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エアアジア・ゼスト

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
エアアジア・ゼスト
AirAsia Zest
IATA
Z2
ICAO
EZD[1]
コールサイン
ZEST[2]
設立 1995年9月
運航開始 1996年4月
運航停止 2016年1月(エアアジア・フィリピンと合併)
ハブ空港 ニノイ・アキノ国際空港(ターミナル3・4)
マクタン・セブ国際空港
親会社 AMY Holdings
保有機材数 16機
就航地 30都市
本拠地 フィリピン マニラ パサイ
代表者 Michael Romero (Chairman)
外部リンク http://www.airasia.com/ph/en/
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エアアジア・ゼストAirAsia Zest)はフィリピン格安航空会社であった。旧社名はゼスト・エアウェイズ(Zest Airways, 2008-2013)、アジアン・スピリット(Asian Spirit, 1995-2008)であった。2016年1月にエアアジア・フィリピンと経営統合した。

概要

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アジアン・スピリットのYS-11

1995年、Antonio "Toti" Turalba、 Emmanuel "Noel" Oñate、Archibald Poの3人が出資して前身の Airline Employees Cooperative (AEC)を設立し、名称はアジアン・スピリット(Asian Spirit)として運航した。当初は2機の航空機でマニラとリゾート間を単純往復する運航を行っていたが、運用効率を上げるため就航地を増やしていき、1997年にアジアン・スピリットとして法人設立した。

旧ロゴ
ゼスト・エアウェイズのA319

2008年3月にZest-O Corp(フルーツジュースのメーカー)のオーナー、Alfredo M. Yaoが同社を買収、社長に就任し、9月に社名をアジアン・スピリットからゼスト・エアウェイズ (Zest Airways) に変更した。以前は、ダバオ-コロール間に国際線を運航していた。その後、以前からのメイン路線のマニラ-カティクラン線を中心に国内線のみを運航していたが、再び国際線の運航を開始した。また、ジェットブルーより、エアバスA320を購入し、マニラ-セブ、ダバオ線などに投入している。2011年8月、マニラ-クアラルンプール線の運行申請を出した。

2013年8月16日、フィリピン民間航空局により、技術的な問題点や違反があったとし運航停止命令を受け、8月17日から8月19日まで全便運休した[3]

エアアジア・グループとの提携

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2013年3月、ゼストエアウェイズは、エアアジア・フィリピンとの間で戦略的な提携関係を結ぶと発表[4]した。同年10月には ゼスト・エアウェイズ(Zest Airways) から エアアジア・ゼスト(AirAsia Zest) に社名変更し、クラーク国際空港を拠点にしていたエアアジア・フィリピンの運航を2014年1月で終了させると公表された[5]。2016年には、エアアジア・フィリピンと統合、新社名は Philippines AirAsia Inc. となった。

保有機材

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エアバス A320-200
エアバス A320-200"Solaire Resort and Casino"

エアアジア・フィリピンとの経営統合前

AirAsia Zest Fleet
機材 保有数 オーダー数 座席数
(Economy)
路線、備考
エアバスA319 1 0 144 国内線・国際線
エアバスA320 15 0 180 国内線・国際線

2014年7月現在[6]

過去の機材

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就航路線

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国内線

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ルソン

ビサヤ

ミンダナオ

国際線

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脚注

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  1. ^ かつては“RIT”
  2. ^ かつては“SPIRIT”
  3. ^ 公式twitter
  4. ^ エアアジア・フィリピン、ゼスト・エアウェイズと提携へ”. フライチーム (2013年3月12日). 2013年12月5日閲覧。
  5. ^ エアアジア、フィリピンでの運航拠点を変更 クラークから撤退へ”. フライチーム (2013年9月25日). 2013年12月5日閲覧。
  6. ^ AirAsia Zest Fleet Details and History Planespotters.net
  7. ^ フィリピンLCCのゼスト・エアウェイズ、マニラ発着の3路線を就航”. フライチーム (2013年5月30日). 2013年12月5日閲覧。

外部リンク

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