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カフカ (お笑い芸人)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

カフカ(かふか)は、日本のお笑いユニットである。関西を拠点に、2016年活動開始。2018年のメンバー脱退、2019年の「カフカと知恵の輪」への体制変更を経て、2020年以降は活動していない。Office Peer Gyntに所属していた。

概要

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2016年5月に、京都大学の大学院生であった小保内と、関西大学の学生であった今井池田橋本赤坂夏目五十嵐(現・今井調味料)によるお笑いコンビとして結成[1]。小さい頃からのお笑い好きだった小保内が、自分の友人のうち面白いと思う人に声をかけていき、4人目だった今井とコンビ結成[2]

コンビ名の由来は小説家フランツ・カフカ[2]コント漫才声劇音楽などから構成される単独ライブを軸に活動する[2]。狂気的・ホラータッチなネタが多く、客席から悲鳴が上がることも多いのが特徴[2]。また、時事ネタを軸にした漫才や、キャラクターを押し出したコント、音ネタや歌ネタなどのリズムネタも行う。ボケとツッコミは特に固定されていない。

元メンバーの今井が代表を務める個人事務所Office Peer Gyntに所属している。2018年8月に今井が脱退し、小保内ひとりのユニットとなる。2019年からは、京都大学落語研究会所属の知恵の輪かごめとともに、男女コンビ「カフカと知恵の輪」を結成して活動[3][4][3]

2019年9月12日に「カフカと知恵の輪」解散を発表[5]。現在、小保内はピン芸人「九月」として活動中。

メンバー

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小保内(おぼない、本名:小保内太紀(おぼない たいき)、1992年9月21日 - )

元メンバー

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今井池田橋本赤坂夏目五十嵐(いまいいけだはしもとあかさかなつめいがらし[8]、本名:今井直人(いまいなおと)、1994年2月19日 - )

単独ライブ

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  • 2016年5月14日 - 『青いカフカ 五感が死んでる』(神戸北野ハッピーローラ)
  • 2016年7月2日 - 『白いカフカ 軽率24時』(神戸北野ハッピーローラ)
  • 2016年8月22日 - 『赤いカフカ 蘇る五感』(ライブシアターなんば白鯨
  • 2016年10月30日 - 『黒いカフカ 武器だるま作ろう』(ライブシアターなんば紅鶴
  • 2016年12月17日 - 『冬のスクール水着』(京都市下京区青少年活動センター)
  • 2017年1月6日 - 『コントライブツアー 藍色の彼女 東京公演』(下北沢シアターミネルヴァ)
  • 2017年1月22日 - 『コントライブツアー 藍色の彼女 大阪公演』(ライブシアターなんば紅鶴)
  • 2017年3月12日 - 『進化論』(ライブシアターなんば紅鶴)
  • 2017年6月3日 - 『死神への寄せ書き』(京都市下京区青少年活動センター)
  • 2018年1月28日 - 『精神・自我・漫才』(ライブシアターなんば白鯨)
  • 2018年2月25日 - 『夜光虫』(ライブシアターなんば紅鶴)

出演

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脚注

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  1. ^ a b c http://www.m-1gp.com/combi/detail.html?id=7308
  2. ^ a b c d e https://sensekyoto.com/2017/01/18/obonaisan/ [リンク切れ]
  3. ^ a b ある駆け出しの若手芸人が男女コンビを組んでから考えたこと
  4. ^ 「笑いで人を救う」京大在学中のお笑い芸人の思いとは
  5. ^ カフカと知恵の輪解散のお知らせ並びにネットニュースについての釈明”. twitter. 九月@twobonai (2019年9月12日). 2020年10月8日閲覧。
  6. ^ 小保内太紀「多元的現実論の視角 : 『現実の社会的構成』を手がかりに」『教育・社会・文化 : 研究紀要』第17号、京都大学大学院教育学研究科 教育社会学講座、2016年、37-52頁、ISSN 1340-4008NAID 120005998054 
  7. ^ http://www.jase.faje.or.jp/jigyo/journal/seikyoiku_journal_201611.pdf
  8. ^ ある駆け出しの若手芸人が男女コンビを組んでから考えたこと|カフカと知恵の輪 小保内太紀|note”. note(ノート). 2019年7月14日閲覧。
  9. ^ 「セクハラがダメなのは、セクシャルだからではなくハラスメントだからだ」カフカと知恵の輪の2人が語った”いじり”問題”. AbemaTIMES. 2019年7月14日閲覧。