東京羽田ヴィッキーズ
東京羽田ヴィッキーズ Tokyo Haneda Vickies | |||
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愛称 | ヴィッキーズ | ||
所属リーグ | Wリーグ | ||
創設年 | 1972年 | ||
チーム史 | |||
本拠地 | 東京都大田区 | ||
アリーナ |
大田区総合体育館 | ||
収容人数 | 4,012人 | ||
チームカラー | ブルー | ||
運営法人 | 一般社団法人羽田ヴィッキーズ女子バスケットボールクラブ | ||
代表者 | 髙野稔 | ||
ヘッドコーチ | 萩原美樹子 | ||
公式サイト | http://vickies.jp/ | ||
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創立者 | 松村清一 |
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団体種類 | 一般社団法人 |
設立 | 2013年 |
所在地 |
東京都大田区羽田4丁目2番10号 星陽ビル |
法人番号 | 4010805001964 |
起源 | 荏原製作所女子バスケットボール部 |
主要人物 | 代表理事 髙野稔 |
活動地域 | 日本・東京都 |
活動内容 | バスケットボールの普及 |
ウェブサイト | http://vickies.jp |
東京羽田ヴィッキーズ(とうきょうはねだヴィッキーズ、英: Tokyo Haneda Vickies)は、日本の女子バスケットボールチーム。東京都大田区を中心とする東京都内全域をホームタウン[1]としてWリーグに所属している。
前身は荏原製作所が運営していた実業団チームで、現在は一般社団法人羽田ヴィッキーズ女子バスケットボールクラブが運営する地域密着型クラブチームとして活動している。
概要[編集]
東京都で唯一のWリーグ所属プロバスケットボールクラブ[1]であり、運営法人の所在地は東京都大田区。活動範囲は大田区を中心とする東京都内全域で、企業チームの多いWリーグの中で地域密着型のプロチームとして地域活動やクリニックを積極的に行っている。
前身は大田区羽田旭町に本社を置く機械メーカーの荏原製作所の女子バスケットボール部で、1971年に創設、2013年に地域クラブとして生まれ変わり、地域名を冠した「羽田ヴィッキーズ」となった。2017年より2020年東京五輪に向け、東京が大きく注目を浴びる事、より上の順位を目指すことの考えから、チーム名に「東京」を加え、「東京羽田ヴィッキーズ」に変更した。
ホームゲーム[編集]
チームが所在する大田区の大田区総合体育館の他、東京都内各所[1]、関東近郊(富津市、港区、練馬区、八王子市、藤沢市)などでもホームゲームを開催する。2014年まで大森スポーツセンターも使用していた。練習場所は荏原製作所の工場敷地内にあった「畠山記念体育館」をホームコートとしていたが、工場移転に伴い2010年1月を以って取り壊され、以降は近隣の「つばさ総合高校」「蒲田女子高校」の施設を借りて練習を行っていたが、2013年10月より「ヤマトフォーラム」(荏原製作所羽田工場跡地の羽田クロノゲート内)をメインの練習場としている。
観光PR特使[編集]
2012年に「大田区観光PR特使」に任命された。観光PR特使としては初のスポーツ分野からの選出。2022年で11期連続となる[2]。
チーム名[編集]
羽田[編集]
2012年に運営法人を新たに設立する際の候補として「大田」「東京」「羽田」などが候補に上がった中から、大田区のシンボルで東京の玄関口である「羽田」を採用し、「一般社団法人羽田ヴィッキーズ女子バスケットボールクラブ」とした。翌2013-14シーズンからチーム名も「羽田ヴィッキーズ」に改称した[1]。地域のブランドイージとクラブの今後の活躍がリンクするように願いを込めた。2017年に東京を代表するクラブとしてチーム名を「東京羽田ヴィッキーズ」と再度改称した。
ヴィッキーズ(VICKIES)[編集]
「Victorius(勝利)」「Intensity(激しさ)」「Courage(勇気)」「Knowledge(知恵)」「Integrity(誠実さ)」「Energy(活動力)」「Strength(力強さ)」それぞれの頭文字から取った造語で、荏原製作所の社内公募によって決まった[1]。
歴史[編集]
- 1972年、佐久間道博の情熱が発端となり荏原製作所の実業団チームとして創部される。当初は関東実業団リーグの1部と2部で活動。
- 1990年、荏原グループに後援会が発足し、チーム強化が始まる。チーム名を「荏原製作所ハローヴィッキーズ」とする。
- 2001年、WJBLに新規入会。チーム名を「荏原製作所エバラヴィッキーズ」に変更し、丸山健治が初代ヘッドコーチに就任。
- 2004年、坂根茂がヘッドコーチに就任。
- 2005年、モントリオール五輪代表の桑田健秀(大田区出身)がヘッドコーチに就任。
- 2007年、チーム名を「エバラヴィッキーズ」に変更。
- 2008年、チャレンジ!おおいた国体バスケットボール競技に東京都代表として出場し優勝を飾る。
- 2012年、WJBL再編に伴いWリーグ所属に。これに伴い運営母体「一般社団法人羽田ヴィッキーズ女子バスケットボールクラブ」が設立される。2012年シーズンは「エバラヴィッキーズ」としてリーグに参加。[3]外山英明がヘッドコーチ就任。
- 2013年、チーム名を「羽田ヴィッキーズ」に改称。実業団から大田区をホームタウンとするプロクラブに移管。なお、荏原製作所はメインスポンサーとして引き続き支援をしている。元金沢総合高校監督の星澤純一がヘッドコーチ就任。
- 2015年、元男子日本代表の古田悟がヘッドコーチに就任。[4]
- 2017年、第18回Wリーグで、クラブ史上初の二桁勝利をあげ、プレーオフに進出した[5]。チーム名を「東京羽田ヴィッキーズ」に改称[6]。前山形ワイヴァンズHCの棟方公寿がヘッドコーチ就任[7]。
- 2018年、本橋菜子がクラブ史上初の日本代表に選出され、FIBA ワールドカップに出場。
- 2019年、第20回Wリーグでクラブ史上二度目のプレーオフ進出とクラブ史上初のプレーオフでの勝利を達成。最終順位はクラブ史上最高の6位。
- 2019年、9月24日~29日までインド・バンガロールで開催された「FIBA 女子アジアカップ 2019」にて女子日本代表チームが大会4連覇。東京羽田ヴィッキーズより代表選出された本橋菜子が、平均17点を挙げて得点王、平均5本でアシスト王のリーダーズ2部門でトップに立ち、オールスター5とともにMVPを受賞。
- 2021年、3月元女子日本代表の萩原美樹子がヘッドコーチ就任。
- 2021年、7月27日~8月8日、東京オリンピックに本橋菜子が日本代表として出場。準優勝し銀メダルを獲得。
成績[編集]
年度 | リーグ | 回 | レギュラーシーズン | プレイオフ | 最終結果 | 皇后杯 | ||
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勝 | 敗 | 順位 | ||||||
2001-02 | W1リーグ | 3 | 2 | 13 | 6位 | --- | ||
2002-03 | 4 | 4 | 8 | 5位 | --- | |||
2003-04 | 5 | 1 | 11 | 4位 | --- | |||
2004-05 | 6 | 5 | 7 | 3位 | --- | |||
2005-06 | 7 | 6 | 10 | 3位 | --- | 2回戦 | ||
2006-07 | 8 | 11 | 5 | 2位 | --- | 1回戦 | ||
2007-08 | 9 | 8 | 8 | 3位 | --- | 3回戦 | ||
2008-09 | 10 | 8 | 8 | 3位 | --- | 2回戦 | ||
2009-10 | 11 | 11 | 5 | 2位 | --- | 3回戦 | ||
2010-11 | 12 | 7 | 9 | 3位 | --- | 3回戦 | ||
2011-12 | 13 | 10 | 6 | 3位 | --- | 3回戦 | ||
2012-13 | Wリーグ | 14 | 5 | 17 | 11位 | --- | 11位 | 2回戦 |
2013-14 | 15 | 4 | 29 | 11位 | --- | 11位 | 2回戦 | |
2014-15 | 16 | 2 | 28 | 10位 | --- | 10位 | 3回戦 | |
2015-16 | 17 | 3 | 17 | 9位 | --- | 9位 | 3回戦 | |
2016-17 | 18 | 10 | 17 | 8位 | QF敗退 | 8位 | 2回戦 | |
2017-18 | 19 | 9 | 24 | 10位 | --- | 10位 | 4回戦 | |
2018-19 | 20 | 8 | 14 | 8位 | QF敗退 | 6位 | 4回戦 | |
2019-20 | 21 | 5 | 11 | 8位 | 中止 | 8位 | 4回戦 | |
2020-21 | 22 | 3 | 14 | 東5位 | --- | --- | 2回戦 | |
2021-22 | 23 | 6 | 16 | 9位 | --- | 9位 | 4回戦 | |
2022-23 | 24 | 7 | 19 | 11位 | --- | 11位 | 4回戦 | |
2023-24 | 25 | 8 | 18 | 10位 | --- | 10位 | 4回戦 |
- F:ファイナル、SF:セミファイナル、QF:クォーターファイナル、SQF:セミクォーターファイナル
※19-20、20-21シーズンはコロナ感染症により一部試合が中止となる。
獲得タイトル[編集]
国体:優勝1回(2008年)
個人賞[編集]
選手とスタッフ[編集]
現行ロースター[編集]
東京羽田ヴィッキーズ ロースター
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選 手 | スタッフ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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歴代ヘッドコーチ[編集]
過去の主な所属選手[編集]
ユニフォームスポンサー[編集]
- サプライヤー:PENALTY
- 前面:荏原製作所 / ミンカブ・ジ・インフォノイド
- 背面:水ing
マスコットキャラクター[編集]
- ヴィッキーちゃん
脚注[編集]
- ^ a b c d e ヴィッキーズについて公式サイト 2021年8月21日閲覧
- ^ 大田区観光PR特使
- ^ ヴィッキーズについて
- ^ ヘッドコーチ契約合意のお知らせ
- ^ 2017年1月29日(日) 2016-2017プレーオフ進出チームの決定!
- ^ ヴィッキーズについて
- ^ コーチ契約合意のお知らせ(棟方公寿HC、高橋翔AC)
関連項目[編集]
- 川崎ブレイブサンダース - 荏原製作所がオフィシャルスポンサーに名を連ねる。
- アースフレンズ東京Z - 2015年より大田区観光PR特使。
外部リンク[編集]
- 東京羽田ヴィッキーズ公式サイト
- 東京羽田ヴィッキーズ (TokyoHanedaVickies) - Facebook
- 東京羽田ヴィッキーズ (@VickiesStaff) - X(旧Twitter)