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オジンガン打線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

オジンガン打線(オジンガンだせん)とは、2003年ヤクルトスワローズ打線愛称である。

概要

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当時若手の岩村明憲が怪我で戦線離脱し、やむなく組んだ打線の日本人選手全員が30代の「おじさん」選手であったことから、主にネット上で、「マシンガン打線」をもじって「オジンガン打線」と呼ばれた。

しかし、この年のチームの順位は読売ジャイアンツと並んで3位タイであり、チーム打率は首位の阪神タイガースに次ぐ.283という高打率をマークし、年齢を感じさせない働きを見せた。

布陣

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太字はリーグトップ。満年齢は2003年当時のもの

打順 守備 選手 満年齢 打席 打率 本塁打 打点 盗塁 出塁率 長打率 OPS 備考
1 真中満 32 .293 6 48 6 .318 .415 .732 自己最多の打点を記録
2 宮本慎也 33 .284 7 44 11 .336 .363 .698 ゴールデングラブ賞(遊)、リーグ最多犠打
3 トッド・ベッツ 30 .287 15 52 2 .329 .461 .790
4 アレックス・ラミレス 29 .333 40 124 4 .373 .616 .988 本塁打王打点王最多安打者ベストナイン(外)
5 鈴木健 33 .317 20 95 2 .392 .517 .909 ベストナイン(三)
6 古田敦也 38 .287 23 75 2 .360 .479 .840 史上17人目の4打数連続本塁打を記録
7 稲葉篤紀 31 .273 11 30 4 .336 .454 .790 史上56人目のサイクル安打を達成
8 土橋勝征 35 .302 6 27 0 .357 .429 .786
控え選手
守備 選手 満年齢 打席 打率 本塁打 打点 盗塁 出塁率 長打率 OPS 備考
城石憲之 30 .261 5 28 1 .330 .380 .709
岩村明憲 24 .263 12 35 5 .328 .461 .789 5年連続二桁本塁打
佐藤真一 38 .277 4 31 4 .309 .388 .697
飯田哲也 35 .263 3 17 3 .326 .372 .697
宮出隆自 26 .277 5 18 1 .315 .421 .737

チーム打率:.283(リーグ2位)、得点:683点(リーグ2位)、本塁打:159本(リーグ3位)。