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カインズグループ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
カインズ株式会社
Kinds Corp.
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
125-0054
東京都葛飾区高砂1-21-4
設立 1927年昭和2年)10月26日
業種 製造業
法人番号 5011801000926
事業内容 搬送機器・取付キットの製造、化粧品販売
代表者 代表取締役社長:金子 高一郎
資本金 4,500万円
外部リンク https://www.kinds.co.jp/
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カインズ株式会社は、搬送機器や取付キットの製造を行う企業。

グループ企業に、株式会社カネコ、株式会社カナック企画、株式会社ワントップ、株式会社パフェコスメ、株式会社ドゥサンクィル、株式会社エレクスがある。

概要

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関連会社7社の統括会社。高砂、細田、八潮、飛騨高山の4カ所に製造工場を持ち、八潮に物流倉庫、水元に開発センター、長崎県五島に店舗を持つ。

2021年1月に青山に営業オフィスを新設した。

  • 搬送機器事業
    • コンベアラインをはじめ搬送ラインの企画・設計・製造。
  • 物流代行事業
    • 入荷から出荷までの保管・在庫管理・梱包。
  • 鉄道グッズ事業
    • 鉄道をモチーフにしたグッズ(鉄道会社許諾・承認済)の企画・販売。
  • カーAV取付キット事業
    • カーAV取付キット及びカー用品の企画、開発、設計、製造、販売。
  • カーAV周辺機器事業
  • EMS/OEM/ODM
    • 各種装置品の開発・設計・製造
  • PCB(プリント基板)・FPC(フレキシブル基板)実装
    • プリント基板、フレキシブル基板の設計、製造。
  • ワイヤーハーネス事業
    • ワイヤーハーネス(機械装置用の電線集合部品)の製造、加工。
  • 樹脂成形事業
    • 樹脂成形部品の製造。
  • DTP/WEB制作
    • チラシやポスター制作からWEB制作・パッケージデザイン。
  • 化粧品事業
    • 「地産国消(R)」をテーマに各地の厳選した素材をつかったスキンケアブランドを展開。また、輸入ブランドを扱っている。

沿革

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  • 1927年 - 金子金太郎が、個人にて金子商店を創設(木箱・空き樽・空き缶の販売)。
  • 1942年 - 太平洋戦争のため一時閉鎖。
  • 1946年 - 事業再開。木箱の販売の他、運送業も行う。
  • 1957年 - 日立製作所亀有工場と取引開始。
  • 1967年 - 東京都葛飾区高砂に高砂工場を建設。
  • 1970年 - パイオニアの協力を得て、物流業務代行事業に進出。
  • 1971年 - 株式会社金子製箱所に法人改組。現在地に本社を置く。代表取締役会長に金子金太郎が、代表取締役社長に金子昌男がそれぞれ就任。
  • 1974年 - パイオニアと共同で、カーステレオ取付キットの製作を開始。
  • 1975年
    • 運搬具『シャフトセッター(特許954773号)』及び、『カネラック』の製作、販売に進出。
    • 資本金を12,000,000円に増資。
  • 1976年 - 水元配送センター完成に伴い、物流業務を水元に移転。
  • 1977年 - 物流業務代行の事業拡大に伴い、水元配送センターを分離独立し株式会社カネコを設立。
  • 1981年
    • 細田工場を建設。
    • カーステレオ取付キット製品および周辺商品の製造、生産計画、進捗管理、出荷業務組立ラインの充実を図る株式会社カナック企画を設立し、カーステレオ取付キットの設計開発に進出。
  • 1983年 - 日立製作所土浦工場より不良根絶表彰される。
  • 1985年 - 『ルーフキャビン』発売開始。
  • 1986年 - パイオニアより10年連続不良根絶優良表彰される。
  • 1987年 - スーパーエンプラPEEK材を利用して『液晶基盤用カセット』開発。
  • 1989年 - 社名をカインズ株式会社に変更。
  • 1991年 - ナビゲーションシステムの普及に伴い、 カナック企画がモニター取付キットを開発。
  • 1994年 - 埼玉県八潮市に、カネコが東京ロジスティックセンターを開設。
  • 1995年 - カナック企画が企画、開発及び設計、営業部門を水元開発センターに移転。
  • 1997年 - パイオニア川越工場自主研究会において表彰される。
  • 1998年 - 葛飾税務署より優良法人として表敬される。
  • 1999年 - 資本金を45,000,000円に増資。
  • 2003年
    • ISO 14001及びISO 9001を認証取得。
    • カナック企画が「kananet」ブランドを発表。「kanatech(カナテック)」ブランドを「Kanatechs(カナテクス)」に変更。
  • 2005年
    • カインズ細田工場にて基盤の内製化を開始。
    • 金子昌男が代表取締役社長を退任し、取締役会長に就任。新代表取締役社長に金子錦吾が就任。
    • 葛飾税務署より優良法人として継続表敬される。
  • 2007年 - カナック企画が販促用USBメモリ事業を立ち上げ。
  • 2009年
    • カインズの取締役相談役に金子昌男、 代表取締役会長に金子錦吾、代表取締役社長に金子高一郎が就任。カインズグループ代表に金子高一郎が就任。
    • カナック企画が「第41回東京モーターショー2009」に出展。
  • 2010年
    • カインズ及びカナック企画が葛飾ブランド「葛飾町工場物語」に認定[1]、東京都知事より「ものづくり人材育成大賞」を受賞。
    • 葛飾区長より「障害者雇用表彰」を受賞。また、葛飾税務署より優良法人として三度目の継続表敬される。
  • 2011年
    • カナック企画が「第42回東京モーターショー2011」に出展。
    • カナック企画が自社製CAN-Busインターフェイス商品の販売を開始。
  • 2012年
    • カーAV取付部品等の販売事業子会社として株式会社ワントップを設立。
    • 葛飾税務署よりカナック企画が優良法人として表敬される。
  • 2013年 - カネコが一定の温度が管理保管できる「定温倉庫」を新設。
  • 2014年 - カナック企画がこども用鉄道傘を発売
  • 2016年
    • 株式会社ドゥサンクィル設立。
    • カナック企画が「アウトメカニカ2016」に出展。
  • 2017年
    • ドゥサンクィルが五島産椿を使用した基礎化粧品を発売。
    • カナック企画が<全方位カメラシステム>サテライトビューカメラを発売。
    • カナック企画が新幹線モチーフのこども用レインブーツ(長靴)を発売。
  • 2018年 - 株式会社ドゥサンクィル、五島本店がグランドオープン。
  • 2019年
    • ワントップがステアリング連動ガイドライン変換アダプターを発売。
    • カナック企画が葛飾区優良法人として表敬訪問を受ける。
  • 2020年 - 各種プリント基板・接続ケーブルのアッセンブリ等「吉城電子工業」より全事業譲受。株式会社エレクスとして稼働。
  • 2021年 - クヴォン・デ・ミニムジャポン株式会社からカインズ株式会社へ事業譲受。ワイヤーハーネス事業をカインズからエレクスに事業移管。

グループ会社

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脚注

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  1. ^ 葛飾ブランド「葛飾町工場物語」認定品紹介 第3回・2009年度”. 葛飾ブランド「葛飾町工場物語」. 2022年1月3日閲覧。

外部リンク

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