エンガ州
表示
エンガ州 (エンガしゅう、Enga Province)は、パプアニューギニアの中部、ニューギニア島の東部の山岳地方に位置する州である。州都はワバック。州の面積は12,800 km2。人口は43万2045人(2011年国勢調査)[1]。
地理
[編集]エンガ州はパプアニューギニアで最も標高が高いエリアで、州のほとんどのエリアで標高2000mを越えている。標高の低いエリアは谷になっていて、州を流れる2つの主要な河川であるフライ川の支流Lagaip川及びセピック川支流のライ川の分水嶺となっている。
住民
[編集]言語
[編集]トランス・ニューギニア語族のエンガ語、Ipili語(英語版)、Kyaka語(英語版)などが使用される。
産業
[編集]→詳細は「en:Porgera Gold Mine」および「en:Barrick Gold」を参照
災害
[編集]→詳細は「パプアニューギニア地滑り」を参照
2024年5月24日未明、エンガ州のヤンバリ村で大規模な地すべりが発生。多くの住民が住む建物や農地が土砂の下敷きとなった。村の人口数は4000人以上であったと推測され、半数の2000人以上が犠牲になったものと推測されている[2]。
脚注
[編集]- ^ “Papua New Guinea”. City Population.de. Thomas Brinkhoff. 26 June 2012閲覧。
- ^ “地滑りで2000人が生き埋めか パプアニューギニア”. CNN (2024年5月27日). 2024年5月27日閲覧。