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カナリーアオアトリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
カナリーアオアトリ
保全状況評価
NEAR THREATENED
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: スズメ目 Passeriformes
: アトリ科 Fringillidae
: アトリ属 Fringilla
: カナリーアオアトリ F. teydea
学名
Fringilla teydea
Berthelot&Moquin-Tandon, 1841
和名
カナリーアオアトリ
英名
Blue Chaffinch
Fringilla teydea teydea

カナリーアオアトリ(金糸青花鶏、金絲青花鶏、学名:Fringilla teydea)は、スズメ目アトリ科アトリ属に分類される鳥類の一種である。テネリフェ島の動物のシンボルとされている。[1]

分布

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カナリア諸島テネリフェ島グラン・カナリア島固有種

形態

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体長約16-18cm。雄は体の上面が青色で肩羽の羽縁は黒色、上尾筒は黒色である。腹部は白い。雌は体の上面が淡く青みがかった灰褐色である。

嘴は灰色で、脚は薄い赤色である。

生態

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1000-2000mの山麓の針葉樹林に生息する。天候によっては低地に下りることもある。

主に樹木の種子や昆虫類を食べる。

樹上に針葉樹の葉や枝、地衣類を使って椀型の巣を作る。巣の内部には獣毛や羽毛をしく。1腹1-2個の卵を産む。抱卵期間は約14日で、雌が抱卵する。

亜種

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以下の2亜種に分類される。

基亜種。テネリフェ島に分布。

グランカナリア島に分布。

参考文献

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  • マイケル・ウォルターズ著、山岸哲監修、『世界「鳥の卵」図鑑』、新樹社、2006年、221頁

脚注

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