チュニック | 1R 1:16 KO(パンチ連打) | M-1 MFC: World Championship 1997 【1回戦】 |
1997年11月1日 |
○ | ペドロ・パーム | TKO | Gym Alkmaar: Fight Gala | 1997年10月5日 |
○ | ヴャチェスラフ・キセレフ | 1R 0:51 TKO(膝蹴り) | Red Devil Free Fight 1 | 1997年9月27日 |
○ | リオン・ダイク | 1R 2:05 KO(膝蹴り) | Rings Holland: Utrecht at War | 1997年6月29日 |
○ | ロブ・ファン・リーウェン | 1R 4:08 TKO(タオル投入) | Rings Holland: The Final Challenge | 1997年2月2日 |
キックボクシング
[編集]勝敗 | 対戦相手 | 試合結果 | 大会名 | 開催年月日 |
○ | 桜木裕司 | 1R 1:48 KO(右フック) | SHOOT BOXING BATTLE SUMMIT GROUND ZERO TOKYO 2007 | 2007年10月28日 |
× | レイ・セフォー | 2R 2:07 KO(右ローキック) | K-1 WORLD GP 2002 in FUKUOKA | 2002年7月14日 |
獲得タイトル
[編集]- M-1 MFC World Championship 1997 優勝(1997年)
- WVCスーパーファイト王座(1999年)
- 第4代RINGS無差別級王座(2000年)
- IMA世界100Kg超級王座(2002年)
出典
[編集]- ^ リングス無差別級王者、PRIDE移籍へ BoutReview 2000年5月1日
- ^ 【Affliction】バーネットが必死のパウンド、勝利を掴む MMAPLANET 2009年1月25日
- ^ 【Ultimate Chaos】微妙な一戦……、アイブル大勝 MMAPLANET 2009年6月28日
- ^ Affliction cancels Trilogy M-1 Global.com 2009年7月24日
- ^ 【UFC108】ドスサントスに見るMMAの進歩、アイブルをKO MMAPLANET 2010年1月3日
- ^ 【UFC115】ロズウェル判定勝利も、攻防は大味に MMAPLANET 2010年6月13日
- ^ 【UFC121】マドセンが僅か108秒の勝利、UFC4連勝飾る MMAPLANET 2010年10月24日
- ^ [PRIDE.21] 6.23 さいたま (4):アイブル vs ホーン BoutReview 2002年6月24日
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- UFC 選手データ
- PRIDE 選手データ - Internet Archive
- バウトレビュー 選手データ
- MMAjunkie 選手データ
- ギルバート・アイブルの戦績 - SHERDOG
前王者 田村潔司 |
第4代RINGS無差別級王者 2000年4月20日 - 2000年6月13日 |
空位 次タイトル獲得者 エメリヤーエンコ・ヒョードル |