ウェブマネートランスファー
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事業分野 | 決済サービスプロバイダ |
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設立 | 1998年 |
本社 | 、 |
ウェブサイト | 公式ホームページ |
ウェブマネートランスファーは、1998年にロシアで設立されたオンライン決済サービスを提供する企業(WM Transfer Ltd.)、また同社が提供するオンライン決済サービスの名称(WebMoney Transfer)である。
オンライン決済サービス
[編集]WebMoney Transfer(単にWebMoneyと表記することもある)は、ロシアで主要な決済サービスプロバイダのひとつである[2][3][4][5]。ロシアやEUなどで利用することができるが、アメリカ合衆国やカナダなどでは利用することができない[6]。
エスクロー方式での商取引を含め、P2Pでの決済に利用される[7]。送金手数料は50ユーロを上限として、取引金額の0.8%である[7]。受け取りは無料である。
1998年11月、アメリカドル建てでの送金システムとしてロシアで創始された。時は折しも、1998年のロシア財政危機の結果、ロシアの通貨ルーブルが下落し、ロシア国内でアメリカドルの流通が増大していた頃であった[8]。
2016年7月現在、WM Transfer社は世界で3000万人の登録者数と10万店以上の利用可能な店舗があると公表している[7][9]。
通貨
[編集]全ての「財布」アカウントには、金 (WMG)、USドル (WMZ)、ルーブル (WMR)、ユーロ (WME)、そしてフリヴニャ (WMU)として預金できる。アカウントの識別には、WM-IDと呼ばれる文字列が使われる。ただし、取引先へ匿名での送金も可能である。
一部の国では「WMカード」を購入することでアカウントの残高を増やすことができる。
脚注
[編集]- ^ “Company Overview of WM Transfer Ltd.”. Bloomberg News. 2019年4月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月4日閲覧。
- ^ “TNS Studies the Popularity of E-Money in Russia”. Yandex.Money (2014年5月29日). 2018年2月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年2月28日閲覧。
- ^ “WebMoney Europe: We are not just an e-wallet, we create the environment for doing business online”. Banks.eu. 2016年4月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年1月18日閲覧。
- ^ “Exclusive Interview: Vladimir Sharko, Director, International Business Development, WebMoney Transfer” (英語). The Paypers. 2016年8月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年2月9日閲覧。
- ^ “WebMoney Owner and Administrator” (英語). WebMoney. 2018年2月9日閲覧。
- ^ “wmtransfer.com / Legal Information / Transfer”. www.wmtransfer.com. 2020年5月8日閲覧。
- ^ a b c “eWallets: the future of digital money?”. Odgers Berndtson. 2018年2月9日閲覧。
- ^ Mullan, Philip Carl (2014). WebMoney Transfer. Palgrave Macmillan. ISBN 9781137382559
- ^ “WebMoney Statistics” (英語). WebMoney. 2018年2月9日閲覧。