カンボゾーラ
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カンボゾーラ Cambozola | |
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分類 | ブルーチーズ[1][2] |
原料 | 牛乳 |
原産国 | ドイツ |
原産地 | ドイツ全土 |
生産場所 | 酪農工場 |
生産期間 | 一年中 |
形状 | 円盤状 |
大きさ | 本文参照 |
重量 | 2200gほど |
脂肪分 | 60-70% |
表皮 | 白いカビ |
熟成 | 2週間以上 |
カンボゾーラ、カンボゾラ (Cambozola) またはブルー・ブリー (Blue Brie) はドイツで生産される、白かびチーズの特徴をもつブルーチーズ[2][3]。名前はカマンベールチーズ(Camembert)とゴルゴンゾーラ(Gorgonzola)の合成語で[3]、これは商標として登録されたものである[4]。『チーズ図鑑』(2009) によれば、チーズの品種としてはブルー・ブリーという名称があげられており、大きいもののみを「カンボゾーラ」としている[2]。大きいものは直径22.5cm、高さ5cmだが、小さいものでは 18cmx5cmのサイズもあり、こちらの重量は1300gほどである[2]。
名称がイタリアのゴルゴンゾーラに似ているとして欧州司法裁判所に提訴され、似ているとの認定はなされたものの、販売差し止めなどの対処は行われなかった[4]。
表面は白いカビに覆われており、内部は柔らかくアオカビが見られる[3]。
生産開始は1970年代で、ブルーチーズではあるが味わいが「マイルド」ということで人気を得、輸出が増えた[2]。白ワインやビールが合うとされる[2]。
脚注
[編集]- ^ 以下「基本情報」欄は、特記の無い限り下記文献(本間, 増井 & 山田 2009, p. 202)の項「ブルー・ブリー」による。
- ^ a b c d e f 本間るみ子; 増井和子; 山田友子 著、文藝春秋 編『チーズ図鑑』 182巻(7版)、株式会社文藝春秋〈文春新書〉、2009年、202頁。ISBN 4-16-660182-2。
- ^ a b c 日仏料理協会 編『フランス 食の事典(普及版)』株式会社白水社、2007年、578頁。ISBN 978-4-560-09202-6。
- ^ a b 荒木雅也「欧州司法裁判所におけるパルミジャーノ・レッジャーノ/パルメザン・チーズに関する地理的表示紛争」『パテント』、日本弁理士会、65-78頁、2013年。ISSN 0287-4954 。
外部リンク
[編集]ウィキメディア・コモンズには、カンボゾーラに関するカテゴリがあります。
- カンボゾーラのウェブサイト