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オオアリ属

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
オオアリ属 Camponotus
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クロオオアリの働きアリ
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: 昆虫綱 Insecta
: ハチ目(膜翅目) Hymenoptera
亜目 : ハチ亜目(細腰亜目) Apocrita
上科 : アリ上科 Formicadea
: アリ科 Formicidae
亜科 : ヤマアリ亜科 Formicinae
学名
Camponotus

オオアリ属は、ヤマアリ亜科の一属。これまでに亜種を合わせて1500種以上が記載されている[1]

形態

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体長2.5mmから20mmまで様々なサイズがあるが、4mm以上の中、大型種が多く、地上を徘徊するものが多いため、目につきやすい。触角は12節。複眼が発達している。働きアリに単眼はない。触角挿入部は頭盾後縁部から離れている。日本の種は胸部背縁は側方から見て前胸から前伸腹節にかけて弧をえがく。腹柄節は厚い鱗片状で,歯状突起を持たない。同種間でも働きアリのサイズの変異が大きく、大型と小型で形態が異なる場合が多い。特に形態の差が大きい場合、大型を兵アリとも呼ぶ[1]

脚注

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  1. ^ a b 日本産アリ類画像データべース”. 2024,5/4閲覧。