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カタールの行政区画

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
カタールの基礎自治体
بلديات قطر
カテゴリー単一国家
位置カタールの旗 カタール
人口8,794人(アッ=シャマール) -
956,457人(ドーハ)
面積243km2(ドーハ) -
3,299km2(シャハーニーヤ)
行政自治体政府、カタール政府
区分地域共同体

カタールは8つの基礎自治体(baladiyah)から構成される。基礎自治体の下には行政区分として地域共同体(コミュニティ)があり、また共同体と別に統計区分として国勢調査地域と未編入地域に分かれている。

一覧

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カタールの行政区画(2015年)
No. 名称  英訳名 現地名 人口
2015年国勢調査[1]
面積
(km2
人口密度
1 アッ=シャマール Al Shamal الشمال 8,794 901 10
2 アル=ハウル Al Khor الخور 202,031 1,546 131
3 シャハーニーヤ Al-Shahaniya الشحانيه 187,571 3,299 57
4 ウンム・サラール Umm Salal أم صلال 90,835 318 286
5 アッ=ザアーイン Al Daayen الضعاين 54,339 249 218
6 ドーハ (基礎自治体) Ad Dawhah الدوحة 956,457 243 3,936
7 ライヤーン Al Rayyan الريان 605,712 2,511 241
8 アル=ワクラ Al Wakra الوكرة 299,037 2,518 119

歴史

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カタール初となる基礎自治体は1963年の法律第11号によって設置されたドーハである[2]1972年7月17日アッ=シャマールアル=ハウルアル=ワクラライヤーンウンム・サラールの5つが設置される(法律第11号)。

1997年にメサイード英語版(ウンム・サイード)がジャリヤン・アル=バトナ英語版およびアル=ワクラより分離。当時は10の基礎自治体があった。

2004年の再編(法律第13号)によってアッ=ザアーインが新設された。またアル・ジュマイリーヤ英語版はライヤーンへ、Al Ghuwariyahはアル=ハウルへそれぞれ編入され、ジャリヤン・アル=バトナはライヤーンとアル=ワクラへ分割されることとなった[3]。2006年にメサイードはアル=ワクラへ編入された(法律第12号[4])。

2014年、ライヤーンよりシャハーニーヤが分離した[5]

関連項目

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脚注

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  1. ^ State of Qatar/Municipalities”. Citypopulation.de (2017年10月12日). 2017年12月30日閲覧。
  2. ^ Doha Municipality”. Ministry of Municipality. 2017年12月30日閲覧。
  3. ^ Municipalities of Qatar”. Statoids.com (2015年6月30日). 2017年12月30日閲覧。
  4. ^ Law No. 12 of 2006 concerning the Cancelled Municipality of Mesaieed”. Al Meezan.qa. 2017年12月30日閲覧。
  5. ^ بلدية الشحانية تضم %35 من مساحة الريان الحالية”. Al Arab (2014年1月16日). 2017年12月30日閲覧。

外部リンク

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