エージェント・スミス (2019年の映画)
エージェント・スミス | |
---|---|
Above Suspicion | |
監督 | フィリップ・ノイス |
脚本 | クリス・ジェロルモ |
原作 | ジョー・シャーキー『死体とFBI 情報提供者を殺した捜査官の告白』[注釈 1] |
製作 |
エイミー・アデルソン モハメド・アルラフィ アンジェラ・アマト・ベレス コリーン・キャンプ ティム・デグレイ |
製作総指揮 |
クリス・ジェロルモ リンダ・ブラッカイマー ミシェル・リトヴァク サム・オスマン ゲイリー・マイケル・ウォルターズ ボブ・ヤーリ |
出演者 |
エミリア・クラーク ジャック・ヒューストン ジョニー・ノックスヴィル |
音楽 | ディコン・ハインクリフェ |
撮影 | エリオット・デイヴィス |
編集 | マーティン・ニコルソン |
製作会社 |
MTAFプロダクションズ ホワイト・ナイト コリーン・キャンプ・プロダクションズ |
配給 |
AMGエンタテインメント ライオンズゲート |
公開 |
2020年6月19日 2021年5月7日 |
上映時間 | 104分[2] |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
興行収入 | $25,396[3] |
『エージェント・スミス』(原題:Above Suspicion)は、2019年に公開されたアメリカ合衆国のアクション映画である。監督はフィリップ・ノイス、主演はエミリア・クラークとジャック・ヒューストンが務めた。
ジョー・シャーキーが1993年に発表したノンフィクション小説『死体とFBI 情報提供者を殺した捜査官の告白』[注釈 1]を原作としている。
あらすじ
[編集]この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
ケンタッキー州の田舎町。FBIの新人捜査官、マーク・パットナムは同地で麻薬売買の捜査に当たっていた。売買を取り仕切る人物に関する情報を得るべく、マークは麻薬中毒の女性(スーザン)を利用することにした。ところが、スーザンとやり取りを重ねるうち、マークはすっかりその色香に魅了されてしまう。一方、スーザンの方は冷静さを保っており、今回の案件が人生を立て直す絶好のチャンスだと思って行動を開始していた。
キャスト
[編集]- スーザン・スミス:エミリア・クラーク
- マーク・パットナム:ジャック・ヒューストン
- キャッシュ:ジョニー・ノックスヴィル
- キャシー・パットナム:ソフィー・ロウ
- ジョー・B:カール・グルスマン
- ランディ・マッコイ:オースティン・エベール
- ジョリーン:ソーラ・バーチ
- ルーファス:ブライアン・リー・フランクリン
- ボーンズ:ルーク・スペンサー・ロバーツ
- ボブ・シンガー:ケヴィン・ダン
- トッド・イーソン:クリス・マルケイ
- デンヴァー・ローズ:オマー・ベンソン・ミラー
- ジョージア・ビール:ブリタニー・オグレイディ
- 警察官:マット・コムズ
製作
[編集]2008年11月、フィリップ・ノイスが本作の監督を務めることになった[4]。2016年5月3日、エミリア・クラークとジャック・ヒューストンがフィリップ・ノイス監督の新作映画に出演することになったと報じられた[5]。25日、オマー・ベンソン・ミラーの起用が発表された[6]。27日、ソーラ・バーチとジョニー・ノックスヴィルがキャスト入りした[7]。同月、本作の主要撮影がケンタッキー州で始まった[8]。2017年1月6日、ディコン・ハインクリフェが本作で使用される楽曲を手掛けるとの報道があった[9]。
公開・マーケティング
[編集]2019年6月20日、本作はアラブ首長国連邦で公開された。2021年4月14日、本作のオフィシャル・トレイラーが公開された[10]。
評価
[編集]本作に対する批評家の評価は芳しいものではない。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには40件のレビューがあり、批評家支持率は25%、平均点は10点満点で4.5点となっている[11]。また、Metacriticには9件のレビューがあり、加重平均値は46/100となっている[12]。
『バラエティ』のガイ・ロッジは「『エージェント・スミス』はスーザン・スミスの死の裏側にあった生に関心を向けているが、その関心はタブロイド紙のような一過性のものでしかなかった」と評している[13]。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ “死体とFBI 情報提供者を殺した捜査官の告白”. ハヤカワ・オンライン. 早川書房. 2022年5月23日閲覧。
- ^ “エージェント・スミス”. 映画.com. 2022年4月17日閲覧。
- ^ “Above Suspicion”. Box Office Mojo. 2022年4月17日閲覧。
- ^ “Phillip Noyce to Direct Above Suspicion”. MovieWeb (2008年11月10日). 2022年4月17日閲覧。
- ^ “Cannes: Emilia Clarke, Jack Huston to Star in Thriller ‘Above Suspicion’”. Hollywood Reporter (2016年5月3日). 2022年4月17日閲覧。
- ^ “Omar Miller Joins ‘Above Suspicion’; Rooster Teeth Kickstarts Another $1M; ‘The Last Gold’ Swims With Tugg”. Deadline.com (2016年5月25日). 2022年4月17日閲覧。
- ^ “Thora Birch, Johnny Knoxville Join Phillip Noyce’s ‘Above Suspicion’”. Deadline.com (2016年5月27日). 2022年4月17日閲覧。
- ^ ““Above Suspicion” begins filming in Lexington, extras wanted”. wtvq (2016年5月24日). 2022年4月17日閲覧。
- ^ “Dickon Hinchliffe Scoring Phillip Noyce’s ‘Above Suspicion’”. Film Music Reporter (2017年1月6日). 2022年4月17日閲覧。
- ^ “Above Suspicion (2021 Movie) Official Trailer – Jack Huston, Emilia Clarke”. YouTube (2021年4月14日). 2022年4月17日閲覧。
- ^ “Above Suspicion”. Rotten Tomatoes. 2022年4月17日閲覧。
- ^ “Above Suspicion (2021)”. Metacritic. 2022年4月17日閲覧。
- ^ “‘Above Suspicion’: Film Review”. Variety (2020年7月13日). 2022年4月17日閲覧。