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カイ・フォーバス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
カイ・フォーバス
Kai Forbath
基本情報
ポジション プレースキッカー
生年月日 (1987-09-02) 1987年9月2日(37歳)
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
カリフォルニア州サンタモニカ
身長: 5' 11" =約180.3cm
体重: 197 lb =約89.4kg
経歴
大学 UCLA
ドラフト外 2011年
初出場年 2012年
初出場チーム ワシントン・レッドスキンズ
所属歴
2011 ダラス・カウボーイズ
2012* タンパベイ・バッカニアーズ
2012-2015 ワシントン・レッドスキンズ
2015 ニューオーリンズ・セインツ
2016-2017 ミネソタ・バイキングス
2018 ジャクソンビル・ジャガーズ
2019 ニューイングランド・ペイトリオッツ
2019 ダラス・カウボーイズ
2020* カロライナ・パンサーズ
2020* シカゴ・ベアーズ
2020 ロサンゼルス・ラムズ
*オフシーズンまたはプラクティス・スクワッドとしての所属のみ
NFL 通算成績
通算得点 586点
FG成功 133/154(86.4%)
PAT成功 187/200(93.5%)
最長FG 57ヤード
Player stats at NFL.com
Player stats at PFR

カイ・フォーバス(Kai Forbath 1987年9月2日- )はカリフォルニア州サンタモニカ出身のアメリカンフットボール選手。現在はダラス・カウボーイズに所属している。ポジションはプレースキッカー

経歴

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プロ入りまで

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カリフォルニア州サンタモニカで生まれた彼は、同州シャーマンオークスにあるノートルダム高校に進学、33本のFGのうち26本を成功、213点をあげた。高校時代に決めた最長のFGは57ヤードである。またキックオフ188回中150回をタッチバックとした。こうした活躍でUSAトゥデイよりオールアメリカンに選ばれた[1]

大学進学を前にした2006年、Rivals.comより全米ナンバー1キッカーと評価された[2]カリフォルニア大学ノートルダム大学オレゴン大学からのオファーも受けた彼が進学先に選んだのは、UCLAだった。

2006年を練習生として過ごした後、2007年には30本中25本のFGを成功、トライフォーポイント30回全てを成功させてチームトップの105点をあげた。この年UCLAの選手としては初めて50ヤード以上のFGを5本成功、オレゴン大学戦では54ヤードのFGを成功させている[1]

2年目の2008年には22本中19本を成功、最後の13本は連続で成功させ、パシフィック・テン・カンファレンスのファーストチーム、オールアメリカンサードチームに選ばれた。テネシー大学戦では4オーバータイムに42ヤードの決勝FGを成功させた[1]

2009年、29本中26本のFGを成功(50ヤード未満のFGは全て成功、50ヤード以上のFG6本中3本を成功)、トライフォーポイントを23本中22本成功、100得点をあげて、全米最優秀キッカーに与えられるルー・グローザ賞アラバマ大学リー・キフィンジョージア大学ブレア・ウォルシュと争った末、受賞した[3]

2010年11月6日のオレゴン州立大学戦では試合終了と同時に51ヤードの決勝FGを決めた。この年もルー・グローザ賞のセミファイナリストとなっている。

大学通算で84.2%のFGを成功、これはジョン・リー(85.0%)に次ぐ歴代2位の記録であった。また2本以上のFG成功27試合、3本以上のFG成功13試合と2つのNCAA記録を残した[1]

NFL

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2011年のNFLドラフトを前に、プレースキッカーとして全米で2番目に高い評価を受けていたが、重傷を負っていた彼は、ドラフトでは指名されず、8月2日、ダラス・カウボーイズとドラフト外エージェントで契約を結んだ。この年彼はNFIリストにとどまり[4][5]、2012年4月16日にウェーバーされた[6]。翌17日にタンパベイ・バッカニアーズと契約を結び、プレシーズンゲームでは55ヤードのFGを含む5本すべてのFGを成功させたが、コナー・バースとのポジション争いに敗れた[7]

2012年10月9日、ワシントン・レッドスキンズのワークアウトにオリンド・メアジョシュ・ブラウンらとともに参加、不振のビリー・カンディフの代わりに契約を結んだ[8][9]。10月14日のミネソタ・バイキングス戦で50ヤードのFGを成功させた[10]。第14週のボルチモア・レイブンズ戦では48ヤード、49ヤードのFG、そしてオーバータイムに34ヤードの決勝FGを成功させた[11]。第16週のフィラデルフィア・イーグルス戦で2本のFGを成功させ、それまでギャレット・ハートリーが持っていたNFLの新人記録を更新する17本連続のFGを成功させている[12]

脚注

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  1. ^ a b c d PROFILE”. UCLAブルーインズ. 2012年12月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年12月24日閲覧。
  2. ^ 2006 Prospect Ranking”. rivals.com (2006年1月31日). 2012年12月24日閲覧。
  3. ^ Kai Forbath Wins Lou Groza Award”. UCLAブルーインズ (2009年12月10日). 2012年12月24日閲覧。[リンク切れ]
  4. ^ Roster Cut To 80 After Carter, Forbath to NFI”. ダラス・カウボーイズ (2011年8月30日). 2012年12月24日閲覧。
  5. ^ Forbath Stays On NFI; Will Remain With Club”. ダラス・カウボーイズ (2011年11月29日). 2012年12月24日閲覧。
  6. ^ Cowboys Release Kicker Kai Forbath”. ダラス・カウボーイズ (2012年4月16日). 2012年12月24日閲覧。
  7. ^ Count On ‘Death, Taxes and Forbath’”. ワシントン・レッドスキンズ (2012年10月9日). 2012年12月24日閲覧。
  8. ^ レッドスキンズ、Kカンディフを解雇”. NFL JAPAN (2012年10月10日). 2012年12月24日閲覧。
  9. ^ Redskins Release Cundiff, Sign Forbath”. ワシントン・レッドスキンズ (2012年10月9日). 2015年9月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年12月24日閲覧。
  10. ^ Mike Jones (2012年10月14日). “Kai Forbath makes 50-yarder in Redskins debut”. ワシントン・レッドスキンズ. 2012年12月24日閲覧。
  11. ^ Brian Tinsman (2012年12月10日). “Monday Morning Stats Pack: Redskins-Ravens”. ワシントン・レッドスキンズ. 2012年12月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年12月24日閲覧。
  12. ^ Kai Forbath sets NFL record for field goals to start career”. nfl.com (2012年12月23日). 2012年12月24日閲覧。

外部リンク

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