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エヴォリューション (ジャーニーのアルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『エヴォリューション』
ジャーニースタジオ・アルバム
リリース
録音 カリフォルニア州ロサンゼルス チェロキー・スタジオ
ジャンル ロックハードロック
時間
レーベル コロムビア・レコード
プロデュース ロイ・トーマス・ベイカー
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 20位(アメリカ[3]
  • 36位(スウェーデン[4]
  • 70位(日本[1]
  • ジャーニー アルバム 年表
    インフィニティ
    (1978年)
    エヴォリューション
    (1979年)
    ディパーチャー
    (1980年)
    ミュージックビデオ
    「Lovin', Touchin', Squeezin' (Official Video - 1979)」 - YouTube
    「Just the Same Way (Official Video - 1979)」 - YouTube
    テンプレートを表示

    エヴォリューション[注釈 1]』(Evolution)は、アメリカロックバンドジャーニー1979年に発表した5作目のスタジオ・アルバム

    背景

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    ジャン=リュック・ポンティロニー・モントローズ等と活動してきたスティーヴ・スミスが新ドラマーとして加入した[5]。「トゥー・レイト」の歌詞はスティーヴ・ペリーの同郷の友人に捧げられており、当時ドラッグ依存症に陥っていた友人に、万策尽きる前に街を出るべきだと諭した内容である[6]

    前作『インフィニティ』(1978年)に続きロイ・トーマス・ベイカーがプロデューサーに起用された。ただし、バンド側はベイカーの仕事に不満を抱いており、スティーヴ・ペリーは後のインタビューにおいて、ベイカーと再び組んだのは、ベイカーの下で働いていたレコーディング・エンジニアのジェフ・ワークマンが目当てだったと語っている[2]

    反響・評価

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    アメリカのBillboard 200では20位に達し、自身2作目の全米トップ40アルバムとなった[3]。本作からは「ジャスト・ザ・セイム・ウェイ」(全米58位)、「ラヴィン、タッチン、スクウィージン」(全米16位)、「トゥー・レイト」(全米70位)がシングル・ヒットした[3]。日本では『未来への招待状』(1976年)以来のオリコンLPチャート入りを果たし、最高70位を記録した[1]

    John Franckはオールミュージックにおいて5点満点中4.5点を付け「ジャーニーは5作目のアルバムで、ジャズ/プログ・ロックの名手からアリーナ・ロックのスーパースターへの転身を達成してみせた」と評している[7]

    収録曲

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    1. マジェスティック - "Majestic" (Steve Perry, Neal Schon) - 1:15
    2. トゥー・レイト - "Too Late" (S. Perry, N. Schon) - 2:58
    3. ラヴィン、タッチン、スクウィージン - "Lovin', Touchin', Squeezin'" (S. Perry) - 3:50
    4. エンジェルの街 - "City of the Angels" (S. Perry, Gregg Rolie, N. Schon) - 3:07
    5. 遙かなる旅路 - "When You're Alone (It Ain't Easy)" (S. Perry, N. Schon) - 3:09
    6. スウィート・アンド・シンプル - "Sweet and Simple" (S. Perry) - 4:13
    7. ラヴィン・ユー - "Lovin' You Is Easy" (S. Perry, N. Schon, Greg Errico) - 3:37
    8. ジャスト・ザ・セイム・ウェイ - "Just the Same Way" (G. Rolie, N. Schon, Ross Valory) - 3:17
    9. ドゥ・ユー・リコール - "Do You Recall" (S. Perry, G. Rolie) - 3:13
    10. デイドリーム - "Daydream" (S. Perry, G. Rolie, N. Schon, R. Valory) - 4:41
    11. レディ・ラック - "Lady Luck" (S. Perry, N. Schon, R. Valory) - 3:36

    参加ミュージシャン

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    脚注

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    注釈

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    1. ^ 現行の再発CDに準拠。日本初回盤LP (25AP 1355)及び紙ジャケットCDの帯では『エヴォルーション (銀嶺の翼)』となっている。

    出典

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    1. ^ a b c 『オリコンチャート・ブックLP編(昭和45年‐平成1年)』(オリジナルコンフィデンス/1990年/ISBN 4-87131-025-6)p.164
    2. ^ a b Giles, Jeff (2015年4月5日). “36 Years Ago: Journey Release 'Evolution'”. Ultimate Classic Rock. Diffuser Network. 2016年3月15日閲覧。
    3. ^ a b c Journey | Awards | AllMusic
    4. ^ swedishcharts.com - Journey - Evolution
    5. ^ Prato, Greg. “Steve Smith - Biography & History”. AllMusic. 2016年3月15日閲覧。
    6. ^ Too Late by Journey”. Songfacts. 2016年3月15日閲覧。
    7. ^ Franck, John. “Evolution - Journey”. AllMusic. 2016年3月15日閲覧。