エレニ・カラインドルー
表示
エレニ・カラインドルー Ελένη Καραΐνδρου | |
---|---|
生誕 | 1941年11月25日(82歳) |
出身地 | ギリシャ ティヒオ |
ジャンル | クラシック音楽、映画音楽 |
職業 | 作曲家、ピアニスト |
担当楽器 | ピアノ |
活動期間 | 1975年 - |
レーベル | ECM |
エレニ・カラインドルー[1](英語: Eleni Karaindrou、ギリシア語: Ελένη Καραΐνδρου、1941年11月25日[2] - )は、ギリシャの女性作曲家。
経歴
[編集]ティヒオ(Τείχιο)に生まれ、アテネで成長[2]。エリニコ・オディオ(Ελληνικό Ωδείο)でピアノと音楽理論を学び、1969年から1974年にかけてパリで民族音楽を研究し、ギリシャに戻った。
映画音楽や劇場用音楽の作曲など、多方面で活躍している。多くの映画監督との協力関係があるが、1982年以来、テオ・アンゲロプロスの多くの映画作品(『霧の中の風景』『永遠と一日』『エレニの旅』など)で作曲をしている。
ディスコグラフィ
[編集]アルバム
[編集]- The Great Vigil (1975年、Minos)
- The Price of Love (1983年、Minos)
- Voyage to Cythera (1984年、Minos)
- The Beekeeper (1986年、Minos)
- Landscape in the Mist (1988年、Milan)
- Herod Atticus Odeon (1988年、Minos) ※ライブ
- L'Africana (1990年、Minos)
- Unreleased Recordings (1991年、Minos)
- The Suspended Step of the Stork (1991年、Minos)
- 『ミュージック・フォー・フィルムズ』 - Music for Films (1991年、ECM)
- 『「こうのとり、たちずさんで」オリジナル・サウンドトラック』 - The Suspended Step of the Stork (1992年、ECM)
- 『「ユリシーズの瞳」オリジナル・サウンドトラック』 - Ulysses' Gaze (1995年、ECM)
- Rosa, Wandering (1996年、Lyra)
- 『「永遠と一日」オリジナル・サウンドトラック』 - Eternity and a Day (1998年、ECM)
- 『トロイアの女たち』 - Trojan Women (2001年、ECM)
- 『「エレニの旅」オリジナル・サウンドトラック』 - Trilogy 1 The Weeping Meadow (2004年、ECM)
- 『絶滅に寄せる哀歌』 - Elegy of the Uprooting (2005年、ECM) ※ライブ。DVD版もある
- The 10 (Greek TV: "το 10") (2008年、Mikri Arktos/ECM)
- Dust of Time (2009年、ECM)
- 『コンサート・イン・アテネ』 - Concert in Athens (2013年、ECM) ※ライブ
- Medea (2014年、ECM)
- Music for the Small Screen - Original Recordings [1976-1989] (2014年、Mikri Arktos)
- Music and songs for the theater (2015年、Mikri Arktos) ※1983年-1993年録音
- Pothοi Kato Apo Tis Lefkes / Glyko Pouli Tis Niotis (2017年、Mikri Arktos)
- 『ダヴィデ』 - David (2016年、ECM)
- Tous des Oiseaux (2019年、ECM)
フィルモグラフィ
[編集]映画
[編集]脚注
[編集]- ^ 「エレニ・カラインドロウ」と転写されることもあるが、ギリシャ語の"ρου"は「ル」もしくは「ルー」と転写し得るものである。
- ^ a b Ankeny, Jason. “Eleni Karaindrou - Biography”. AllMusic. 2015年3月16日閲覧。