コンテンツにスキップ

カオライン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
カオライン
Thành phố Cao Lãnh
城庯高嶺
ベトナムの旗
グエン・シン・サックの墓
グエン・シン・サックの墓
位置
カオラインの位置(ベトナム内)
カオライン
カオライン
カオライン (ベトナム)
地図
座標 : 北緯10度27分42秒 東経105度38分22秒 / 北緯10.46167度 東経105.63944度 / 10.46167; 105.63944
行政
 ベトナム
 省 ドンタップ省
カオライン
その他
等時帯 UTC/GMT +7
公式ウェブサイト : http://tpcaolanh.dongthap.gov.vn/wps/portal/tpcl

カオライン市ベトナム語Thành phố Cao Lãnh / 城庯高嶺 発音、南部発音はカオラン) はベトナム南部メコンデルタ地方の都市[1]。1994年4月29日にドンタップ省の省都となった。地名はcâu đương(勾當)+杜公祥の別名「嶺」→ Câu Lãnh → Cao Lãnhに由来か。

地理

[編集]

ドンタップ省中部に位置する。西辺・南辺はティエンザン(メコン川)に沿っており、街の中心部はカオラン川、ディンチュン川[2]を始めとした多くの川や運河に囲まれている。

交通

[編集]

市中心部より約4km南の位置にカオランフェリーターミナルがあり、メコン川を挟んで南のラップヴォー県とを結んおり、ラップヴォー県からは、かつて省都であったサデークへのバスが通じている。周辺には橋は架けられていない。

行政区画

[編集]

カオラインは、以下の8坊7社の行政単位に区分される。

観光

[編集]

グエン・シン・サックの墓

[編集]

街の南、第4坊にはホー・チ・ミンの父親であるグエン・シン・サックの墓があり、公園として整備されている[3]

博物館

[編集]

カオラン川沿いのドンタップ省博物館では、省内から出土した歴史遺物や民俗資料、独立戦争の記録などが遺されている。

出典

[編集]
  1. ^ 漢字表記は杜公祥ベトナム語版の別名が由来である。
  2. ^ BẢN ĐỒ DU LỊCH ĐỒNG THÁP(ドンタップ省公式観光地図)より
  3. ^ Lonely Planet Vietnam PDF e-book 12th editioin. Lonely Planet Publications Pty Ltd.. p. 395. ISBN 978-1-74220-582-3 

関連項目

[編集]

サデーク - かつてドンタップ省の省都であった都市

外部リンク

[編集]