オフランプ
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『オフランプ』 | |||||
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パット・メセニー・グループ の スタジオ・アルバム | |||||
リリース | |||||
録音 | 1981年10月 | ||||
ジャンル | ジャズ、フュージョン | ||||
時間 | |||||
レーベル | ECMレコード (ECM 1216) | ||||
プロデュース | マンフレート・アイヒャー | ||||
専門評論家によるレビュー | |||||
パット・メセニー・グループ アルバム 年表 | |||||
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パット・メセニー 年表 | |||||
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『オフランプ』(Offramp)は、1982年に発表された、パット・メセニー・グループのアルバムおよびそのタイトル・トラック。1983年にグラミー賞ベスト・ジャズ・フュージョン・パフォーマンス賞を受賞。
発売当初の日本のレーベルはトリオ・レコードで、『愛のカフェ・オーレ』の邦題で発売したが、ポリドールに替わるにあたり、原題表記に改名された。
"Barcarole"は「ベニスの舟歌」、"Are You Going With Me?"は「ついておいで」、"James"は「ジェームス・テイラー」の日本語題がつけられている。
トラック・リスト
[編集]全作曲: ライル・メイズとパット・メセニー *印は、ライル・メイズ/パット・メセニー/ナナ・ヴァスコンセロス作曲。 | |||
# | タイトル | 注釈 | 時間 |
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1. | 「舟歌 - "Barcarole"*」 | 旧邦題は「ベニスの舟歌」。 メセニー自身によれば「ボート・ピープルを描いた曲」との事。 | |
2. | 「ついておいで - "Are You Going With Me?"」 | 来日公演で初めて演奏された時にはまだタイトルが付けられておらず「フリートウッド・マック・チューン」と呼ばれていた。マックの「リアノン」に通じる独特なリズムが印象的な曲となっている。 | |
3. | 「オー・レ - "Au Lait"」 | メセニー曰く、タイトルは闘牛の掛声から。(「オ・レ」(ミルク入り)の意味も引っ掛けられている) | |
4. | 「エイティーン - "Eighteen"*」 | スティーヴ・ライヒの「18人の音楽家のための音楽」より命名された。メセニーがピアノを、相方ライル・メイズがギターを演奏して作った曲とのこと。 | |
5. | 「オフランプ - "Offramp"」 | 高速道路のランプの意。後半にシンセサイザー・ギターのデータ伝達エラーを用いた「バグパイプ風」とメセニーが語る奏法が聴ける。 | |
6. | 「ジェームス - "James"」 | 旧邦題は「ジェームス・テイラー」。 ジェームス・テイラーに捧げられた曲 | |
7. | 「ザ・バット パートII - "The Bat, Pt. 2"」 | メセニーのソロ名義アルバム『80/81』に収録されていた同曲のシンセサイザー版。 | |
合計時間: |
参加ミュージシャン
[編集]- パット・メセニー (Pat Metheny) - ギター、シンセサイザー、ベース・ギター、シンセ・ギター、シンクラヴィア
- ライル・メイズ (Lyle Mays) - ハープ、ピアノ、キーボード、オルガン、シンクラヴィア、オートハープ
- スティーヴ・ロドビー (Steve Rodby) - ダブル・ベース、エレクトリック・ベース
- ダニー・ゴットリーブ (Danny Gottlieb) - ドラムス
- ナナ・ヴァスコンセロス (Nana Vasconcelos) - ドラムス、パーカッション、ボーカル、ビリンバウ
チャート
[編集]アルバム - ビルボード
年 | チャート | 順位 |
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1982 | ブラック・アルバム | 43位 |
1982 | ジャズ・アルバム | 1位 |
1982 | ポップ・アルバム | 50位 |
賞
[編集]年 | 受賞者 | カテゴリー |
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1983 | パット・メセニー | グラミー賞ベスト・ジャズ・フュージョン・パフォーマンス |
外部リンク
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