コンテンツにスキップ

カラフトフクロウ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
カラフトフクロウ
カラフトフクロウ
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: フクロウ目 Strigiformes
: フクロウ科 Strigidae
: フクロウ属 Strix
: カラフトフクロウ S. nebulosa
学名
Strix nebulosa
Forster, 1772
和名
カラフトフクロウ
英名
Great Grey Owl

カラフトフクロウ(樺太梟、学名:Strix nebulosa)は、フクロウ目フクロウ科に分類される鳥。カラフトと名前が付けられているが、樺太には分布していない。

分布

[編集]

形態

[編集]
カラフトフクロウの頭部

全長61-84cm。全体的に灰色をしており、発達した顔盤を持つ。虹彩は黄色。

亜種

[編集]
  • Strix nebulosa nebulosa
  • Strix nebulosa lapponica
  • Strix nebulosa elisabethae

生態

[編集]

針葉樹林に生息し、昼夜を問わず活動する。

食性は肉食性で、哺乳類鳥類などを捕食する。聴覚が非常に発達しており、雪の下で動き回る獲物を捕らえることもできる。

他の鳥類の古巣や地上、切株などで繁殖し、雛への給餌は雌雄共同で行う。世界最大のフクロウ。

Strix nebulosa lapponica

参考文献

[編集]