ウルクル
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ウルクル | |
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標高 | 1,419 m |
所在地 |
フランス・アキテーヌ地域圏ピレネー=アトランティック県 スペイン・ナバーラ州 |
位置 | 北緯43度02分44.52秒 西経01度14分28.6秒 / 北緯43.0457000度 西経1.241278度座標: 北緯43度02分44.52秒 西経01度14分28.6秒 / 北緯43.0457000度 西経1.241278度 |
山系 | ピレネー山脈 |
プロジェクト 山 |
ウルクル(バスク語: Urkulu, バスク語発音: [uɾˈkulu])は、ピレネー山脈西部の山。スペインとフランスにまたがっており、バスク地方の象徴的な山である。ピレネー山脈西部にあり、山麓にはスペイン・ナバーラ州ロンセスバージェスがあり、スペイン=フランス国境はロンセスバージェス峠(ロンスヴォー峠)である。
地理
[編集]ウルクルには、スペイン・ナバーラ州のオルバイツェタ旧兵器工場から、またはフランス・バス・ナヴァールのBéhérobieから(オルガンビデシュカ峠経由)、容易に訪れることができる。ピレネー山脈の南斜面に沿って東西に、GR長距離遊歩道11番が伸びている。
歴史
[編集]ウルクルの山頂からは北斜面も南斜面も広く見渡すことができ、山頂にはローマ時代に遡る塔の遺構が残っている。この塔はローマ人によるアキテーヌ地方の征服を記念して建立されたものであり、中近世には物見櫓として使用された。ローマ時代の「Summum Pyreneum」はアストビスカル峠からちょうど2km離れたAb Asturica Burdigalam道路と同定されている。このため、J・Mヒメノ・フリオやP・ナルバイツなどの研究者は、778年のロンセスバージェスの戦いがウルクルから近い場所で行われたと主張している。ロンセスバージェスの戦いではフランク王国のカール大帝軍がこの地のバスク人に敗北し、この戦いで戦死したとされるローランは叙事詩「ローランの歌」のモデルとなった。サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路はロンセスバージェス峠を超えている。