ウォーリー・ウォーラス
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ウォーリー・ウォーラス | |
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ウッディー・ウッドペッカーの短編映画作品のキャラクター | |
初登場 | ペッカーとウォーラス浜辺の対決(1944年10月16日) |
最後の登場 | ウッディー・ウッドペッカー(2020年) |
作者 |
ウォルター・ランツ[1] ウォルター・ランツ・プロダクション |
声 |
ジャック・マザー(1944年–1948年) ウィリアム・ライト(1946年) ハーブ・リットン(1947年)[2] ハリー・スチュワート(1949年)[3] ダラス・マッケノン(1953年-1954年) メル・ブランク(1953年–1954年)[4] ポール・フリーズ(1961年) ドーズ・バトラー(1964年–1965年)[5] ビリー・ウェスト(1999年–2002年) トム・ケニー(2018年 - 現在) |
詳細情報 | |
種族 | セイウチ |
性別 | 男性 |
恋人 | ウェンディ・ウォーラス |
親戚 | ウィリー・ウォーラス(甥) |
国籍 | スウェーデン |
ウォーリー・ウォーラス(英: Wally Walrus)は、1940年代から1960年代にウォルター・ランツ・プロダクションが制作した映画に登場しアニメキャラクターであり[6]、セイウチをモチーフにしている。
歴史
[編集]ほとんどの登場回では、スウェーデン語のアクセントで話し、頭の回転が遅く、すぐに怒り出す。よく「マイ・ボニー」を口ずさんでいる。ウッディー・ウッドペッカーの主な敵として描かれることが多く、バズ・バザードと同様にウッディーと行動を共にする[7]。
声を担当したのは、初登場時とそれ以降の作品では、ラジオでシスコ・キッドの声を担当していたジャック・マザーである。ランツのストックプレーヤーであるウィリアム・ライトは、『危ない運転手』でスウェーデン人らしくない成長した声を与えた。ウォーリーはチリー・ウィリーと共に『Clash and Carry』や『Tricky Trout』にも出演しており、これにはポール・フリーズが声を担当した。
ウォーリーの外見は年々多少変化しており、顔色は暗い色から明るい色の肉眼で、様々な大きさの牙があり、持っていたり、持っていなかったりして描かれている。『ニュー・ウッディ・ウッドペッカー・ショー』では、ウォーリーの口と牙を別々に描いて、鼻の穴から牙が出ているように見せるという作画ミスがあった。
ウォーリーはウッディー同様、『ロジャー・ラビット』のラストシーンにカメオ出演したほか、さまざまな紙媒体やグッズに登場した。また、『ニュー・ウッディ・ウッドペッカー・ショー』のレギュラー・キャラクターで、ビリー・ウェストが声を担当していた。2018年の『ウッディー・ウッドペッカー』にも登場し、ウェンディという彼女もいる[8]。
登場作品
[編集]→「Wally Walrus filmography」も参照
- ペッカーとウォーラス浜辺の対決(1944年10月16日)
- 二人でスキー(1944年11月13日)
- ごちそうを手に入れろ(1945年2月5日)
- The Dippy Diplomat(1945年8月27日)
- お風呂騒動(1946年7月1日)
- 危ない運転手(1946年8月26日)
- Smoked Hams(1947年4月28日)
- The Overture to William Tell(1947年)
- キツツキの自動車(1947年6月30日)
- ペッカーのシルクハット(1948年2月16日)
- 宴会で大騒ぎ(1948年3月3日)
- Kiddie Koncert(1948年)
- 赤ちゃんペッカー(1948年5月2日)
- Dog Tax Dodgers(1948年)
- 深い深い眠り(1951年3月26日)
- キツツキの射撃大会(1951年7月23日)
- The Woody Woodpecker Polka(1951年10月29日)
- Stage Hoax(1952年4月21日)
- What's Sweepin'(1953年)
- Buccaneer Woodpecker(1953年4月20日)
- Operation Sawdust(1953年)
- Socko in Morocco(1954年1月18日)
- Alley to Bali(1954年3月15日)
- Sven Honk(1954年)
- The Great Outdoors(1955年)
- Clash and Carry(1961年)
- Tricky Trout(1961年)
脚注
[編集]- ^ “Walter Lantz, 93, the Creator Of Woody Woodpecker, Is Dead”. The New York Times 2011年11月22日閲覧。
- ^ “This is What A Woody Woodpecker Radio Show Would Have Sounded Like”. Cartoon Brew (25 March 2013). 25 June 2020閲覧。
- ^ Ohmart, Ben (2012) (英語). Mel Blanc: The Man of a Thousand Voices. BearManor Media. p. 729. ISBN 978-1-5939-3788-1
- ^ “A Birthday Look at Mel Blanc’s Woody Woodpecker Records -”. cartoonresearch.com (29 May 2018). 13 November 2020閲覧。
- ^ “More Public Service Announcements -”. cartoonresearch.com (28 June 2014). 11 November 2020閲覧。
- ^ Lenburg, Jeff (2006). Who's Who in Animated Cartoons. New York: Applause Theatre & Cinema Books
- ^ Rovin, Jeff (1991). The illustrated encyclopedia of cartoon animals (1st ed ed.). New York: Prentice Hall Press. ISBN 0-13-275561-0. OCLC 24319921
- ^ Amidi, Amid (2018年11月23日). “Universal Is Producing New Woody Woodpecker Shorts For Youtube” (英語). Cartoon Brew. 2021年5月17日閲覧。