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コモ1907

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
カルチョ・コモから転送)
コモ1907
原語表記 Como 1907 S.r.l
愛称 Lariani
Azzurri
Comensi
Biancoblù
Voltiani
クラブカラー    
   
創設年 1907年
所属リーグ セリエA
所属ディビジョン 1部(2024-25
昨季リーグ順位 セリエB 2位(2023-24
ホームタウン コモ
ホームスタジアム
スタディオ・ジュゼッペ・シニガーリャ
収容人数 13,602
代表者 インドネシアの旗 ロバート・ブディ・ハルトノ英語版
監督 スペインの旗 セスク・ファブレガス
公式サイト 公式サイト
ホームカラー
アウェイカラー
テンプレート(ノート)サッカークラブPJ

コモ1907Como 1907)は、イタリアロンバルディア州コモを本拠地とするサッカークラブである。2024-25シーズンはセリエAに所属。

歴史

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1907年に創立し、1949-50シーズンにセリエAに初昇格。その後はセリエBで戦うシーズンが多くなったが、70年代、80年代とコンスタントにセリエA昇格を果たしている。

2000-01シーズンにセリエC1・ジローネAからセリエBに昇格すると翌シーズンに優勝、14シーズンぶりにセリエAへ復帰したがわずか1年で降格。さらに3年連続で降格を味わい、2005年には財政破綻のためセリエD落ちを余儀なくされた。翌シーズンはカルチョ・コモとして再出発した後に何とか持ち直し、2008-09シーズンにはレガ・プロ・セコンダ・ディヴィジオーネ (旧セリエC2)・ジローネAで3位、プレーオフを勝ち抜いてレガ・プロ・プリマ・ディヴィジオーネに復帰した。

後にイタリア代表としても活躍するジャンルカ・ザンブロッタがキャリアをスタートさせたクラブとして有名で、2006年ドイツワールドカップの優勝メンバーに名を連ねたザンブロッタには、コモの名誉会長という職が贈られている[1]

2019年4月、資産6兆円超と言われるインドネシアのハルトノ兄弟に、ロンドンにある代理会社を通じて買収された[2]

タイトル

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国内タイトル

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国際タイトル

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なし

過去の成績

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シーズン ディビジョン コッパ・イタリア
リーグ 順位
2000-01 セリエC1・ジローネA 34 22 8 4 52 20 74 2位[3]
2001-02 セリエB 38 22 8 8 53 35 74 1位 ベスト16
2002-03 セリエA 34 4 12 18 29 57 24 17位 2回戦敗退
2003-04 セリエB 46 7 12 27 34 71 33 24位 GS敗退
2004-05 セリエC1・ジローネA 36 7 14 15 33 46 29 18位[4] GS敗退
2005-06 セリエD・ジローネB 34 15 10 9 36 32 55 4位
2006-07 セリエD・ジローネB 34 15 9 10 38 33 54 4位
2007-08 セリエD・ジローネB 34 21 11 2 64 26 74 1位
2008-09 レガ・プロ・セコンダ ・ジローネA 34 15 11 8 40 34 56 3位[3]
2009-10 レガ・プロ・プリマ・ジローネA 34 9 13 12 27 34 40 12位 1回戦敗退
2010-11 レガ・プロ・プリマ・ジローネA 34 10 15 9 41 40 45→44 9位 2回戦敗退
2011-12 レガ・プロ・プリマ・ジローネA 34 10 9 15 39 47 39→36 13位 1回戦敗退
2012-13 レガ・プロ・プリマ・ジローネA 32 9 12 11 44 50 39→38 12位
2013-14 レガ・プロ・プリマ・ジローネA 30 10 12 8 37 32 42 8位
2014-15 レガ・プロ・ジローナA 38 20 7 11 48 33 67 4位[3] 3回戦敗退
2015-16 セリエB 42 5 18 19 39 64 33 22位 2回戦敗退
2016-17 レガ・プロ・ジローナA 38 15 14 9 55 49 59 7位[5] 2回戦敗退
2017-18 セリエD・ジローネA 38 25 7 6 68 26 82 2位
2018-19 セリエD・ジローネB 34 28 5 1 68 18 89 1位 1回戦敗退
2019-20 セリエC・ジローナA 26[6] 7 11 8 28 25 32 13位
2020-21 セリエC・ジローナA 38 23 6 9 59 44 75 1位
2021-22 セリエB 38 11 14 13 49 54 47 13位 1回戦敗退
2022-23 セリエB 38 10 17 11 47 48 47 13位 1回戦敗退
2023-24 セリエB 38 21 10 7 58 40 73 2位 1回戦敗退
2024-25 セリエA

現所属メンバー

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2024年9月10日現在[7]

注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。

No. Pos. 選手名
1 GK イタリア エミル・アウデロ
2 DF ドイツ マルク=オリヴァー・ケンプフ
3 DF イタリア マルコ・サーラ
4 MF コートジボワール ベン・ラシーヌ・コネ英語版
5 DF イタリア エドアルド・ゴルダニガ
6 MF イタリア アレッシオ・イオヴィーネ英語版
7 FW ブラジル ガブリエウ・ストレフェッツァ ()
8 MF イタリア ダニエレ・バゼッリ
9 FW イタリア アレッサンドロ・ガブリエッローニ英語版 ()
10 FW イタリア パトリック・クトローネ
11 FW イタリア アンドレア・ベロッティ
12 GK イタリア ピエール・ボルキーニ
13 DF イタリア アルベルト・ドッセーナ
14 FW イラク アリー・ジャーシム英語版
15 DF イタリア フィリペ・ジャック ()
16 FW ガンビア アリュー・ファデラ
17 FW イタリア アルベルト・チェッリ
No. Pos. 選手名
18 DF スペイン アルベルト・モレノ
19 DF フランス ラファエル・ヴァラン
20 MF スペイン セルジ・ロベルト
22 GK イタリア マウロ・ヴィゴリート英語版
23 MF アルゼンチン マクシモ・ペローネ ()
25 GK スペイン ペペ・レイナ
26 MF ドイツ ヤニック・エンゲルハルト英語版
27 MF オーストリア マティアス・ブラウネーダー
33 MF フランス リュカ・ダ・クーニャ英語版 ()
36 MF イタリア ルーカ・マッツィテッリ英語版
77 DF ベルギー イグナス・ファン・デル・ブレント
79 MF アルゼンチン ニコ・パス ()
90 FW イタリア シモーネ・ヴェルディ
93 DF イタリア フェデリコ・バルバ
-- MF ベルギー ムティル・チャジア英語版 ()
-- MF アイルランド ナジ・ラジ英語版 ()
-- MF イタリア ジュゼッペ・マッツァリア

ローン移籍

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in

注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。

No. Pos. 選手名
23 MF アルゼンチン マクシモ・ペローネ (マンチェスター・シティ) ()
36 MF イタリア ルーカ・マッツィテッリ英語版 (フロジノーネ・カルチョ)
No. Pos. 選手名
77 DF ベルギー イグナス・ファン・デル・ブレント (RBザルツブルク)
out

注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。

No. Pos. 選手名
-- FW カメルーン ジャン=ピエール・ンサム (レギア・ワルシャワ) ()
-- MF デンマーク オリヴァー・アビルゴー (ピサ)
-- FW アメリカ合衆国 ニコラス・ジョアッキーニ (シンシナティ) ()
-- MF イタリア アレッサンドロ・ベッレーモ英語版 (サンプドリア)
-- DF イタリア マルコ・クルト英語版 (チェゼーナ)
-- MF スイス サミュエル・バレ英語版 (チューリッヒ) ()
-- DF キプロス ニコラス・イオアヌ (サンプドリア) ()
No. Pos. 選手名
-- MF スロバキア ペテル・コヴァーチク英語版 (ヤギエロニア)
-- FW オーストリア マルロン・ムスタファ英語版 (グロイター・フュルト)
-- DF イタリア トンマーゾ・カッサンドロ英語版 (カタンザーロ)
-- GK イタリア シモーネ・ギドッティ英語版 (サンプドリア)
-- FW イタリア トンマーゾ・フマガッリ (コゼンツァ)
-- FW アイルランド リアム・ケリガン (ベフェレン)
-- MF イタリア マルコ・トレモラーダ (ルメッツァーネ)


歴代監督

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歴代所属選手

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GK

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DF

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MF

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FW

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脚注

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  1. ^ “ザンブロがミランに!”. acmilan.com. (2008年5月31日). http://www.acmilan.com/jp/news/show/67408 
  2. ^ 「資産6兆円超」オーナー就任で金満化→W杯スペイン優勝戦士セスク加入も出遅れ…なぜか「セリエB」に懐かしの名手が集っている!(弓削高志)”. Number Web - ナンバー. 2024年7月29日閲覧。
  3. ^ a b c プレーオフに勝利し昇格
  4. ^ プレーアウトで破れ降格。また財政不備によりセリエC2への登録が認められなかったため5部であるセリエDへの降格となった
  5. ^ 破産により降格
  6. ^ 新型コロナウイルス感染症の流行によりリーグ戦が途中で中止された
  7. ^ Players” (英語). Como 1907. 2024年9月10日閲覧。

外部リンク

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