エビガラスズメ
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エビガラスズメ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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Agrius convolvuli(1933年)
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分類 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Agrius convolvuli (Linnaeus, 1758)[1] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
シノニム | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Sphinx convolvuli Linnaeus, 1758 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
エビガラスズメ(蝦殻天蛾) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Sweetpotato hornworm | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
エビガラスズメ(蝦殻天蛾、学名: Agrius convolvuli)は、チョウ目スズメガ科の昆虫。ガの一種。発生期間は6~11月。
寄主植物
[編集]幼虫の食草は、ヒルガオ科のサツマイモ、アサガオ、マメ科、ゴマ科、ナス科。成虫は夜行性で口吻が長く、ヨルガオなど筒状の花の蜜や樹液を吸う。
外見
[編集]成虫は腹部に黒・桃・白の縞模様があり、エビに似ている。
大きさは35㎜~45㎜ほど。
幼虫はふつう5齢までだが、まれに6齢になる個体がいる。終齢で大きさは9㎝前後。
4齢まではほぼ緑色で、脱皮して色が変わることがある。柄が目立つものや黒っぽい体のものもいて、その色彩は変化に富んでいる。
お尻のほうに角が付いているが、毒はない。
蛹
[編集]成熟した幼虫は土に潜り、蛹化する。蛹には長い小腮環(しょうさいかん)が付いていて、エビガラスズメの蛹の特徴。蛹で越冬する。
分布
[編集]日本(北海道、本州、四国、九州、種子島、屋久島、奄美大島、沖縄本島、宮古島、伊良部島、石垣島、西表島、与那国島、南大東島、北大東島)、旧北区、東洋区、エチオピア区、台湾、東南アジア、太平洋[1]。
脚注
[編集]- ^ a b “日本産昆虫学名和名辞書(DJI)”. 昆虫学データベース KONCHU. 九州大学大学院農学研究院昆虫学教室. 2012年4月9日閲覧。
参考文献
[編集]- 福田晴夫ほか『昆虫の図鑑 採集と標本の作り方 : 野山の宝石たち』(増補改訂版)南方新社、2009年、65頁。ISBN 978-4-86124-168-0。
- 安田守『イモムシハンドブック』高橋真弓・中島秀雄監修、文一総合出版、2010年、73頁。ISBN 978-4-8299-1079-5。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- "Agrius convolvuli". National Center for Biotechnology Information(NCBI) (英語).
- "Agrius convolvuli" - Encyclopedia of Life
- “Species details” (英語). Catalogue of Life. 2012年4月9日閲覧。
- “エビガラスズメ”. みんなで作る日本産蛾類図鑑V2. 2012年4月9日閲覧。
- 青木繁伸 (2008年10月20日). “エビガラスズメ(蝦殻天蛾)”. 幼虫図鑑. 群馬大学社会情報学部. 2012年4月9日閲覧。