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カラ・エレハルデ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
カラ・エレハルデ
Karra Elejalde
Karra Elejalde
本名 Carlos Elejalde Garaia
カルロス・エレハルデ・ガライア
生年月日 (1960-10-10) 1960年10月10日(64歳)
出生地 スペインの旗 スペインアラバ県ビトリア=ガステイス
国籍 スペインの旗 スペイン
職業 俳優映画監督脚本家
活動期間 1987年-
活動内容 演劇映画
配偶者 シルビア・ベルスペイン語版(離婚済)
受賞
ゴヤ賞
助演男優賞
2010年ザ・ウォーター・ウォー
2014年オチョ・アペリードス・バスコス
その他の賞
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カラ・エレハルデKarra Elejalde, 1960年10月10日 - )は、スペインビトリア=ガステイス出身の舞台俳優映画俳優・映画監督脚本家。本名はカルロス・エレハルデ・ガライア(Carlos Elejalde Garaia)。

経歴

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1960年にアラバ県ビトリア=ガステイスに生まれた。職業訓練期間中に、ビトリア=ガステイスのモリヌエボで演劇の講座を取って演技を学んだ。スペインの他地方から独立しているバスクの演劇界で、サマニエゴ座、ラ・ファランドゥーラ、クラカトラック、トゥティピ=トゥタパ劇場などの劇団に所属し、『Etc, Etc...』(1988年)、『La Kabra tira al monte』(1997年)、『La Kabra y Miss Yoe's』(2006年)の一人芝居3部作では、それぞれ異なる型式で傑出した演技を見せた。1995年にはバスク俳優協会賞の名誉賞を受賞した。

1987年、『A los cuatro vientos』で長編映画界にデビューした。1990年代には若手バスク人映画監督の作品に多く出演しており、フアンマ・バホ・ウジョア監督の『Alas de mariposa』(蝶の羽根, 1991年)や『La madre muerta』(死んだ母, 1993年)や『Airbag』(エアバッグ, 1997年)、フリオ・メデム監督の『Vacas』(バカス, 1992年)や『La ardilla roja』(赤いリス, 1993年)や『Tierra』(ティエラ, 1996年)、アレックス・デ・ラ・イグレシア監督の『ハイル・ミュタンテ!/電撃XX作戦』(1992年)、イマノル・ウリベ監督の『時間切れの愛』(1994年)などに出演している。主に俳優として活動しているが、1999年の『Año mariano』ではフェルナンド・ギリェン・クエルボ英語版と共同で監督を務め、2004年の『Torapia』では単独で監督を務めた。また、脚本家としても活動している。

女優でもあるイシアル・ボジャイン(イシャー・ボライン)が監督したドラマ映画『ザ・ウォーター・ウォー』(2010年)では、劇中劇でアメリカ大陸を発見したクリストファー・コロンブス(クリストバル・コロン)を演じ、ゴヤ賞の助演男優賞を受賞した。エミリオ・マルティネス=ラサロ英語版監督のコメディ映画『オチョ・アペリードス・バスコス』(2014年)では、アンダルシア嫌いの典型的なバスク人頑固親父を演じ、ゴヤ賞で再び助演男優賞を受賞した。

人物

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エレハルデは女優のシルビア・ベルスペイン語版と結婚していたことがあり、彼女との間にひとりの娘がいる。

フィルモグラフィー

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出演作品(映画)

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出演作品(舞台)

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  • Etc, Etc... (1988年)
  • La Kabra tira al monte(1997年)
  • La Kabra y Miss Yoe's(2006年)

監督作品(映画)

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受賞

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映画賞/演劇賞 部門 作品 結果
1997 フォトグラマス・デ・プラータ賞 演劇男優賞 La Kabra tira al monte(演劇) ノミネート
2010 ゴヤ賞 助演男優賞 ザ・ウォーター・ウォー(映画) 受賞
2010 映画作家協会メダル 助演男優賞 ザ・ウォーター・ウォー(映画) 受賞
2012 メストレ・マテオ賞 助演男優賞 Invasor(映画) ノミネート
2014 ゴヤ賞 助演男優賞 オチョ・アペリードス・バスコス(映画) 受賞
2014 ホセ・マリア・フォルケ賞 男優賞 オチョ・アペリードス・バスコス(映画) ノミネート
2014 映画作家協会メダル 助演男優賞 オチョ・アペリードス・バスコス(映画) 受賞
2015 フェロス賞 助演男優賞 オチョ・アペリードス・バスコス(映画) ノミネート

その他には、以下のような賞を受賞している。

  • 1995年: ポルトガルの旗 ファンタスポルト映画祭『La madre muerta』
  • 1995年: 第3回バスク映画賞『La madre muerta』
  • 1996年: フランスの旗 オーバーニュ国際映画祭『La madre muerta』
  • 2001年: バスク俳優協会賞『Año mariano』
  • 2002年: ベナルマデナ国際短編映画祭
  • 2011年: KREA現代表現グタコ・バット賞
  • 2012年: コルト10月祭アルネード市民賞
  • 2013年: アビラ市短編映画祭男優賞『Loco con ballesta』[1]
  • 2014年: トゥリア賞特別賞『オチョ・アペリードス・バスコス

脚注

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外部リンク

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