カラジャス
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カラジャス | |
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南緯6度6分29秒 西経50度18分16秒 / 南緯6.10806度 西経50.30444度 |
カラジャス (Carajás) は、ブラジル・パラー州南東部にある鉱山地帯である[1]。カラジャス鉄山、アズールマンガン鉱山、ソセゴ銅山、サロボ銅山、オンサプーマ鉱山などの鉱山から構成されている[1]。
概要
[編集]埋蔵量が世界最大の鉄鉱石の産地である[2]。マンガン、ボーキサイトなども発見されている。
1980年代には、大カラジャス計画により鉱山開発が進められた[3]。日本も資金協力と技術援助を行っている。
現在、世界の鉄鉱石相場の世界標準となっている。
このための燃料の乱伐により、深刻な森林破壊が発生している。
また、カラジャス鉄道によって、海沿いの港町であるサンルイスに鉄鉱石を送り、そこから輸出している。
脚注
[編集]- ^ a b 宇根・松本 2014, p. 281.
- ^ 宇根・松本 2014, p. 282.
- ^ a b 仁平 2013, p. 106.
参考文献
[編集]- 宇根道子・松本栄次 著「カラジャス鉱山」、竹内啓一・熊谷圭知・山本健兒・山田睦男・中川文雄・松本栄次 編『中南アメリカ』朝倉書店〈世界地名大事典〉、2014年、281-282頁。ISBN 978-4-254-16899-0。
- 仁平尊明 著「ブラジルの鉱山開発と鉱工業」、丸山浩明 編『ブラジル』朝倉書店〈世界地誌シリーズ〉、2013年、106頁。ISBN 978-4-254-16926-3。