ウズルグ・フラマーダール
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ウズルグ・フラマーダール (LBʾ plmtʾr,[1]はサーサーン朝の官職で、後のイスラーム時代の大宰相に相当する[2]。ウズルグ・フラマダールという言葉は大司令官または大司令機関という意味を持つ。
ウズルグ・フラマダールの一覧
[編集]名前 | 画像 | 在職期間 | 仕えた王 | 出身 | 備考/出典 |
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アバルサーム | アルダシール1世 | [3][2] | |||
ホスロー・ヤズデギルド | ヤズデギルド1世 | [2] この時の役職名は「ハルマダーラー・ラッバー」[4]。 | |||
ミフル・ナルセ[2] | ヤズデギルド1世・バハラーム5世 | スーレーン家 | このとき、ウズルグ・フラマダールの役職が創設されたとも[5]。 | ||
スーレーン・パフラブ[2] | バハラーム5世 | スーレーン家 | ミフル・ナルセと同一人物の可能性もある[5]。 | ||
スフラー・カーレーン | 484年~493年 | バラーシュ・カワード1世 | カーレーン家 | ||
ボゾルグメフル (pal:ウズルグミフル・ボーフタラーン・カーレーン) |
カワード1世・ホスロー1世 | カーレーン家 | スフラーの息子 | ||
イザード・グシュナスプ | ホスロー1世 | ミフラーン家 | 弟のファリーブルズも大宰相についていた[6]。 | ||
ヴィンドゥーヤ | ホスロー2世 | イスパフベダーン家 | |||
ペーローズ・ホスロー |
カワード2世・アルダシール3世 | [7]。 | |||
マーフ・アードゥル・グシュナスプ | アルダシール3世 | イスパフベダーン家 | [8] | ||
ファッルフ・ホルミズド | ボーラーン | イスパフベダーン家 | [9]、後にホルミズド5世として即位する |
脚注
[編集]- ^ “Welcome to Encyclopaedia Iranica”. 2025年1月12日閲覧。
- ^ a b c d e Chaumont, Marie-Louise (2000). "FRAMADĀR". In Yarshater, Ehsan (ed.). Encyclopædia Iranica, Volume X/2: Forūḡī–Fruit. London and New York: Routledge & Kegan Paul. pp. 125–126. ISBN 978-0-933273-41-2。
- ^ E. Yarshater, “Abarsam,” Encyclopædia Iranica, I/1, pp. 67-68; available online at http://www.iranicaonline.org/articles/abarsam (accessed on 10 January 2014).
- ^ 青木 2020 p,194
- ^ a b 青木 2020 p,193
- ^ 青木 2020 p,251
- ^ 青木 2020 p,305
- ^ 青木 2020 p,306
- ^ 青木 2020 p,308
参考文献
[編集]- 青木健『ペルシア帝国』講談社〈講談社現代新書〉、2020年8月。ISBN 978-4-06-520661-4。